人恋酒場 (By 南風)


これはフィクションであり登場人物は実在いたしません。
玄関を開けると外はもう真っ暗。向かいの家の小窓から暖かな灯りが見える。

「うー、さぶい」。

思わず発する声も震えてる。

こっちの灯りは風呂場からだ、子供たちの騒ぐ声が聞こえる。

短い首を更に肩に埋めて富士夫は住宅街を抜けた。
富士夫は60歳。一人の生活も二年を過ぎた。

二人の子供が家を出て、夫婦二人きりになった途端上さんが死んだ。

ついこの間まで家族四人で暮らしていたのに、あっとい間に一人になってしまった。

息子は仕事で海外暮らし。

嫁いだ娘もたまに連絡をくれるが、何しろ北海道ではどうにもならない。

ひとりになった当初は食事をするのも億劫で90キロもあった体重が10キロ近く減ってしまったものだ。

しかし段々一人の生活にもリズムが出来始め、自分のことだけ心配している生活も悪くないと思うようになってきた。

特に土日は今日のように近所の酒場に出かけていくのが楽しみとなっていた。
メイン道路からちょっと路地を入ると「居酒屋ちえ」が赤く見える。

ガラス戸を開けると 「いらっしゃーい、イーさん」、いつものようにママの元気な声。

カウンター7席、後にテーブルが二つ、更に奥に小部屋があるが滅多に使われていない。

富士夫はこの店ではイーさん。

苗字の頭が使われているだけ。 殆ど常連しか来ないため、何となく席が決まっている。

富士夫はいつも座る奥のテーブル席についた。

もう常連達でほぼいっぱい。狭い店だから、奥のテーブルにつくまでに顔馴染みの客たちから挨拶を受ける。

肩やお腹をポンポンと叩いてくる。

富士夫が席につくと同時にガラス戸が開き、客が二人入ってきた。

「いらっしゃーい、お待ちかねですよ。」ママの元気な声が響く。

入ってきたのは通称たーさん、とツーさん。

たーさん、61歳。すらっとした体型と目鼻立ちのはっきりした顔、白髪まじりの風貌は、若い頃はさぞや女にもてただろうことを想像させる。

つーさん、59歳。小柄で富士夫を一回り小さくした感じ。落語家のような風貌はお店でも人気者。

三人はもともと一人で飲んでいたが、お互い独り者だということが分かり、いつしか三人で飲むことが多くなった。

お店では三兄弟とも言われる。

たーさんはバツいち。結婚生活10年で分かれてしまったとのこと、子供はいない。

ツーさんは今までずっと一人暮らし。

「イーさん、待った?」とツーさん。

座りながらイーさんの肩から首を揉んだ。

「寒いから鍋でも食べようか」とたーさん。

「そうだね、牡蠣を食べたいな、ママ、牡蠣鍋は出来る?」イーさん。

「熱燗2本、とりあえず。」ツーさん。
ママがお酒を運んできた。

「ほんとにいつも仲がいいのね、私も入りたいわ。」

三人にお酌しながら

「たーさん、たまには女と飲みましょう。」

「ダーメ、三人の友情は熱いのだ。」イーさん。

「ママさん、早くお鍋をもってきなさい。たーさんは渡さないよ。」ツーさん
「いーさん、今度三人で温泉にでも行きませんか?」たーさん。

「うん、僕もそんなことを考えていたんだ、なるべく近場がいいね。」

「浅草から鬼怒川温泉なんてのは如何?」ツーさん。
その後他愛も無い会話が弾みました。

「そろそろお開きにしますか。」イーさん

「そうですね、もう10時過ぎかあ、早いなあ」ツーさん

「お二人とも明日は休みでしょ?僕んちで続をやりませんか」ツーさん

「そうだね、何か物足りないね、行きましょうよ、イーさん」たーさん。
三人はお店のすぐ近くに建つ、ツーさんのマンションに向かった。

20階建ての18階。広い窓から街の灯りが広がる。

「いま暖房全開にしましたから、コタツに入っててください」ツーさん

コタツを囲んで三人の酒盛りが続きました。

12時も過ぎるとまずイーさんがコックリ、こっくり始めた。

やがてたーさんもそれに続いた。

イーさんが手枕で横になると、すぐに鼾が聞こえてきた。

ツーさんは一人飲み続けるも、たまにコタツの中でイーさんの足を押してみた。

何の反応も無い。鼾は更に大きくなってきた。

寝ていたはずのたーさんがむくっと起き上がった。

「イーさん完全に寝たようだね。」たーさん。

「うん、二人してかなり飲ませちゃったからね。」ツーさん
そうです、二人は示し合わせていたのです。

元々二人は古いゲイ仲間でした。

たまたま家が近かったので、たまに「居酒屋ちえ」で飲んでいたところ、数ヶ月前からイーさんを見るようになったのです。

二人とも好みのタイプが似通っており、イーさんと仲良くなるよう共同していたのです。

そして二人の考えは一致していました。

決して一夜だけの関係を求めるのは止めよう、折角こんなに近くに自分達が好きなタイプが現れたのだ、まずは友達関係からはじめようと。
二人の目論見どおりイーさんと友達関係が作れました。今晩はそこから一歩前進させる計画だ。

ツーさんは仰向けになって大鼾のイーさんを覗き込む。

たーさんはコタツ布団を引き下げ、ズボンの上からイーさんの股間をそっと撫でてみた。

イーさんの鼾は変わらない。

寝ててもせり上がったお腹が鼾に合わせて大きく動いている。

ベルトを外しチャックを下ろした。

紺のトランクスが見えた。

シャツの前ボタンを外し、下着を少したくし上げた。

白く柔らかなお腹、可愛いオヘソ。

ツーさんはシャツから手をもぐらせ、乳首をまさぐる。

イーさんの鼾が一瞬止まった。

ツーさんも手を止める。

大丈夫、イーさんの鼾がまた始まった。

たーさんも一生懸命。

トランクスの上からイーさんのモノを感じる。

トランクスをづり下げ一物とご対面。心臓がバクバクする。

予想通り形は太いが短めのモノ。軽くしごくと次第に固さがでてきた。

イーさんは相変わらずよく寝ている。

イーさんのものはすっかり形が出来上がっていた。
翌朝イーさんは股間の気持ち良さに目が覚めた。

ツーさんがうつ伏せになってイーさんのモノをパンツの上から弄っている。

ツーさん何の夢を見てるのだろう。 そういえば夕べは変な夢を見た。

死んだ上さんとHをしてるのだが、上さんがイーさんのモノを咥えているのだ。

上さんはそんなサービスしてくれたことなんか無かったのに。

ツーさんの手をどけようと思ったが何となくいい気持ち。このまま寝た振りをしていよう。

急にシャツがたくし上げられ、乳首が妙にくすぐったいようないい気持ち。

全身に電気が走る。薄目を開けると、たーさんが胸に顔を埋めていました。

あれれ、ツーさんがパンツの中に手を入れて直接イーさんのモノを握り上下運動を始めました。

上と下でいい気持ち。イーさん思わず声を出してしまいました。
こうして三人のゲイライフが始まりました。

イーさんも二人の想いに幸せな第二の人生を歩みはじめましたとさ。

(Posted by Ichi : 南風さんの了解を得て熟年男性専科2に掲載されたものを転載致しました。)

★「お仲間&Ichiの作品(禁18歳未満)」に戻る

カテゴリー: お仲間の作品, 作者:南風 パーマリンク

人恋酒場 (By 南風) への1件のフィードバック

  1. 中村義男 より:

    一回でもいいからこんなお仲間と遊んでみたいです。中村義男

以下にコメント・投稿を記入下さい。お名前は必ず記入下さい(匿名可)。メール情報(非公開)は必須ではありません。既コメントに対しては、当該コメント下部の返信をクリックし、記入下さい。

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中