(上野新平シリーズ)第1話:紫陽花が咲く庭(By源次郎)


(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)
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「主任、どうします?」

ハンドルを握った佐々岡が前方をみたまま話しかけてきた。会社をで
てから10分余り黙り込んだ二人の間に時間が動き出したようだった。

「どうってなにが」

上野新平は腕を組んで助手席側の窓から見える商店街を眺めながら、ぶっきらぼうに返事をした。

K駅前の歩道を歩くおじさんの股間を観察しながら時々目をつむって、

『あの禿げた爺っちゃんのちんぽはどんなだろう。右側かな、それとも
スタンダードな左側だろうか。

皮被ったままかも、こっちを歩く、あのお父ちゃんのは股間が異様に
でかいな。おいしそうだ・・・。』

などと楽しく想像していた時だけにチョット不愉快でもあった。

「昼飯ですよ、会社に戻りますか」

「飯か、どこかで済ませるから迎えに来るのは4時過ぎ位でいいよ」

「わっかりました、それではツゥーことで…すんだら出る前にケータイたのんます」

「お前、今日はどこの応援だ」

「例の第二団地の88戸マンションです」

「あれは竣工したんじゃなかったのか」

「手直しですよ、ったく」

「検査で水漏れ箇所があったっての、そこか」

「ハイ、なにやってんだか…、全戸点検直しだそうで」

「ま、よく有ることだ」

ワゴン車が簡素な住宅街に入り、広い庭付きの住宅が碁盤の目のように整地された道を通り笹本家に着いた。

「そこを左に折れて、ここの裏玄関で止めてくれ」

「わっかりぃー」

いちいち感に触る若い佐々岡の返事だが上野新平は何も言わず降りる準備を始める。

庭木が良く手入れされた芝生が広い庭だ。紫陽花の花が今にも開きそうに蕾が大きい葉っぱの蔭に潜んでいる。一雨きたら一斉に開花することだろう。

作業道具を入れた通称ズタ袋の中を確認して車を降りた。

「お疲れ」

「うん、じゃ頼むぞ」

上野新平は顔も会わせず、それだけ言うと「笹本」と書かれた裏玄関のインターホンを押した。

「はぁーい、笹本です」

中から奥さんのはずんだ明るい声が返ってきた。

「太陽設備です」

「まぁ早くからすみません。いま開けますから」

「ダチャッ」

門扉と勝手口の電子ロックが開錠された。

台所側のドアーが開いて奥さんが顔をだし上野新平を家に入れた。

掃除好きな奥さんらしい、綺麗に片付けられたリビングはひんやりした空気まで澄んでいる。たたきに立った上野は帽子をとって身分証明書を差し出した。

「おはようございます、一昨日応急処置に伺いました上野です」

「あら、存じていますわ、先日はすみませんでしたね」

「いえいえ、トラブルは突然ですから」

上野新平は、表玄関から小走りに持ってこられたスリッパを履いて、先日応急処置で水漏れしていた流し台のしたの扉を開けて作業に取り掛かった。工具と懐中電灯を手にして横向きに潜り込む。

流し台の排水口の下に臭いや虫が侵入しないようにトラップが付いているが、そこから汚水管までを接続するジャバラ状のパイプに亀裂が入って水漏れしていたのだ。

一昨日の夕方呼出しがあって、手が開いていた上野新平が来て応急処置で粘着テープを巻き付けていた。
先ずは粘着テープの剥がしから始めた。

「上野さんだったわね、私いまから博多の娘のトコへ出かけますの、ウチのが居ますが当てになりませんのよ、お茶をココに置いていますから飲んでくださいね」

「あ、奥さんお構いなく」

「いいえ何にもお構いできませんのよ。ところで上野さん、お昼は?」

「近くのコンビニで弁当買います」

「あら、それでは宜しかったら主人と一緒にコレ食べていただけません?」

「え、そんなこと結構ですから」

「遠慮されなくていいんですよ、沢山作っていますから、それに主人も一人で食べるよりあなたとご一緒が寂しくなくてたすかりますから」

「そうですか…、よいしょっと…」

作業の手を止めずに返事を返した。

「すみません遠慮なく戴きます」

「あぁ良かった是非お願いしますね。主人は自分の部屋でパソコンしていますから、そう言っておきますからね」

しばらくして奥さんは、バタバタとスリッパの音をさせてリビングの出口で声を掛けてきた。

表玄関にタクシーが来たようだった。

「それではお願いしますね」

「はい、わかりました。いってらっしゃい」

「あら有難う。主人は送ってもくれないのよ、おほほほ…」

と楽しそうにイソイソと出かけていった。

上野新平は、取りあえず粘着テープを剥ぎ取り、ジャバラ状のフレキシブルパイプを汚水管から引き抜いた。それからトラップの下側に接着されたパイプを剥ぎ取り始めるため仰向きになった。

(ヘンだな…、視線を感じる)

上野新平は、先程からジーパンの股間部に強い視線を感じていた。

(そんなわけ無いだろう、旦那は書斎でパソコンしているって言ってたし、ドアーが開いて人が出て来たようでも無いし…)

自分の意識が股間にいってて、なんとなくちんぽがムクムク起きだしたようだ。ここんとこ年度末の竣工とか手直し作業があったので帰宅が深夜ってのが続いていた。

長いことせんずりも掻いて無かったから貯まっているんだろう。

疲れマラっても言うし…。43歳、独身の上野新平は自問自答しながら作業を続けた。

(なんで勃起してきたのかな?)

ジッパーが張ってきた。くの字になったちんぽがトランクスの中で喘いでいるようだ。右手を差し出しちんぽを掴んでモミモミしながら場所をずらせてゆっくりさせた。

トラップの下の接着は意外と執拗だ。吹き出る汗を手で拭ったが止まらない。
一度流し台の下から出てタオルで汗を拭かないと汗で目が沁みる。

上野新平は体を滑らせて流し台から出て上半身を起こした。

「あれ、ご主人お邪魔しています」

ステテコにクレープのシャツを着て腕組みして突っ立っている旦那と目が会った。小太りの可愛いお父さんだ。70歳くらいだろうか。

「い、いやぁー、お疲れさま…」

上ずった声で旦那が挨拶した。

(なに慌ててんだ・・・、可愛い父ちゃんだ。オレの股間を見てたのかな、ひょっとして、お仲間だったりして。むふふ…)

「ご主人、すんませんが便所つかわせて下さい」

しょんべんをしたい訳でもなかったが、咄嗟に聞いていた。

「あぁ、どうぞどうぞ、こっちです」

旦那は、居間を出て玄関に通じた廊下を小走りに便所のドアーの前に立った。

「すんません、我慢してたもんで…」

意味も無い言い訳だったようだが、何か喋らないといけないようで
(オレなに言ってんだ)
と心の中で苦笑した。

「ここです」

旦那は腰を曲げてドアーの取っ手を掴んで回して開けた。
(解かってるって…)
そう思いながらも礼を言って便所に入って小便器のストールの前に立
った。

ジッパーを下げて親指と中指でちんぽを摘まみ出す。先程の半勃起で先走りが出たようだ。中指で尿道口を撫でてみる。ヌルヌルしている。中指を舐めてみる。しょっぱい。

(やっぱりオレって変態なんだ、自分の先走り舐めているんだからなぁ…)

(あぁ、この小便器はお父さん専用だ。これも舐めてみたいなぁ…どんな味すっかなぁ)

しばらく立って居たが、しょんべんが出る気配が無かった。水洗のボタンを押しながらちんぽをプルンプルン振って、一連の動作を済ませた。誰も見ているわけ無いんだけど…。

洗面台で手を洗い、ドアーを押した。

「ゴン」

と音がした。

「あれ、すみません、そこにいらっしゃったのを気がつきませんでした。」

「いやいや、取っ手が汚れてたようだったので拭いていました」

顔を赤らめて額を押さえながら旦那が答えた。

(そんな筈ないだろう、少なくても3分位も取っ手を磨いてた訳ないだろ。オレの動作を観察していたんだろ、ますます怪しい…)

「ご主人、洗面台のカランもパッキンが割れてるようですね。閉めてもタラタラと完全にとまりません」

「そうなんですか、じゃ、庭の散水栓の蛇口と一緒に修理して下さい」

「わかりました。予備のパッキン持っていますから水道メーター側の止水バルブ閉めた時に一緒に済ませましょう」

「よかった、お願いします」

ニコニコしながら上野新平の後ろを付いて来る。居間に入ると旦那は先に行って食卓に用意された急須にお湯を注ぎ入れた。

「お茶どうぞ、一休みして下さい」

「あ、私がやりましょうか。」

「いいえ、このくらいは私も出来ますから、その辺の椅子に掛けてて下さい」

上野新平は作業服を脱いで椅子の背もたれに引っ掛けてそこに腰を下ろし旦那を観察した。身長160、体重は80くらいか。

ステテコの下はメリヤスの申又(さるまた)だな。越中ふんどしでないのが残念だ。

大きくないがモッコリ感が可愛い。

旦那は急須のフタを片手で押さえて静かに回して中のお湯を茶葉に馴染ませた。

ゆっくり二つの湯飲みに数回に分けて注いだ。

「なかなか手馴れた入れ方ですね」

「いやいや、こう見えてもお茶には五月蝿いんですよ、どうぞ」

差し出された湯飲みを口に持っていき香りを嗅いだ。

「いい香りです、なかなか一人暮らしの私には、こんな上等のお茶を飲むことがありませんので」

「おや、一人暮らしですか」

何故か旦那は目を輝かせてニコニコしている。

「はい、大学出た翌年に高校時代の彼女と結婚しましたが翌年に離婚しました」

「そうでしたか」

「ま、若いってコトも有りましたが、お互い仕事に夢中で夫婦生活も満足にいかず、どちらからとなく離婚ってことになりました。それから20年気ままに過ごしてしまいました。あはは…」

「人生哲学を話すわけではないですが、それも生き方の一つでしょう」

なんとなくその後の話が続かなくなり二人とも黙り込んでしまった。

「もう一杯いただけますか」

欲しくもないお茶を催促してしまった。

「どうぞどうぞ、こんな物よりアルコールがいいでしょうが」

「いえいえ勤務中ですから、ご馳走様でした、あはは…」

「あまりサボっててもはかどりませんから」

上野新平が食卓を離れて流し台のほうに歩き出した背後から、もう少し喋りたいらしく声をかけてくる。

「掃除、洗濯、食事の準備など大変でしょう」

「ああ、大変ですが慣れました」

「それで…失礼ですが、あっちの方は風俗ですか」

(全く失礼だ、なんで話をそっちにまで持っていくんだ、嬉しいけど…)

「いいえ、金も掛かるし最近は病気も気になりますから…」

「そうでしょうね、すると五人組?」

旦那はテレながらも右手をあげ、扱くジェスチャーをした。

「ま、そんなとこで…はははっ」

そんな話題なら、まだ話を続けても良かったが半分は心残りを感じながらも流し台にむかった。流し台の下は、相変わらずムンムンする。

ラッキョウを付けた瓶でも有るんだろうか青臭い臭いもする。

いつもだとトラップごと撤去して簡単にすませる作業だが、この家の流し台は外国製ってことだったので国産のトラップと口径が微妙に合わないのであった。そのためフレキ管だけの取替えをしないといけなかった。

「なにか手伝いましょうか?」

いつの間にか旦那が足元にきて覗き込んでいた。

「いいえ大丈夫ですから」

言ってしまってから後悔した。この狭い空間に二人で上半身を入れれ

ば、いやがうえにもくっ付いておれるんだった。

「懐中電灯でも持ってやりましょうか?」

(この旦那、ひょっとして同じこと思っているのかも…チャンスだ)

「いいんでしょうか、暑いですよ」

「どれどれ懐中電灯をこっちに…」

「じゃぁお願いします」

体を横向きにしてから腰を少しずらして旦那が潜り込むスペースを空

けた。

「よいしょっと…こちら側からお願いします」

綺麗に禿げた頭が入って来る。こんな頭でもヘヤーシャンプ使っているんだろうか、いい匂いがする。コロンかもしれない。

チュッとして見たい。唇をちょっと突き出したら届く距離だ。

今押さえ付けたら、どんなにもがいても逃げられないだろう。二人は、それでも互いに体を反らせて距離をとった。そのため下半身がくっついてくる。

「暑いな、大変だ」

旦那はブツブツ言って、さらに体を反らせて離れようとしている。顔が近づきすぎるのだ。吐く息が狭い空間で混ざりあってオトコの臭いがムンムンだ。

気分が高揚する。

(あれ、股間が旦那の太ももで擦られている…)

わざとらしくでは無いが、確かにジワジワと擦られている。ちんぽが反応してくる。

(ま、まずい…)

「狭いな…」

と言いながらまたも下半身をずらしている。

(あぁー、駄目だ完全に勃起してしまった…神様…)

「ん?」

旦那が異常に気づいたようだ。

やっぱりバレた。太ももに違和感を感じたのだ。

旦那が右手をそっとずらして股間に持ってきた。

「おぉー、羨ましい、元気だね」

ちんぽの形に添って撫でている。

「あっ、あぁー、す、すみません」

「あはははっ、謝ることありませんよ。良いことじゃありませんか」

嬉々として旦那は声を弾ませている。

「ちょっとだけ良いですか」

旦那は返事も聞かずにサワサワと擦ってくる。

「か、かまいませんが…、あっ、あぁー、いっ、うっ、気持ち良いです」

旦那は計算していたようにサッと体を外に出して股間に頬ずりしてきた。

「あっ、いぃー、で、でも痛いっす」

「そうかそうか、すまんすまん。窮屈なんじゃな…どれっ」

アッと言う間も無くジーパンのジッパーが下げられた。

手を突っ込んでちんぽをシッカリ掴みトランクスの中で方向変換させてくれた。

ぐんっと持ち上がったトランクスが見える。

作業しておれない。そのまま仰向きになって足を突っ張ってしまった。

「うっ、ん?」

トランクスの上から咥えて来た。

「ご、ご主人…、あっ、あぁー、き、汚いっす…」

「ふふふ、大丈夫だ、汚いなんてもったいない」

ワケがワカラナイこと言ってる。

「あ、あ、あっ、そんなコトしたら…で、出ます」

「まだ駄目だっ!」

「で、でも…あ、あぁー、くぅー。はふはふ…も、もう駄目かも…」

「まだ駄目だって言ったろっ」

「で、でもぅ…」

顔を上げた旦那は立ち上がって腰に上野新平の両足を巻きつけ流し台の下から引きずりだした。

粘着テープで汚れた両手を万歳する格好で出されてしまった。

さきほど作業服を脱いでいたのでアンダーシャツだった。床で擦られ腋の下まで捲りあがっている。目を閉じて次の行動を待った。

何もして来ない。薄目を開けて見た。

旦那は着ていたシャツを脱いでいた。時間が長く感じる。早くどうにかしてくれないか待った。

シャツを脱ぎ捨てた旦那は、やおら体を跨いで上に乗ってきた。

「うっ、重い…でも、なんか良い気持ち…」

いきなり生暖かい息が顔にかかる。唇を舐めてきた。ペロペロした後、ブチュッと押し付けてきた。

しばらくそのままだったが軽く唇を開けてみたら舌を押し入れてくる。

パクっと舌を柔らかく噛んでみた。

「おいしい…」

旦那は嬉しそうにチュパチュパと舌を舐めだした。唾を入れてくる。負けていられない。たまった唾を押し戻してみる。

「ごくん…」

喉を鳴らして呑み込んでいる。

抱きしめたいが手が汚れている。それでも両腕を旦那の体に回して抱きしめた。舌が押し込まれた。唾が流れ込むようにドクドクはいってくる。懸命に飲み込む。

(あぁー、あまい…)

マヨネーズの味がする。今朝は野菜サラダ食ったのだろうか。

激しい口吸いが静かになった頃、上野新平は旦那を抱きかかえたまま上半身を起こした。

目と目が会う。二人は納得し合ったようにニッコリ笑い合う。

旦那を立たせてステテコの股間に鼻を押し付けた。

「あぁー、良い臭い…好きです…」

そのまま旦那のちんぽを鼻で探ってステテコの上から咥えてみる。

勃起してはいないが歳にしては、しっかりとコリコリが感じられた。

「向こうに行こう」

旦那は、手を引っ張って立ち上がらせて書斎に誘った。

「はい、その前に手を洗わせて下さい」

洗面所で手を洗って戻ると旦那は冷蔵庫から缶ビールを取り出して

待っていた。

腕を引っ張られて書斎に入った。贅沢な広さだ。机の上に置かれたパソコンのファンが聞こえる。

21インチの液晶モニターはスクリーンセイバーが映っている。ドラえもんとのび太がタケコプターで画面を飛び回っていた。

革張りのでかいソファーにはふかふかのタオルケットが掛けられている。

缶ビールを渡された。プシュっとプルトップを引き上げて一気に飲む。

「タバコはやらんのか」

なんか言葉使いがかわった。

「あ、持っています」

書斎を出て作業服からマイルドセブンを取ってきた。

「ライターと灰皿はココにあるぞ、オレにも一本くれ。婆さんがウザイんで、半年ほど禁煙中なんだ」

「だったら止めといた方が…」

「いや、のみたいんだ」

上野新平は、煙草を一本取り出し口に咥えてライターで火を付け大きく吸い込んだ。

旦那の顔を両手で掴み唇を尖らせて

「ふぅー」

と噴出す。驚いた旦那は口を開けて吐き出される煙をパクパク吸い込んだ。四・五回同じように口移しで煙を吸わせる。

「お、おぉーうまい」

満足そうな顔で、旦那は喜んでいる。

そのまま旦那をソファーに押し倒して唇を押しつける。左腕で旦那の首を抱え込み右手でちんぽを掴んで揉んでやる。

旦那のステテコとサルマタに手を入れて引きおろす。旦那は腰を持ち上げ脱がしやすくした。

クビから乳、わき腹と時間を掛けてゆっくり舌で舐めまわす。臍の穴に唾を入れジュルジュルと吸い込む。

「うっ、い、いぃ…、き、きぃー気持ち…いぃー」

泣き出しそうな声で喘いでいる。

上野新平は顔を上げて旦那の股間を眺めて見た。白いものが混じった陰毛の中から剥けきった亀頭部が覗いている。

竿の部分は茂みの中に潜り込んだままだ。

亀頭部だけが小ぶりだがコリンと艶のある金玉に乗っている状態だ。

なにせ色々とゲイサイトのHPに掲載されている小説や体験談で知識だけは豊富であったが始めての体験である。

想像だけで舐めたり咥えたりしていたものの、そこに夢にまで見た、ちんぽと金玉が無防備であらわれている。

(あぁー、これだ…、今目の前に現実として金玉がある)

戸惑いながらも上野新平は「ナマ」のちんぽに唇をあててみた。

鼻先でほのかにただよう「ちんカス」の匂い。憧れた他人の「ちんカス」の匂いだ。

躊躇しながらも両手を添えて亀頭を咥えてみた。雁の部分を唇で噛んで引っ張り揚げた。

大した変化は無かったがそれでも数回舌でコロガシながら竿の根元まで扱いてみる。

鼻先に金玉がコリコリあたる。

口を大きく開けて、ちんぽと金玉袋を一気に口にいれた。

「あうあぅ…ふわぁー…」

旦那が発する意味不明の喘ぎに益々挑戦的になる。

両手を離して口だけで金玉を咥え込んで舌で転がす。

金玉の皺が消えプリンプリンになってきた。

そうした動作の合い間に上野新平は自分のジーパンとトランクス、それにシャツまで脱いでスッポンポンになった。

旦那はソファーの上でマグロ状態。

上野新平はフローリングの上で腰を曲げてチュパチュパ旦那のちんぽを吸っている。

旦那の右腕が宙を泳いでいる。何かを探しているようだ。

腰を旦那の顔に近づけてみた。

旦那は上野新平の尻を探り当て双丘をサワサワと撫でる。

そのまま手を滑らせて太ももの間に入れてきた。

「こっちに乗れっ」
命令してくる。

上野新平は両膝で旦那の顔を挟むように乗ってみた。それでも腰は上げたままだ。

(どうしよう…、このまま腰を落とすとちんぽが旦那の口に入ってしまう)

そっと旦那の顔を見た。旦那は口をパクパクさせ咥えさせろと催促しているようだ。

その上には上野新平の先走りが糸を引いて垂れ下がっている。

切れて落ちそうで、なかなか切れない。きっと濃い先走りなんだろう。

旦那はソレを見ると舌を突き出して落ちてくるのを待っている。それでも透明の先走りは落ちる気配も無く揺れている。

しびれを切らした旦那は顔を上げて先走りの先端を舌先で掴んだ。そのままツルツルと口の中に吸い込んでいった。

(うわっ、な、なんなんだぁー、なま暖かい…)

上野新平のちんぽは一気に咥えられてしまった。そっと腰を落としてみる。

(ふ、深い…、どこまではいるんだ…)

旦那の舌が巻きついてくる。尿道口に舌の先をいれている。

恐る恐るもう少し腰を落としてみる。

入って行く。のどチンコを押し曲げて入ってる筈だ。

腰を上下させてみる。

(あぁー、気持ちいい…、これが尺八なんだ…。2年足らずの夫婦生活では経験出来
なかったことだ…)

アダルトビデオで観たことは有ったが、あれは飽く迄も演技だからと思っていた。

でも実際に
「やってみたい、されてみたい」
との願望はあった。

でも正直こんなに簡単に出会えるとは思ってもいなかった。

いわゆる「会員制」と書かれたスナックにも行ったことは有ったが、タイプのお父さんに肩をたたかれたり、背中をさすられたりしたが勇気がなく慌てて勘定して逃げ帰っていた。

ホモサウナでも湯につかっていろいろなちんぽを眺めさせてもらってもミックスルームとか仮眠室にも行けず、そそくさと帰って来ていた。

「げぼっ、げぼっ」

旦那が嗚咽している。

「あ、すみません」

慌てて引き抜こうとしたが、旦那はイヤイヤするように顔を振って離そうとしない。

苦しそうだったので横向きになった。だが狭い。床に落ちそうだ。旦那

は右手でソファーの背もたれを一旦引いて

「ガチッ」

とロックを確認して押し倒した。広いベットに早や代わりだ。

お互いのちんぽを咥えたままズリズリとイザッって中央に進んだ。

クッチャクッチャ、ジュルッジュルッ、チュパチュッパ。二人は夢中で尺八しあった。

旦那のちんぽが勃起している。

今まで萎びたようなちんぽを吸っていたつもりだったが、口の中が苦しくなってきた。

舌で確認すると竿の周囲にミミズが這っているような静脈のゴツゴツだ。

竿の根元に金属の輪っかがはめられている。

何時の間にはめたんだ。旦那はコックリングをはめていたんだ。

上野新平は、固くなった旦那のチンポを見て自分がイキそうになる気配を感じた。

金玉の付け根部分かキュキュッと締まりだしマグマの噴出がズンズンとせり上がって来る。

「あふ、あふぁぁー。い、いきます。けっひゃぁーくぅー、あ、あ、あっ…」

ちんぽを引き抜く間もなく頂点に達してしまっていた。

ドックン、ドクドク、ピッ、ピピッ、ドックン、ドックン…。

(いつまで出るんだ…、誰か止めてくれぇー)

そう叫びたかった。

旦那は、喉を涸らした野獣のように
「ゴクゴク」
と喉を鳴らして飲み込んでいる。

上野新平は一瞬気をうしなったような目眩を感じた。我に返り目の前の旦那のチンポを右手で夢中でシゴいた。

「あわっ、いきそうだぞっ」

旦那は腰を持ち上げてブルブル震えだした。

「お、おっおぉー、でるっ…」

言い終わるまえに、ピシッと一発精液を飛ばし後はダラダラと流した。

(お、これだっ)

上野新平は慌てて旦那のチンポを咥えた。

ヌルっとした感じで口中に精液の臭いを体験した。

(オレの先走りより濃い味だ…)

初めての精液の味を知った。美味いものじゃ無い。でも癖になりそう。

体を反転して旦那の顔を抱えて口を押し当てた。舌がヌルっと入って来る。

(オレの精液が残っている。旦那の味と同じだ)

だんなの口の中に舌を捻じ込んだ。唾液と精液でベトベトする。
呑んで見る。
それを旦那の口に押し戻す。
そんなことを繰り返しながら二人は抱き合って寝てしまった。

居間の時計が時報のオルゴールを鳴らしている。
アメイジンググレイスだ。
二人は目を合わせてニッコリ笑った。

「何時でしょうか」

「10時かな、いや11時かもしれん、まだ昼飯は早いぞ。新平もうすこしこのままで寝ようよ」

「ハイ、旦那さま」

「旦那さまはよせ。静雄だからシズで良い」

「シズ」

「新平」

二人は改めて口を吸いあい再び抱きついたまま寝てしまった。

(おわり)

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カテゴリー: 上野新平シリーズ, 作者:源次郎 パーマリンク

(上野新平シリーズ)第1話:紫陽花が咲く庭(By源次郎) への1件のフィードバック

  1. 管理人 より:

    本作品は源次郎さんの処女作だそうです。
    転載にあたって、この作品から掲載させて欲しいとの要望を受けました。

    旧「老いのときめき」では「上野新平シリーズ」××話とのラベルは、第25話から貼られていて、それより以前に掲載されたものには、ラベルはありません。

    従って、管理人の独断で第1話とさせて頂きました。

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