(上野新平シリーズ)第12話:民宿「ふるさと湯」のお爺ちゃん(By源次郎)


ゆっくりした温泉に入りたくなった。それでも行ってみたい温泉が思いつかない。
ひなびた静かな温泉が良いと思うが、どこでも良かった。

都市高速から九州自動車道を走る。
鳥栖(とす)ジャンクションを回っているうちに、嬉野温泉方向の車線に載ってしまったようだ。
その先だと雲仙とか小浜温泉があるようだ。

ちょっと遠いかな、気まぐれに佐賀大和で高速を降りてみた。
「ゆうらく」
の看板があったが、駐車場が賑やか過ぎる。

すこし行くと
「鯉こく」
の看板があった。昼飯に丁度いい時間だ。

そこで、この山の上に
「渓谷湯」
と言う温泉が有ると聞いた。
名前からして「ひなびた」感じがする。

覗いて見よう。そう思って、山を登り始めるが、湯煙が上がるような集落が無い。
看板が出ているって言っていたが、見落としたんだろうか。
この道だと背振山(せぶりやま)方向に登っているようだ。

ドライブインを兼ねた野菜直売場がある。
話しかけ易そうな小父さんに声を掛けてみる。

でっぷり太った太鼓腹の下にベルトを締めている。
「おぅ、渓谷湯だったら、ずっと下から右に橋を渡らんといけんぞ」
と言われて引き返す破目になった。

「ままよ…。」
と注意しながら下る。
山間部の山にしては車が多い。
地理的だと、前原市か福岡の西区に通じる道路のようだ。

「ヘンだなぁ、随分下ってきたが・・・、あ、有った。」
赤く塗られた鉄橋だ。
慌ててウインカーを上げて右折した。

「それにしても結構な山奥だな…。」
橋を渡って、30分くらいも山を登ったり、下ったり走った所で、湯煙が昇る集落が眼下に現れた。

「わ、バスが来る…。」
左車輪を路肩に落として、やっと交わせた。乗り合いバスだった。
だとすると、貸切バスも来るんだろうか。
「凄いな、やっぱり有ったんだ。それにしても、こんな山奥では、あまり知られていないだろう。願ったり叶ったりだ。」

集落の入り口に看板があった。
『泉質:単純温泉(40~42度)。効能:神経痛、疲労回復、冷え性、関節痛、慢性消化器病』
とある。
効能は、一般的だが、40~42度の温度は凄いな。これが源泉のままだと最高だ。
最近は、どこもボイラーで沸かしたり、真水で薄めた温泉が多いと聞いていたので期待したい。

旅館が7・8軒あるようだ。
「ん? 何で、ふーてんの寅さんなんだろう。」
一世を風靡した、渥美清のデッカイ写真が微笑んだ看板だ。
風雨に、さらされて、あちこちが剥げ落ちて立っていた。

第何作目だったかで撮影に使われたのだろうか。そんな気もする。
こんな田舎温泉の風景で、マドンナを追いかけていた場面があったようだ。
集落と言っても、狭い道路に、結構みやげ物の店がならんでいる。

時間的にも、散歩する客が少ないのかもしれないが、殆どみかけない。狭い道を入って、旅館が並んだ方に下ってみた。
通行止めの標識も無かったから、徐行して進む。

石畳で舗装された道だが、それが割れてしまったのか、セメントやアスファルトで補修されている。

30メートルほど入った所で、みやげ店の小父さんが出てきて、道の真ん中で両手を広げて車を止められた。

「兄さん、この道は行き止まりで、ユータン出来ねぇ。」
「でも、旅館には、車庫付きって書いてありましたが。」
「乗用車だけじゃ。兄さんのは天井が高いから車庫に入れられんじゃろ。」
「どこか駐車場ないんですか。」
「あそこから来たんじゃろ、あれを真っ直ぐ行くと町営駐車場がある。露天じゃが。」
「そうでしたか、有難う御座います。」

狭い路地でのバック走行は気を使う。
薬局の前にあった「かえる」の台座をホイールキャップで擦ったようだったが、倒れなかったので、ちょっと前進して切り換えし、そのままバックした。

教えてもらった道を走ると、確かに「町営駐車場」の看板があった。
廃校になった小学校跡の運動場を使っているのか、広い駐車場だった。
貸切バスが7・8台も止まっている。
旅館の駐車場に入れなかったのか、一般の乗用車や、ワンボックスカーなども十数台止めてあった。
期待に反して、賑わっている温泉場のようだ。

駐車場入り口で止めて車を降りた。
駐車場にいた青年に、民宿か、休憩出来る露天風呂がないだろうかと聞いてみたかった。

「昔は、民宿も、流行っていたけど、最近は聞きませんねぇ。旅館が値段的にも、あまり変わらないし、防犯上も色々大変って聞いていますから。」

「こっそり入れる露天風呂とかしりませんか。」
「こっそりってのは無いでしょう。源泉は組合で管理されていますから。」
「そうですか…、湯治場とかもないでしょうね。」
「湯治場?」

「えぇ、滞在して神経痛の治療とか…。」
「あぁ、それだったら、この先でやってた熊吉爺さんがいましたが、まだやってるかどうか、わかりません。」
「熊吉爺さん…。」

なんとなく名前だけでもワクワクする。
「今は、やってないんですか。」
「わかりません。昔、農閑期にやってたと聞いたことあります。」
「そこ行ってみます。場所教えて下さい。」

「たぶん、ここからは、車では行けなかったようです。」
車を駐車場に入れて、換えの下着類をバッグに詰めて、駐車券をもらい、教えられた山道を谷の方に下って来た。
急な坂道や石段を下り、それらしい民家に、たどり着いた。

確かに、板切れに『ふるさと湯』と書かれた文字が判読できる。
玄関に入って、何度か声を掛けたが返事が無い。
戸締りもして無いし、生活感のある居間が見えるから、無人じゃ無さそうだ。

家の傍を川が流れていて、湯煙がたっている。
随分下った谷底だ。
見上げると、生い茂った木々が鬱蒼としている。
棚田(段々畑)の石垣には、腕くらいの蔦(かずら)が這いつくばっている。
川のせせらぎと、小鳥の声が時々聞こえるだけだ。
そんな景色を、縁側に横たわってタバコをのんでいた。
「どなた様かのぉー。」
「わっ、びっくりしたぁー。」
突然に声を掛けられ飛び起きた。
「あっちちちっ。」
慌ててタバコの火をシャツに落としてしまった。

「泊めて貰いたいんですけど。」
「駄目じゃ。」
この熊吉爺さん、機嫌が悪いのか、もともとなのか愛想が悪い。

「駄目って…、露天風呂だけでも…。」
「今日は、婆さんが、上の旅館の手伝いで帰って来ない。飯も無い。」
「そうですか、風呂だけでも駄目ですか。」
「風呂だけなら入っていけ。」
「そうですか、有難うございます。」
「こっちじゃ、そんでも、誰に聞いて来たんじゃ。こん山ん中まで。」
「駐車場の兄さんに聞きました。」
「あぁ、義三んとこの孫か。」
「やってるか、どうか解からないって言っていました。」
「ここは、農閑期だけ予約して来る滞在型湯治場なんじゃ。毎年、帰る時に来年の予約してもらってんじゃ。」

居間から廊下に出て、離れみたいに作られた家がある。
幾つかの小部屋と大部屋があった。共同炊事場もある。
脱衣場は、男女別だが露天風呂は、背丈ほどもない簡単な竹垣で仕
切られただけで、殆ど混浴みたいであった。

ぬる目の湯の方に入って、しばらく浸かっていると、背後に熊吉爺さん

の咳ばらいが聞こえた。
入るんだろうか・・・。
何故かドキドキして、次の展開を待った。
「一人じゃ寂しかろう。ちょっと早いがワシも入れてもらおう。」
「はい、どうぞ・・・。」
振り向くと「熊」が立っていた。

「凄い毛深い身体ですね。私なんか羨ましいですよ。」
精一杯の咄嗟に出た感想とお世辞だった。
「わっはっはっはっ、熊かと思ったじゃろぅ。」
「いいえ、そんな・・・。」

ザブっと豪快に身体を浸けてきた。
「名前も熊吉って言うんで、客も名は体を現すとか言ってる。」
「そんなコト言うんですか・・・。」
下手なコメント出来ない。その通りの「熊」だった。
体毛に付いた空気が、ブクブク上がっている。

「背中でも流しましょうか。」
「お客さんに、そんなコトさせられんじゃろ。」
「いいえ、遠慮しないで下さい。流させて下さい。」
取り敢えず触りたかった。
「そりゃスマンのぉ、じゃぁやってもらおうかのぉー。」

意外と素直だ。身長は150位だが、体重は80近いようだ。広く逞し
い筋肉の背中にも豪毛で覆われている。
胸毛から臍毛、それに続く陰毛まで、ゴワゴワした堅い毛である。

「湯治場だそうですが、お年寄りの方が多いんでしょうね。」
「最近は、そうでも無いようだなぁ、なんせ車じゃから。」
「ここに降りて来るまでが大変でしょうが、、、。」
「そんなことは無い。お客さんは、旅館街から来たんじゃったな。」
「はい、赤い橋から来ました。」
「ああ、あそこから上に行くと野菜売ってる広場があるんじゃが、そこから遠回りなんだ
が、バスが通る道があって、そこの川向こうの林の先を通っているんじゃ。」
「わ、そうでしたか、、、。」
「そこを下ると唐津に抜けている。」
「あらぁ、知ってたら、そっちに回るんでした。」
「今度来るんだったら、そっちが楽じゃろう。」
「そうでしょうね、けっこう険しい石段でしたから。」
「しかし、あと何年も出来んじゃろう。」
「勿体ないですね。閉めるんですか。」
「ああ、上で湯量が少ないとか、色々言って、煩いんだ。」
「そうですか、残念ですね。」
「歳だし、、、せいぜい、あと2・3年じゃろぅ。」
「歳って、お幾つですか。」
「75じゃ。」

「まだ大丈夫でしょう、、、ちんぽも元気でしょうから、、、。」
いきなりだったかな、反応に間がある、、、。
「わっはっはっはっ、ちんぽかぁ。」
「金玉も、羨ましいくらいデカイし。」

「うん、金玉は、確かにデカイ。しかし、これも結構邪魔なもんじゃ。」
「邪魔ですか。」
「座る時なんか、子供のときから用心して座る癖が出来た。」
「そんなモノですか。」
「ああ、うっかりすっと、金玉に座って潰すからのぉ。」
「そんな悩み聞いたことありませんよ。」
「わざわざ言うコトも無かろう。自慢にもならんからのぉ。」
「ちょっと触って良いですか、、、。」
「こんな汚いモン触ったって、、、。」
「汚く無いですよ。」

「わっはっはっはっ、確かに見かけは悪いが汚くは無いだろうな、子種が詰まってただけじゃから。」
そんな話だけで、上野新平のちんぽが半勃起してしまった。

困ったな、ちょっと恥ずかしくなった。
「前を流しましょう。」
「前は、えぇ。自分で出来るから、、、。」
「そうでしょうが、折角ですから、、、。」
何が折角なのか、自分でも意味が解からない。躊躇するとチャンスを
逃がしてしまう。

「ちょっと失礼、、、。」
そう言って熊吉爺さんの前に回って、素早く石鹸が付いた手拭で、胸
毛から腹を優しく擦る。
「おっ、おぉー、すまんのぉー。」
怪しむ気配を与えない。
手早く臍から股間まで手拭を滑らせる。
「お、あ、あっ、、、。」

竿を掴んで2,3回擦り、金玉を持ち上げて、掌でころがした。
「お客さんも、えぇ歳のようじゃが元気じゃのぉー。」
新平が腰に巻いてたタオルが落ちて勃起したちんぽを見られてしまった。

「どれっ、、、。」
「あ、そ、それは、、、。」
熊吉爺さんに、ちんぽを掴れてしまった。
逃げられない。
逃げるつもりもなかったが、、、。こんな展開アリだろうか。

「そ、そ、そんな、、、。」
熊吉爺さんは、新平のちんぽに顔を近づけて扱いている。
このままでは、口に持っていかれそう、、、。
「あ、あのぅ、、、見られますから、、、。」
「見られるって、猿か狸しかいないぞ。」
「で、でもぅ、、、あのぉー、あ、ああ、、、。」
「いやじゃったか、、、。」
「い、いいえ、、、嬉しかったです。」
「おぉ、そうか、嬉しかったか、、、そりゃぁ良かった。わっはっはっはっ、、、。」
あれ? 終わりなんだ、、、残念だったなぁー。

「有難う御座いました。今度は、是非お返しを、、、。」

「お返しか、、、うん、うん、そうしよう。」
脱衣場で、着替えのシャツとふんどしを出していたら、熊吉爺さんが、湯桶と座椅子を片付けて揚がって来た。

「湯上りじゃ、シャツは着るこたぁねぇじゃろ、誰も来ないから褌だけでえぇんじゃ無いか。まだ暑いから、、、。」
「そうですね、、、。では、ふんどしだけで失礼します。」

「失礼しますか、、、。わっはっはっはっ、、、ワシも失礼しよう。」
そう言って、熊吉爺さんも、ふんどしだけで居間に入って行った。
上野新平は、着替えが入ったバッグを提げて褌一丁で居間の入り口
に突っ立っている。こんな姿は、ちょっと恥ずかしい格好だ。

「お客さん、なに突っ立っているんだ、こっちに来いや。」
「は、はい。」
「いま、ビール入れるから、、、それとも焼酎が良かったか。」
「は、はい、、、いいえ、車ですから、、、。」
「泊まっていくんだろ。」
「え、えぇ、いいんですか。」
「泊まらせろって言ってたじゃろ。」
「はい、そうですが、、、。」
「しかし、飯は、お茶漬けしかないぞ。」
「は、はい、お茶漬けがあれば充分です。」
「そんじゃ、飲め。飲めるんじゃろ。」
「はい、好きです。」
「名前、聞いてなかったな。」
「上野新平です、、、。あのぅ、、、宿帳は。」
「そんなモン要らん。今夜は、友達じゃ。そうじゃったろぅ。」
「有難うございます、、、。それでは、ゆっくり飲ませてもらいます。」
「そうそう、ゆっくりやっていけ。」

初対面の時とは、全く別人になっている。ニコニコした顔は、恵比寿様の顔だ。いや大黒様かな。
「どうじゃ。このビールの味は。」
「うまいです。」
「それだけか。」
「え、それだけかって、、、。ビールでしょ。」
「実はな、牛に飲ませるビールなんじゃ。」
「え、牛に飲ませるビールですか、、、?。」
「わっはっはっはっ、ウソじゃ。」
「なんですか、、、牛に飲ませるビールって。」
「一昨日帰った、一ヶ月居た湯治客が、そんな話しとったんじゃ。」
「しもふり肉を作らせる牛に飲ませるっての聞きましたが。」
「多分、そうかもしれん。持込で飲んでいたんだ。」
「それって、脱税じゃないですか。同じ工程で作って、出荷ルートだけが違うって聞きま
たよ、税金も掛かって無いとか。」
「詳しいな、ワシも良く知らんが、、、。」
「でも、これは普通の缶だったようですが。」
「だから、騙してみたんだ。これは本物じゃ。」
「騙したんですか、、、んもぉー。」
「わっはっはっはっ、、、、。」

油断出来ないクマだ。これから、どうなるのだろう。
「ところで、、、えっと、上野さんだったかな、、、。」
「あ、はい。上野新平です。新平って言って下さい。」
「そんな、いい歳した人に『新平』って言えんじゃろ。」
「歳は関係ありません。友達ですから、新平で宜しく。」
「そうか、新平か。そんじゃワシは、クマって言ってくれ。」
「それは駄目です。せめて、お父さんって呼ばせて下さい。」
「お、おお、お父さんか、、、いいなぁー、わっはっはっはっ。」
「あ、焼酎持って来ていますが、氷ありませんか。」
「焼酎は、ここにも在るから出さんでえぇ。氷は、腐るほど、、、いや、溶けるほどあるわい、、、わっはっはっはっ。」
豪快な笑だ。
でもギャグっぽいとこサムイ。

「新平、、、。」
「はいっ?」
「話、聞くか。」
「はい、聞きます。なんでしょうか、、、。」
「実はな、、、。内緒だぞ、、、。」
「はい。」
「ワシな、、、ちんぽがすきなんじゃ。新平もじゃろ。」
飲んでいるセイもあるだろうが、顔を赤らめている。
「そうですか、、、私も、ちんぽが好きなんです。」
「そうかそうか、好きか、、、うん、うん、好きか、、、。」
なんと言うコトだ。こんな山奥で、、、。
山奥は関係無いが。嬉しい。

まだ、午後4時過ぎくらいだが、家の中は暗くなった。
「山は、日が暮れるのが早いんじゃ。」
「そうですね、、、。あ、私が持って来た焼酎を開けましょう。」
「すまんのぉ、婆さんが、戻って来た時、焼酎瓶の検査して煩いんじゃ。」
「最近血圧も高くなったんで、看護師みてぇな口やかましい。」
「わっはっはっはっ、、、。」
「そりゃ心配されるでしょう。」

話も、ひと段落した。そろそろ、熊吉爺さんの横に近付いて、ちんぽを触りたくなった。新平の左手は、先程からふんどしの横から引っ張り出して、シゴイていた。

「新平、、、。」
急に声を抑えて顔を覗き込んできた。
「なんでしょう、聞いていますよ。」
「実はな、、、。」

お、今度は何だろう、、、。まんこも好きって言い出すのかな。
「あのな、、、10年くらい前だったか、夫婦で湯治に来てた旦那から口説かれて、ケツ貸したことがあったんじゃ。」
「え、夫婦にですか。」
「ばか、相手は旦那だけじゃ。」
「奥さんも一緒に見えていたんでしょ。」
「あぁ、そんで、こっそり口説かれたって言うか、涙流して頼まれたんじゃ。」
「泣いて頼んできたんですか。」
「最初は冗談だと聞き流しておったんじゃったが、3日も4日も、同じこと言ってくるので、ゆっくり聞いてやった」

「へぇー、3日も、4日も、、、。」
「それでな、、、同じ歳ぐらいだったんじゃが、取り敢えず、しゃぶらせてくれって言うんじゃ・」
「そんなコトなら、スグしゃぶらせてやれば良かったでしょうに。」
「そんなコト言われたの初めてだったから用心したんじゃ。」
「そうですよね、客商売ですから、裏切られてヘンな噂でもおこされたら、、、。」
「胃癌だったかの手術後でのぉー。痩せてて、老けて見えてた。」
「そうですか、、、。」
「そんで、夜中に露天風呂の横に作ってた、マッサージ室に呼び出して、しゃぶらせたんじゃ、、、それが上手でのぉー、65の時じゃったが、すぐいってしまった。」
「勿体無い、、、楽しむことも出来なかったでしょう。」
「いやな、早く済ませたいって思いが先じゃったで。」
「夫婦連れだと、旦那が戻って来ないと奥さんが心配して探すでしょうからね。」
「それが一番、気になってた。」
「で、それっきりですか。」
「その後、両方とも大胆になってのぉー、2・3日置きに7・8回絡んだ。」
「わ、根がスケベなんですね。」
「うん、それは認める。わっはっはっはっ、、、。」
「その後、毎年とか、、、。」
「その時は、掘ったりもしたが、帰る前の日は、入れて来た。結構、入るもんじゃ。感心した。涙流して喜んでくれてのぉー。」
「ベテランだったとか、、、。」
「そうでも無かった。初めてって感じだったが、、、。若い時にやったことあったのかもしれんが。」
「お父さん、涙ぐんでいますよ。」
「おぉ、思い出すと懐かしくって、時々涙するんじゃ。」
「会いに来られないんですか。」
「それがのぉ、翌年の予約して帰ったんじゃが、半年余りあと、奥さんから、キャンセルの葉書が来た。」
「また、泣いていますよ。」
「うん、すまんすまん、誰にも喋っていなかったので、久し振りに、色々思い出してしもうた、、、。」

「お父さん、、、これっ。クマっ。泣くなっちゅうのに。」
「あっはっはっ、、、うぐ、うぐぐ、、、。」
新平が熊吉爺さんの口を吸いにいった。
股間のふんどしのよこから手を入れて、竿と金玉を取り出し、口に頬張った。

「わ、あ、ああ、、、あう、あう、お、お、おお、、、。」
「あ、い、い、痛い、、、。」
「もう、こんなに硬くしおって、、、お、お、おぉー、久し振りじゃぁー、うめぇのぉー、、、。」
シックスナインで尺八から始める。

「お父さん、、、まだ、、、しっかりかたいですね。」
「おっはっはっ、そうか、、、若い頃を思い出させてくれたからじゃろ、、、お、おお、おぉー、え、え、えぇなぁー。」
「それにしても金玉がデカイです。」
片金づつを舌で転がす。

「き、金玉は、、、こそばゆい、、、はぁ、はぁ、はぁー、、、。」
バッグからラブオイルを取り出し、熊吉爺さんのチンポに塗ってやる。
「お、おお、おぉー、、、ぬるぬるして、、、き、き、気持ちえぇなぁー。」

新平も自分のアナルに塗って、指で肛門括約筋をほぐして行く。
自分で指を2本入れて、大丈夫って確信する。

熊吉爺さんを、仰向けにして、腰を跨ぐ。
まだ、しっかり硬い熊吉爺さんのちんぽを逆手で支えてアヌス周辺をクリクリさせて蕾の中央に見当つけて腰を降ろしていく。

「うっおおぉー、うっおおぉー、、、かっ、かっ、けっ、けっ、、、あっ、あぁー。えぇ、えぇ、、、。し、し、新平、えっ、えっ、えぇー。」
狸のような腹が邪魔だ。スクワットも大変だ。
一旦、離れて、四つん這いになって、尻をつきだす。

「お、おわりか?」
「お父さん、後ろから乗って、、、。早く、萎えてしまわないうちに。」
「大丈夫か、、、こ、ここで、、、えぇのか、、、。」
「あ、あぅ、、、は、入りました、、、あふ、あふ、あぁー、、、。」
「お、おぉー、ふ、ふ、ふっ、、、。し、しまるぅ、、、。」
熊吉爺さんの、垂れ下がった金玉が、新平の尻から、金玉の裏をペタペタ打つ。
それだけでも逝ってしまいそうな快感だ。

「お、お、おお、し、新平、、、い、いい、、えぇーぞぉー、、、もっと、もっと、はやく、、、は、は、はやく、、、つ、つぅー、、、ひゃっ、ひゃっ、ひゃっ、お、おおぉー、、、い、い、いくぞぉー、、、あ、ああ、あぁー、、、ふぅー、ふぅー。。。」
なんと騒がしいクマだ。
ガクガク震わせながら、新平の背中に崩れ落ち、そのまま、床に仰向けに寝てしまった。

「いったんですか、、、。」

「だ、だから、、、い、いくって、、、ふぅー、いったじゃろ、、、あ、あぁー。死んでもえぇぞぉー、、、。」

「あぁー、ふぅー、はぁー、はぁー、よかった、よかった、、、。しっかり噴出しましたね。」

「あ、ああ、一週間溜めてたんじゃ。そんで、今夜、ゆっくり、、、せんずり掻く予定じゃった、、、。」
「へぇー、せんずり掻くのも、予定してるんですか。それで、無愛想な態度だったんですね。」
「そうじゃ、毎日シコシコやって、勃つのを確認するんじゃが、出すのは、週一に決めているんじゃ。新平みたいに、ノベツってスケベじゃ無いから、、、。はっはっはっ。」

「スケベは、お父さんの方ですって、、、。」
「わっはっはっはっ、お父さんの方か、、、そうかもな、、、はっはっはっ。」
「お父さん、起きて下さい。一風呂浴びて飲み直しましょう。」
「そうじゃな、すっかり汗かいてしもうた、、、。」

陽は落ちていたが、露天風呂は、薄明るい。

上野新平と熊吉爺さんは、抱きついたまま、キッスしながら湯に浸かっていた。

「お父さん、林の中に光るものが幾つかありますよ、、、誰か歩いているようです。」
「かまわん。」
「でも、見られているようですよ、、、。」
「ああ、解かってる。あれは狸じゃ。」
「え、やっぱり狸って本当だったんですか、、、。」
「婆さんに、止めろって言ってんじゃが、餌やるもんで、今の時間に来るんじゃ。」
「わぁー、しっかり見られていますよ。」
「わっはっはっはっ、狸にも刺激になっていいもんじゃろ。」
「告げ口されないでしょうね。」
「わからんのぉー、あいつら畜生だから、わっはっはっ。」
「畜生みたいにサカっているのは、私たちでしょう。」
「おう、そうじゃな、あっはっはっはっ。」
「あまり刺激が強いと、ボロボロ狸の赤ちゃんが増えますから、ほどほどで、、、。」
風呂上りの二人は、当然、裸のまま居間に入って、飲みなおした。

「新平、、、。」
「はいっ?」
「、、、、、。」
「なにモジモジしているんですか。」
「新平・・・。」
「だから、なんでしょうか。」
「まだ、、、元気か。」
「あっはっはっはっ。」
「何が可笑しいのじゃ。」
「だって、、、あっはっはっはっ、聞くまでもないでしょう。ほら見て下さい。」
上野新平は、数回、ちんぽを掻いて、熊吉爺さんの、顔の前に持っていった。

「お、おぉー、またボッタテテいる。どれ、、、。」
満足そうな笑みで、新平のちんぽを尺八しはじめた。
「今夜は、寝せませんから、、、あ、ああ、あぁー、覚悟してて、、、あ、ああ、あぁー、お、おお、上手くなって・・・あ、あう、あう、あぅー。」
「そうか、そうか、うん、うん、、、入れてくれるか、、、おぅ、おぅ、、、。」

その頃、林の中で、数組の狸達も、同じようなコトを・・・。

(おわり)

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(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)

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カテゴリー: 上野新平シリーズ, 作者:源次郎 パーマリンク

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