シリーズお爺ちゃん(第2話):床屋さん(By爺ちゃん)


第2話:床屋さん

(1)
爺ちゃんは1600円床屋の常連である。
爺ちゃんと婆ちゃんの間では、この床屋も床屋さんであって名前はない。
爺ちゃんは、少なくとも1.5ヶ月に一度は床屋さんに出かける。
床屋さんはスタンプカードを発行していて、行く都度に職人さんが日付を記入して判子を押してくれる。
この判子が20個になると500円のディスカウントがある。
爺ちゃんは、床屋に行く時期を毛の伸び方では判断しない。
スタンプカードで、前回行った日にちからの経過日数を計算して行く。
職人さんも、伸び具合と経過日数から、頭の形を想像して刈ると聞いている。

(2)
爺ちゃんは、少し長めの横分け頭だった。
左から右に流していた。
サラリーマン生活を通して変わらないスタイルであった。
だが、お仲間から、
「オールバックが似合う。」
とも
「短髪が魅力的。」
とも言われている。
爺ちゃんは、学生時代に慎太郎刈りをしていたので、短髪(スポーツ刈り)に戻りたくなっている。
ところが、婆ちゃんは
「短髪など、とんでもない。歳を考えなさい、歳を」
と、強烈にパンチを浴びせている。

(3)
そこで、1年がかりの短髪化を計画した。
床屋の兄ちゃんに、爺ちゃんの希望と婆ちゃんの反対を説明し、徐々に短くすることをお願いした。
この兄ちゃんの頭は、目標とするスポーツ刈りだ。
「私は反対なのです。」
「え、短髪化化計画に乗ってくれないの」
「違うのです。私は髪を伸ばしたいのですが、嫁さんが、『短髪が魅力的、伸ばしたら駄目』と言っているのです。」

(4)
この兄ちゃんは、話好きだ。
魅力的でもある。
爺ちゃんは床屋で頭を刈って貰うときは、意識的に肘を張るようにしている。
上手くいくと、職人さんの下腹部に肘が当たる。
その感触を楽しんでいる。
兄ちゃんが、
「じゃあ、今日は少しだけ短めにしますね」
と右側から、左側の後側部を爺ちゃんに覆い被さるように刈り出した。

(5)
突き出している肘に兄ちゃんの下腹部の温もりが伝わってくる。
爺ちゃんが、肘で少し下側にずらした。
何か棒のようなものが肘に当る。
オチンチンに違いないと、肘でぐりぐりする。
爺ちゃんのオチンチンも固くなってしまった。
肘に当たった棒のようなものも固くなってきた。
鏡に中の兄ちゃんの目はトロンとしている。
爺ちゃんの椅子は左の奥、右側は壁で、他の職人さんいは兄ちゃんが目隠しになっている。
爺ちゃんは、おもむろに兄ちゃんの膨らみに掌を当てた。
兄ちゃんは逃げないどころか、左腰を椅子に密着させて後方から見えないようにしている。
爺ちゃんは兄ちゃんの棒のようなものを握って握ったり、緩めたりし始めた。
耳元で兄ちゃんが
「ア、いい」とため息を漏らす。

(6)
腰の動き、兄ちゃんの表情は鏡に映っているが、爺ちゃんの手の動きは見えない。
爺ちゃんは図に乗って、兄ちゃんのズボンのチャックを下げ、指先を兄ちゃんの社会の門から滑り込ませる。
兄ちゃんは緩いトランクスだった。
兄ちゃんのトランクスの下から指を差し込むと、グニャグニャした袋があった。
その袋から衝きだしているものの先端はぬるぬるとしていて、ぴくぴくしていた。

(7)
兄ちゃんの声が遠くから聞こえてきた。
兄ちゃんの持つ合わせ鏡に爺ちゃんの頭の後部が映っている。
「有り難う。」
爺ちゃんのチンポは依然として勃起状態だ。
居眠りしていた実感がないが、もう、肘に何も当たらない。
爺ちゃんに床屋に行く楽しみが増えた。

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シリーズお爺ちゃん(第2話):床屋さん(By爺ちゃん) への3件のフィードバック

  1. ゆきお より:

     安床に勤めてる理容師31歳です。私も同じような経験があるの。そのおじいちゃんと今付き合ってますけど。
     やっぱり、きっかけは突き出してる肘でした。なんとなく分かったんです。それでつい肘にちょっと擦り付けるように下腹部を押し付けてしまったんです。おじいちゃんも、すぐに気が付いたみたいで、微妙に肘を動かしてきて。洗髪してるときに、握ってきたの。思わず「ぅうっ・・・」と喘いでしまってました。
     その日はそれだけで終わったんですけど、二週間後にまたいらっしゃって、また触られて・・・・
    その日は帰り際にメルアドのメモをそっと渡されました。
     迷ったけど・・・・・夜になってメールしちゃって。近くのパチンコ屋の駐車場で待ち合わせして。
    車のなかで・・・・・抱かれました。

  2. 匿名 より:

    このクソ爺は助平で姑息なことをする、相手の弱みにつけこんで、仕事の最中にたかが1500円で駒健
    宜しく楽しんでいる、「床屋の兄ちゃん助平爺の耳を削ぎ落としてやりなさい、言い訳はこのお客さんが
    天にも昇るような気持ちの良い事をしてくれたから手元が狂いましたと」店主は「天にも昇る様な気持ちの良い事とは?」兄ちゃん「はい、私のチンポを弄ったのです」この爺ちゃんは2度と悪戯はしない事でしょう。

  3. 名護屋 より:

    楽しく読ませていただいています
    爺は千円床屋に月一で行くが男の店員には滅多に出会いが無い。
    残念です、こんな出会いが有るともう少し頻繁に行くかもね(笑)

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