(上野新平シリーズ)第18話:消防署のお父さん(By源次郎)


最近、ふっと思うことがあった。自分は「老け専」なんだろうか、それとも「制服フェチ」なんだろうか。
どうでも良いことだが、お巡りさんとのコトがあって以来、自分の性癖を、どれに属しているのだろうと考えるようになった。
確かに、お爺ちゃんは好きである。

しかし制服に身を包んだ人を見ると胸が熱くなっている。
「警察官」
「自衛官」
「消防官」
「バスの運転手」
「電車の車掌」
「パイロット」など、
制服を着た人を見ると「お仲間さんだったら・・・」と考えてしまう。

スポーツの「審判員」もそうだ。
「アメフト」
「ラグビー」
「サッカー」など
のテレビ中継放送を見ていても、勝敗は、どうでもよかった。
ただ漠然と見ていても、何時の間にか審判員の股間のもっこりを見ている。
野球の主審などは、捕手の後ろで黙々と孤独で戦っている姿を見るのが好きで堪らない。
ピッチャーとキャッチャー、それにバッターボックスの打者を敵に戦っている。
下手をすると数万の観客や、TV観戦者までもを相手にしなければならないだろう。
目立たない地味な仕事だと思う。
そんな主審のもっこり膨らんだ股間も気になって見とれている。
プロテクターの膨らみとは判っていても涎がでる。

今日も、支社ビルの工務部の中で、工事施工工程表を作っていた。
(昼飯はドコ行こうか、何にしようか、、、)
そんな事を考えていた。

「上野さん、総務部長が呼んでいますよ」
女子社員が、声を掛けてきた。
「え、総務部長が、、、何だろう、、、」
一瞬、噂の『肩叩き』が、頭を過ぎった。

数人が、こちらを振り返っている。中には同情する目付きもいる。
(まさか、、、クビって無いだろう、、、)
椅子の背凭れに掛けていた作業服を手にして廊下にでた。
部屋を出るとき、後ろのざわめきが聞こえた。
(クソったれ、、、何でオレがクビにならなきゃいかんのだ、、、)
落ち着かないと、、、。ちょっと動揺している自分に腹が立つ。

素直に真っ直ぐ総務部長室に行きたくなかった。
トイレに行ってブースに入り、ベルトを緩めてシャツを引き降ろして絞め直した。
大きく深呼吸してブースを出る。

総務部長室のドアーをノックして中に入る。
「上野です。遅くなりました、お呼びだそうで・・・」
「おお、上野君、早かったな、現場じゃ無かったんだ」
「はい、今日は午後から工程会議に行く予定です」
「そうか、、、実はな・・・」
(来た来た、、、こんな切り出しで頼むのか・・・)
意識した訳ではなかったが、総務部長の顔を睨み付けていたようだ。
「おいおい、そんな怖い顔するなよ。午後からの現場行くの待ってもらえんだろうか」
「え、待つって、、、」
「明日では駄目だろうか」
「それは構いませんけど・・・現場の工程会議だけですが、他の者に頼めますから」
「そうか、じゃぁ、そうしてくれ」
「はい、わかりました」
「それでな、工務部長が急用で帰宅したんで、午後から竣工検査の現場の立会いに行ってくれ」
「立会いですか」
「うん、天神の、、、何とか言ったろ、第二庁舎だったかな・・・」
「ああ、部長が朝から行ってたのは、防災設備の竣工検査立会いでした」
「それそれ、検査作業は、職人が6人でやってるが、消防署から10数人来ているらしいんだ」
「わ、そんなに・・・何しているんでしょうか」
「ま、色々の部署から来ているんだろうが、検査手順を聞いて、職人たちを、それぞれのトコに配置して動かしてやってくれ」
「ああ、わかりました・・・でも部長は、どうされたのでしょうか」
「奥さんの親が倒れられ、入院させるんだそうだ」
「それは大変でしょうね。すぐ庁舎に行って交替します」
「悪いな、頼む」
「では、さっそく。失礼します」
「それと、背広着て来てるか」
「は、はい」
「作業に入ったら脱いで良いが、交替挨拶するまでは着ててくれ」
「わかりました、そのように・・・」
「うん、ご苦労さん」

総務部長室を出て来た上野新平は、思いっきり『ばんざーい』って大声をだしたかった。
工務部に戻ると、一斉に新平を振り返って見てきた。
微笑みさえ浮かべた新平の顔を見て、ヒソヒソ喋りだす者さえいた。
同期入社の設計課長が、ニヤニヤしながら近付いて来る。
「何だった」
「ああ、クビだって」
「え、本当か・・・」
「うそだ。あっはっはっはっ、、、」
『きょとん』とした設計課長を、振り返りもせず、2階の駐車場奥にある、更衣室に向かった。
口笛でも吹きたかった。

「上野さん、、、」
「あら、吉田さん、久し振りですね」
守衛の吉田さんが巡回見回り中だった。
「なにか良いことでもありましたか」
「え、別に何もありませんが、、、」
「そうですか、とても嬉しそうな顔をしていますよ」
「あ、ああ、、、何でも無いんですが、ああぁー、、、」
近付いてきた守衛の吉田さんに、チンポを捉まれてしまった。
「近いうちに、お会い出来ませんか」
「ああ、いいですね。是非お願いします」
そうはいったが、ロープ縛りが頭に浮かび、出来ればお断りしたかった。
「宗田爺さんも、会いたがっていましたよ」
「ああ、宗田さんって仰るんですか、宜しく伝えて下さい」
「週末とかどうでしょうか」
「ああ、考えておきます、、、ちょっと急いでいますので後ほど、、、」
「そうですね、また電話して下さい。お疲れ様」
そう言い残して、階段を下っていった。
後姿が、なんとなく寂しそうだった。

ロッカー室に入って、通常使っているロッカーの隣を開ける。
『何かの時に』と、汗臭い作業服とは別のロッカーに、黒のスーツ、ネクタイ、ワイシャツ、それに黒の革靴を入れていた。
『何かの時』って、通夜や葬式、それに営業と客先に行く時の為だったが、最近は、お悔やみの席に来て行く事が多い。
黒のスーツを着て、手には、現場安全帽(ヘルメット)といった姿を地下鉄の電車内で窓に映して苦笑いする。
地下鉄を降りて途中、簡単に昼食済ませて、第二庁舎に入った。

携帯電話で職人を呼び出し、屋上で合流した。
「わ、主任。その格好は似合いますね」
「ばか、冷やかすな。総務部長の命令なんだ」
「そうっすか、、、工務部長の代理ですね」
「ああ、形だけでも同行しておかんと失礼じゃろ」
「それもそうですよね。工務部長は11時頃帰られたようでした」
「大変だったらしいからな。ところで、、、消防は飯か」
「11時半に署に戻られました。午後は1時半に来るそうです」
「そうか、まだ時間があるな、午前中の作業内容教えてくれ」
概略の作業を把握して消防署員の到着を待った。

「おやっ、上野さん」
「え、ああ、お疲れ様」
消防署の連中がやって来た。
殆どが、いつも竣工検査などで見かける顔見知りだった。
「偉い人も見えているようですが」
「ああ、中央から来たキャリアの防災次長も来ている、簡単に挨拶しとったらえぇ」
「そうですね、途中でウチの部長が失礼したようで、ご迷惑かけました」
「いやいや、大丈夫。午前中のが終わる頃だったから、それより大丈夫だったのだろうか、救急車搬送だったとか聞いたが」
「私も、詳しく知らないんです」
次長とかいう人や初対面の消防署員に挨拶した後、点検と場所によって放水試験をしながら巡回した。

検査点検作業は、手馴れた職人達のお蔭で、3班に分かれてスムースに進んだ。
わざわざ新平が立ち会う必要もなかったようだ。
それでも、防災次長が、設備の内容や機能などを訊いて来るので、適当に説明するのも悪いので、素人にも判るように教えてやった。

なんでも、中央の官庁からの転勤で来て、まだ日が浅いそうで、話の途中で夜の繁華街のコトや、お勧めの飲み屋街の紹介などを聞いてくる。
どこかで会ったのだろうか、、、何となく聞いたことがある声に思えた。
作業は、屋上に出て放水テストを残すだけになってきた。
ビル内は、建築や、電気工事、空調設備、管工事などの竣工検査が行われている。
先に行って準備しようと一人で階段室に向かい、途中トイレに入った。

(あれ、誰か後から入って来る、、、)
放尿を済ませてチンポの先をプルンプルン振りながら、3個くらい左の小便器に立った人に目をやって驚いた。
先ほどまで一緒に廻っていた防災次長が、身体を新平に見えるよう、ちょっと右向きにして左手でチンポを握っていたのだ。
半勃起のチンポは、特別大きいとは思わないが、形の良いピンクで艶のある雁が向けられているのだ。
それを見せられた上野新平のチンポも一気に勃起してしまった。
見せてもらったお礼も兼ねて、左向きになって2・3回扱いて見せた。
「おお、羨ましい」
次長は、そう言って新平の顔を微笑みながら見て来た。
「お元気ですね」
そう言うのが精一杯で、新平は、勃起したチンポをズボンに押し込んだ。
手を洗おうと洗面台のところに立っていたら、防災次長も、チンポを仕舞って一緒に並んで手を洗い出す。

鏡を見たら鏡に映った次長の目と合ってしまった。
ニコニコと微笑んで見られている。
抱きついたらどう出るだろうかと考えたが止めて一礼して出口に向かう。
「上野さんだったんですね。最近お会いしないので、どうされているかと気になっていましたよ」
「えっ、、、」
振り返って次長を見た。
次長は、制帽を脱いで薄くなった白髪頭の汗を拭いていた。
「あ、あの時の、、、」
『うるさいおやじ』と言う言葉を飲み込んだ。
「思い出してくれましたか」
「あっらぁー、気づきませんでした。その節は有難うございました」
心にも無い御礼を言ってしまった。しかし、このおじさんも『お節介も程ほどだったら可愛いのに、、、』
正直そう思っていた。

それは、一ヶ月ほど前の日曜日だった。
退屈して、部屋でゴロゴロしていたが、天気も良かったので最近オープンした郊外のゴルフのインドア練習場に行った。

「ああ、グリップの握りがあまいようですね」
練習を始めて、間もなく後ろのベンチでコーラー缶を持った小父さんが声を掛けて来た。
64・5だろうか、定年後の健康管理にやっていそうな白髪交じりの小柄な可愛い小父さんだ。
こうして、人のスイングに色々と口を出してくる小父さんは珍しく無い。
どこのインドアに行っても必ず居るものだ。

(なんだ、、、ここにも既に自称指導者が、、、)
苦笑しながらも、話を聞いてやった。
「それとね、肘は伸ばして、そのまま引いて、、、そうそう」
「伸ばしているつもりなんですが、、、」
「ああ、頭が動いてしまってる。インパクトも弱いなぁ」
「どうしても動くんです」
「練習が足らないんでしょう」
「そうです。月に一回来れるかどうかって具合で、、、」
「バックスイングは良くなったみたいね」
「そうですか、有難うございます」
「あ、目を離してる、、、先は、結果だけだから打つのに専念しなくっちゃ」

(あぁー、頼むから静かにしてくれぇー、、、)
「ちょっといいですか、、、」
とうとう傍に寄って来た。
「足元とグリップの位置がきまったらね、、、腰を、、、」
新平の後ろに立って尻のしたに股間を押し付けて、両腕を廻してグリップを握っている手の甲に手を重ねて来た。
その手が震えているようにも感じた。
小父さんのチンポが尻の下に当たっている。
だとすると165位だろう。
チンポは、右側に向けて下げているようだ。
ひょっとしたら、この小父さんって『お仲間?』そんな誤解をしたくなるような態度に思えた。

このまま手を離して掴んでみようかとも思った。
上品なコロンの匂いがする。
新平の右腕に頬をくっ付けて何か指導しているようだが耳に入らない。
新平のチンポがむずむずし始めた。
勃起してしまった。
腰を引いてみたが、ふんどしの中で窮屈そうだ。

「はい、そこで振り上げて見て下さい」
そう言って、離れてしまった。(悟られたかな、、、)
「わぁー、良くなりましたね。飛距離も伸びたようですよ」
新平を褒めているのか、自分の指導結果に満足しているのか、ニコニコして見て来る。
一時間近くも、頼みもしないのに、なんだかんだと指導してくれた。
「理屈は判るんですが、身体が付いていかないんです」
いい加減うんざりだった。
静かになったと思ったら、何時の間にか消えていた。

「…ったく、好きにさせてくれっちゅうの、、、」
とは言っても確かに、ドライバーでの飛距離が伸びたように感じた。
感謝しなくっちゃ。
煩わしいとは思ったが、思いがけなくスイングも良くなったようだ。

バックを担いで受付カウンターの前を通る時、先ほどの小父さんが、ロビーで誰かと喋っていた。
挨拶しようかとも思ったが、そのまま出口に向かった。
「もう、お帰りですか」
新平に気づいたらしく声を掛けてきた。
「ああ、久し振りだったので疲れました、有難うございました」
小父さんは、まだ何か話しかけたいようだったが出てきてしまった。

駐車場まで行って、ゴルフバックを車に積み込み、外でタバコに火を付けた時、先程出て来たインドアの玄関前にタクシーが来た。
一服して、ポケットから携帯灰皿でタバコを揉み消していると、指導してくれた小父さんがタクシーに乗り込むのが見えた。
(なんだ、乗せてやって良かったのに、、、)

ひと月前のそんなコトを思い出した。
「いかがですか、その後の調子は」
「あれっきり行って無いんです」
「お忙しいんでしょう」
「そうでも無いんですが、根が怠け者なんです」
「あっはっはっ、怠け者ですか。私と一緒ですね」
「次長さんは、そんなコト無いでしょう」
「いやいや、怠け者の代表者ですよ。掃除も洗濯も、そこそこで」
「あら、単身赴任されているんですか」
「定年前になって、2年ごとの転勤ですよ。大阪までは妻も一緒に来てくれましたが、福岡が決まったら、さっさと東京に戻りました」
「それは大変ですね」
「もう慣れましたが、わっはっはっ、、、」
笑い声も寂しそうだった。
そのうち、グリーンででも指導して下さい」
「いいですね。良いところがあったら教えて下さい」
「私も詳しくは知りませんが、ウチの部長に聞いてみます」
「そうですか、きっとですよ」
思わぬところで約束させられてしまった。

検査点検作業が終わって挨拶していたら、次長が寄って来て手を握って来た。
あの時の手の感触を思い出した。
細い指で柔らかい女性のような手だ。
その手に唇を付けたいと思った
が、ぎゅっと握り返してやった。
「きっとですよ、電話待っていますからね」
耳元で囁かれた。
あの時のコロンの匂いが微かにしていた。
庁舎の一階ロビーで、見送って別れた。

上野新平は翌日、消防防災課に行って「検査済み証」を受け取りに来ていた。
「有難うございました」
書類バックに仕舞い廊下に出た。
「おや、上野さん、見えてたのですか」
トイレから出て来た制服姿の防災次長が、ハンカチで手を拭きながら話しかけてくる。
「昨日はお疲れ様でした」
「いやぁー、こちらこそ、、、ところで急ぎますか」
「いいえ、昼までに検査済み証を建設課に持って行けばいいんですが」
「そうですか、ちょっと、お話しましょうか」
懇願するような目で見つめて来る。
「はい、、、」
次長は、自席に戻って、女子職員に何か一言二言話をしている。

「お待たせしました、こちらにどうぞ」
廊下で待っていた新平の肩に手を乗せて押す様にして歩き出した。
「部長が、午後からの出勤だから、、、どうぞ入って下さい」
『防災部長室』と書かれた部屋に入って行った。
一般の部屋と違って、絨毯が敷かれた部屋だった。大きな机には、ノートパソコンと淡い花が数本活けられた花瓶があるだけだ。
その横にレザー張りの応接セットが置かれている。
部屋は「コの字」になって奥の方には広い会議用テーブルがあり、椅子が12脚ほどあるようだ。
応接セットの手前の廊下側が更衣室だろう。

「どこでも良いですから奥に座って下さい」
そう言って次長は、手前の椅子に座った。
言われるままにテーブルを半周して向かい合わせに腰を降ろした。
その時、ドアーがノックされて、女子職員がお茶を持って入って来た。
「吉川ちゃん、有難う。あとは、良いですよ」
「ごゆっくりどうぞ」
吉川ちゃんと呼ばれた女の子は笑顔で、新平にお茶を薦め、一礼して出て行った。
「わ、いいお茶ですね」
ひと口飲んで、茶托に湯飲みを置いて次長の顔を見た。
意味あり気、というんだろうか、ニコニコ微笑む、
あど気ささえ残る、可愛い次長の目とあった。

同じように、ひと口飲んだ次長が、湯飲みを置いて、立ち上がりテーブルを半周して上野新平の傍に歩いてきた。
(え、まさか、、、ここで何かが、、、)
新平は、逃げるつもりは無かったのだが椅子から立ち上がってしまった。
そこを、両手を広げた次長に抱き込まれてしまう。
しばらく、新平の胸に顔を横向きに押し付けて心臓の鼓動を聞いているようだ。
新平の鼻先に白髪頭がくっ付いてこそばゆい。
あのコロンの匂いがする。

次長の耳の後ろを両手で包み、顔を上向きにした。
目を閉じた次長が唇を尖らせて震えている。
堪らず、新平は唇を押し付けた。

次長が、舌を入れてくる。
それを吸って、新平の舌も押し込んだ。
舌と舌が絡み合い吸うたびに
『ちゅぅーちゅぅー』
と音がでる。

次長の手が、新平のチンポをズボンの上から摩っている。
「あっ、ああ、そこは、、、」
「駄目ですか、、、」
「いいえ、いいですが、、、でも、、、あ、ああ、あうっ、、、」
とうとうジッパーを下げられチンポを引っ張り出されてしまった。
キスしたまま、新平のチンポの先走りを雁に塗り広げ、親指と人差指で輪を作り血管が浮き出た竿をシゴいてくる。
「わ、ああ、気持ち良いです、、、あ、ああ、気持ちいいですぅー、、、」
新平も次長の股間を、まさぐって見るが手が届かない。

その時、ドアーがノックされ、先程の「吉川ちゃん」って呼ばれていた
女子職員が入って来た。
新平は、チンポをズボンに押し込み椅子に座った。
次長は、ごく自然な態度で、新平が持って来ていた書類を封筒から取り出し乱雑にテーブルに広げている。
ドアーがノックされて女子職員が部屋に入るまでの2.3秒の間だった。

「あのぉー、おしぼりが冷えて無かったので遅くなりました」
「なんだ、そうだったの有難う」
次長は、女子職員には、目もくれず書類を捲って読んでいるかのようにしている。
なんという早業。
新平も放り出された書類を数枚手元に寄せて目を落とした。
「危なかったですね、、、」
「大丈夫、あの子、凄い近眼なんだ」
「でも、コンタクトとか・・・」
「なんとか言うアレルギーで駄目なんだそうだ。ディスプレイ見るときだけ眼鏡かけているんだ」
「そうでしたか・・・でも驚きました」
女子職員が出て行った後も心臓の動機が納まらなかった。
テーブルの書類を寄せて封筒に入れていた時、次長が、またしても抱きついてきた。

「あ、ま、まだ、、、」
「そんなのほっときなさい・・・」
抱きつかれた新平は、逃げられなかった。逃げようとも思わなかったが、ちょっと心配でもあり、気が進まなかった。
しつっこいくらい唇を押し付けてくる。
「どうしたの・・・」
「落ち着かなくって・・・その内、何処かでゆっくり会いましょうか」
「ああ、会うのは私の官舎で良いけど・・・」
「そうしましょう、、、週末とかに」
「うん、待ってるからね。きっとだよ・・・」
そう言って、キスを続けた。
お別れにと思って、腰をちょっと曲げて、次長の股間に手をやって驚いた。
ギンギンに勃起したチンポが、ズボンから出ていたのだ。

「あれ、また大きくしたんですか・・・」
新平は、目の前のチンポに我慢出来ず咥えてしまった。
舌で、亀頭を舐めまわし、尿道口に光るガマン汁を味わった。
次長の竿を喉の奥まで吸い込んで舌をクネクネと這いまわす。
微かに次長が喘ぐ声に興奮して止められなくなってしまった。
「あぁー、あぁー、あ、ああ、あぁー、、、」
上野新平は、チンポを咥えたまま、次長を抱き上げてしまっている。
会議テーブルに静かに下ろして、上向きに寝せたまま、廊下側に滑らせて入り口から見えないところまで連れて行く。

次長のベルトを緩めズボンを下げる。
革靴を履いたままだから膝までしか下ろせない。
「お、ふんどし・・・」
真っ白のふんどしの横から出ているチンポを咥えなおし、尺八を続ける。
廊下を歩く足音や、話し声を聞きながら、壁一枚隔てた部屋で尺八していることに益々興奮する。
「はぁ^、はぁー、はぁー、あ、ああ、はぁー、い、いい、気持ちいい・・・」
低い声だが、次長の喘ぎが堪らなく愛おしい。
膝を持ち上げて足を曲げて、充分唾で濡らした中指で肛門を探る。
次長は、腰を上下させて、喘いでいる。息が激しくなってきた。

探りあてたアヌスに指をゆっくり入れて前立腺に触った。
「あっ、うっ、ふん、ふん、あふっ、あふっ、あふっ、うっ、、、」
前立腺を、摩る指を締め付けてくる。
「あ、あぁー、気持ち良い、あぁー、気持ち良い、、、もう、もう、あ、あぁー・・・」
口の中で一段と膨らんだチンポが限界にきたようだ。
激しく腰を上下させてくる。咥えたチンポが口から飛び出さないように、唇でしっかり捕まえる。
「だ、だ、駄目です、、、あ、ああ、いくっ、い、いくっ・・・」
直腸全体が指を締め上げ、腰を上げて止まった。
新平の喉の奥に激しく精液が打ち付けられる。
3回、4回と続き、口の中に精液が満たされた。
それを一気に飲み込んで、竿や雁を綺麗に舐めてやる。
身体を離し、先程女子職員が持って来たオシボリで、未だに半勃起したチンポを拭いて、ふんどしの中に戻してやる。

会議テーブルに起き上がった次長に、精液の匂いが残る口を付ける。
「あ、ああ・・・良かったぁー・・・」
次長が飛び掛るように両腕を廻して抱きついて舌を入れてくる。
新平の口に残った自分の精液の匂いを嗅ぎながら吸い取っていく。
「有難う・・・また会ってくれますか」
「は、私こそ是非・・・官舎に呼んで下さい」
「きっとだよ」
この次長さん「きっとだよ」って言うの癖なんだろうか。
防災次長室を出る前にも、ドアーの所で軽くキスして別れた。
消防署の玄関で時計を見たら11時まわっていた。
(わ、危なく明日の受付になるとこだった・・・)

三日後の土曜日、上野新平は、朝から消防署の次長宅に電車で向かった。
今日当たり、牛尾お父さんが来てくれそうな予感があった。
その為、いつもの出勤時間に家を出た。
次長宅があるマンションに着いたのは、約束した九時を過ぎていた。
玄関ドアーで迎えてくれた次長さんは、いきなりキスしてくる。

「どうしたの、携帯の電源入れてなかったでしょう」
「あ、すみません。電車できましたので・・・」
精一杯の言いわけをした。牛尾お父さんを裏切ったような、後ろめたさがあった。
「来てくれないのかと心配だったよ」
「そんなコトありません。楽しみにしていましたから」
新平が到着するまで、確認したくって何度も携帯に電話していたらしい。

「年寄は心配性だから・・・」
「年寄だなんて、私もあまり違わない年齢です」
「あ、そうだったね、わっはっはっはっ・・・」
官舎とは言っても、一般のマンションで、4LDKの贅沢な住まいだった。
「こんな広い所で、一人住まいは寂しいでしょう」
「そうなんです。だから夜は殆ど帰宅が遅くなります」
「なにをされているんですか、そんなに遅くまで」
「ああ、殆どパチンコです」
「スナックとかもでしょう」
「行きたいんですが、なかなか一人では行けないものです。上野さんは良く行かれるんでしょうね」
「それが、私も行けないんです。HPなんかの紹介は見ていますが、勇気が無くて行けません」
「そうですか・・・旅の恥はって言いますが・・・行けませんね、あっはっはっはっ」
「機会を見てご一緒して頂けませんか」
「え、うれしいなぁー、きっとですよ・・・」
(また言ってる・・・きっとですよ・・・)

肩を押されて寝室に入った。
「自称、怠け者って仰る割りには綺麗な部屋ですね」
「いやぁー、あの電話もらってから本気で掃除しましたよ、あっはっはっ・・・むぐむぐ・・・あ、ああぁー、やっと二人っきりで・・・あぁー・・・」
お互いの洋服を脱がせるのも、もどかしくベットに転がり込んだ。
唇を合わせながら、互いのチンポを握りシゴキ合う。
そのままシックスナインで、しゃぶりながら、次長さんが感じる場所を手で探る。
双丘を割って指で菊紋を撫でてみる。
「あ、ああぁー、そ、そこは・・・」
駄目だったのか、良かったのか、構わず舌で舐めまわす。
「あ、ああ、い、いい、いぃー・・・はぁー、はぁー、ははぁー・・・」
ポセットから持参のラブオイルを塗り、中指から人差指とアヌスへの攻撃を開始する。

「あ、あぁー、だ、駄目・・・あ、ああ、でも・・・いいぃー・・・」
拒否しながらも、腰を持ち上げ喘ぎ声を出し善がっている。
直腸は、事前に洗浄していたようだ。
「そ、そこを・・・だ、駄目・・・あ、い、いいです・・・あ、ああぁー・・・」
本番の挿入は、きつかったが、段々に慣れて来たようで、休みを入れながら、30分ほどで直腸の奥まで受け入れてくれた。

「ふぅー、はぁー、ふぅーはぁー・・・」
背後から、正常位、茶臼・・・と、あらゆる体位でたっぷり楽しんだ。
新平の最後は、
「どうしても・・・」
と、懇願されて、次長お父さんの口内爆発で終わった。

(おわり)

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(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)

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第17話:上司との再会そして…」に戻る。

★上野新平シリーズ(BY源次郎)に戻る。

★「(第19話):小学校の校長先生」に進む。

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