(上野新平シリーズ)第19話:小学校の校長先生(By源次郎)


目が覚めてしまった。
窓の外を見たがまだ暗い。
休日だっていうのに、こんなに早く目が覚めるのも珍しい。
半勃起したチンポを愛おしく思いながらトイレに立ってショウベンする。
時計を見ると午前5時だ。
再び布団に入るが眠く無い。

(年取ったからなぁー)
苦笑しながらコーヒーを沸かし、寝室に戻る。
ふっと、書棚に目が行き、一冊の本が気になった。
手にとってみると『石川啄木歌集・一握りの砂』と書いてあった。

上野新平は、よく本を買うが、詩集といった類は買った記憶が無い。
わざわざ人から借りてまで読んだのだろうか。
裏表紙の中を見ると記憶に無い書店名と購入年月日の横に「上野新平」と下手な字で署名してあった。
高校時代に買ってたようだ。
何度も引っ越していたが、捨てられずに残っていたのだろう。

本の中ほどにシオリが挟んである。開けて見た。
『おそらくは 生涯妻をむかへじと わらひし友よ 今も めとらず』
とある。
何だ、俺のことを何十年も前に歌ったのか。
その歌の前のも読んでみた。
『をさなき時 橋の欄干に糞塗りし 話も友は かなしみてしき』
こんなコトを石川啄木がやってたのか。
新平にも似たような思い出があった。
それにしても、このシオリは偶然ここに挟んだのだろうか。
啄木と言ったら『・・・かろきに泣きて3歩あゆまず』とか
『・・・蟹とたわむる』くらいしか覚えていない。
『橋の欄干にクソ塗りし・・・』には、新平にも懐かしい思い出がある。

小学6年だった時、学校帰りの道ばたで、明らかに人糞と思われる物を踏んでしまった。近くに、蓬(よもぎ)の葉でケツを拭いたらしいのが散乱していた。
腹が立って靴の裏を橋の欄干に擦りつけたのだが、それでも怒りが治まらず、木切れで人糞を掴んで欄干に塗り延ばした。
誰にも気づかれなかった筈だったが、翌朝、校庭での朝礼の後、校長室に呼び出され、体つきも顔もタヌキに似た校長にゲンコツ喰らった。

小学校を卒業し、ちょっと離れた中学に進んだ。
でも小学校の校長とは、通学の途中でよく会っていた。
「新平、あんな悪戯やって無いだろうな」
会うたびに同じコトを聞いてくるので、登校する道を変えたりもしていた。
田舎には、灌漑(かんがい)用水の貯め池が、集落のあちこちに作ってある。
それらは、明治時代に作られたものや、それ以前に作られている。
一万から二万平方メートル以上も有り、深さも十数メートルあるそうだ。
田畑だけではなく、飲料水としても使われていた。

中学に入った夏休み。新平は、毎日午後は溜め池に泳ぎに行っていた。
溜め池は、通称「堤(つつみ)」と呼んでいる。
水が貯められている側は、大小の石垣が60度くらいで積み上げられ、外側は土手で作られて雑草が生い茂っている。
この排水口は、分厚い板で、長い箱型が水底まで這わせられ、30センチごとに穴が開けられ、それぞれの穴には栓になる杭が打ち込まれている。
水面が下がると、当番の人が、一本づつ杭を抜いて田畑に流す水量を監理していた。
新平は、この杭を、こっそり抜いて股間を当ててチンポが吸い込まれるのが快感だった。まだ、せんずりも知らない頃だったが、上級生がやっていたのを見て、覚えたのだったが、相当の水流があるので長くは出来ない。
油断すると、下腹部が真っ赤に充血して黒ずみ、数日消えないこともあった。

「あれ、珍しい。誰も泳ぎに来ていない」
だいたい、約束しなくても数人は来ていたのだが、その日は人影が無かった
。早速、猿股を脱いで、黒い三角布の「きん吊り」に履き替えようと、すっぽんぽんになった。

「新平、一人できたのか」
驚いて振り向くとタヌキが立っていた。あの小学校の校長先生だ。
「あ、はい・・・すぐ友達がきます」
「誰も来てないじゃ無いか。ウソついてるじゃろ」
土手の下を見ると、集落が見渡され、道路を歩いている人影が見えない。
「新平、まだ毛が生えてないのか」
慌てて、ちんぽを手で隠したが遅かった。
顔を真っ赤にして校長を見るとニヤニヤと嫌らしく笑っている。
「そうか、まだ生えて無いのか・・・」

何を感心しているのだろうか。
新平は、コソコソと猿股を履いて、ランニングシャツを手に取った。
いつでも逃げ出せる体勢をとって、まだ何か言い出そうとする校長を見た。
「せんずりは掻いているんじゃろ」
「え、はっ、なんですか・・・」
初めて聞く言葉だったが、なんとなくチンポに関係がありそうに思えた。

上野新平は、その時まだ包茎だった。
そのためチンポの先の皮が爛れて、ションベンするのも泣きたくなるような痛みを何度か経験していた。
同級生が、皮を剥いてチンカスの掃除をしていると聞き、その後は、時々皮を剥いて、白いカスを拭き取っていた。
しかし、チンポを剥いた時の臭いが不潔っぽくて好きでなかった。

(そのことだろうか・・・)

「せんずり知らんのか」
校長が、また聞いて来た。
なんと恥ずかしいことを、ぬけぬけと聞いてくるんだろう。
「し、知りません」
咄嗟に、答えてしまったが、不潔にしているのを怒られるのでは無いかと心穏やかでなかった。
「そうか・・・こっちに来い」

校長は、堤の土手の上の道を先に歩き出した。
白っぽい作業ズボンと開襟シャツを着て、麦わら帽、腰には手拭を下げている。
いつもの校長と雰囲気が違う。
茶系統のダブルを着た姿しか見たことが無かったからだ。
新平は、うつむき加減で数メートル後を歩いた。
堤の土手道は、広い茶畑に続いている。
茶畑の横から雑木林に入って行く。

(殺されるんだろうか・・・)

鬱蒼とした雑木林だった。
しばらく奥に入って行くと、ぽっかり広がる
草むらがあった。

「どっこいしょっと・・・新平、ここに座れ」
そう言って、校長が尻を下ろした右側の雑草を叩いている。
おずおずと、2メートル程、離れて座った。
「なんだ、怖いのか。もっと寄れ、わっはっはっ・・・」
何だコイツ笑っている。
怒られるんじゃ無いんだ。
安心して傍に寄ったが、それでもチョット間を置いた。
「ほれっ」
校長は、新平を抱えて自分の腰にくっ付けて座らせた。
「誰にも言うなぞ」
校長は、右手で新平の体を寄せて、耳元で囁いた。
こっくり頷いて唾を飲み込む。
「ちょっと摩ってくれ」
校長は、左手で新平の左手首掴んで自分の股間に持っていき、その
まま摩らせた。

(なんだ、大人もチンポで遊ぶんだ・・・)

ズボンの上からだったが、チンポの形が感じられる。
でも、ちょっと違う。
勃起を始めた校長のチンポが堅い棒のようだ。
見慣れている大人のチンポは、萎びた薄汚いモノしか知らなかった。
自分でズボンのベルトを緩めてチンポを引っ張り出した。
目を丸くした新平の手に握らせてくる。
「どうだ、でかくなったろう、新平のも見せてみろ」
新平の掌では包みきれない大きさだ。
唖然とする新平の猿股のゴムを広げて手を突っ込んでくる。
「おお、可愛い、まだ剥けてないのか・・・」
新平のチンポを親指と人差指で摘まむようにして先を剥いてくる。
勃起したチンポの皮が捲れて、大人の親指大のピンク色した雁が現れた。
朝顔の蕾の先にサクランボが付いている状態だ。

「ぷーん」とチンカスの臭いがする。
「チンカスついたままか・・・もっと綺麗にして大事にしてやらんと」
指に唾を付けて拭きとっている。
「や、やめて下さい」
精一杯の抵抗をしてみたが、校長は、構わずウインナーみたいなチンポの皮を剥いたり被せたりしている。

竿と言うには、ほど遠いチンポを指でシゴキだした。
何となく気持ちが良いようだが、時々痛い。
それ以上の変化はなかった。
諦めた校長は、新平に、さらに大きくなった赤黒いチンポを握らせたまま、その上に自分の手を添えてシゴキ始めた。
息を荒くして、新平の手を払いのけ激しくシゴキ出した。
「新平・・・、よく見ておけ・・・ほら、ほら、でるぞっ・・・く、いくっ・・・」
校長が腰を浮かせるようにして、チンポの先から白いものを噴出させた。2回、3回、4回と、弧を描くように飛び出していく。
「あ、ああ、よかったぁー・・・」
余韻を楽しむように目を瞑って
「はぁー、はぁー」
と言っている。
「見たか」
「うん」
勃起したままのチンポの先から、ダラダラと白く濁ったものが染み出ている。
「これが子種だ、精液って言うんだ」
左手の人差指で、垂れ下がった精液を掬うように塗りつけ、新平の鼻先に持って来て嗅がせる。
「わ、汚い・・・」
新平が身体を捩って逃げようとするのを捕まえた。
「汚くなんか無いんだ、ほれっ・・・」
指に付いた精液を「ぺろっ」と舐めて見せた。
「誰にも喋ったらいかんぞ。二人だけの秘密なんだからな」
新平の体を抱きしめて耳元で囁かれた。
『二人だけの・・・』って言われて安心した。
なんとなく大人になった気さえした。

その後、堤の土手道まで一緒に雑木林を出て別れた。
別れ際に、後長が笑顔で、人差指を唇に当てて見てきた。
「内緒だぞ」
と言っているのだろう。
新平は、コックリ頷いて振り返りもせず走って帰宅した。
家に戻って、コップ一杯の水を一気に飲み干し我に返ったようだった。
夢じゃ無かったんだ。

早速、部屋に入って猿股を脱ぎ捨て、習ったばかりの「せんずり」に挑戦した。
あの時は、緊張していたためか痛かったが、一人でシゴイてみると気持ちがよかった。
皮も、なんなく剥けて大人のチンポに見えた。
これがもっと大きくなって、もっと気持良くなるんだ。
毎日シゴイていたので要領も覚えてきた。3日後だった。

(あれ・・・へんな感じに・・・)

金玉の付け根付近が、きゅうっと締め付けられたように思った瞬間、
むずむずし始め手足が痺れる・・・。
「あっ」
と叫んで目の前が真っ暗になった。
チンポの尿道をションベンと違う塊のようなものが通っていった。
その後止めようとしてもとまらず、
「びしっ、びしっ」
と飛び出す白いものを見た。
「で、でたっ・・・」
なんと気持が良いんだ・・・。
放心状態で、畳の上に飛び散った精液を眺めていた。
部屋中が「ぷーん」と青臭い臭いが残った。
「校長の臭いと一緒だ・・・」
大人達は、こんな気持ちの良いことを、こっそりやっていたんだ。

上野新平は、思わぬ石川啄木の詩集で、自分の「初せんずり」を懐かしく思い出していた。布団を飛び出し、バタバタと押入れに布団とタオルケットを突っ込み、朝飯の準備を始める。

(牛尾お父さんは、どうしているんだろう、暫く電話が無いし、、、)

溜まった汚れ物の洗濯もしたかったが車庫に向かって降りていった。
校長も生きていれば90歳くらいだろう、消息でも判るだろう。
墓参りでも出来れば、と高校まで過ごした田舎へ向かった。
あそこには、露天風呂で出会った椎茸栽培のお爺ちゃんもいたが、どうしているだろう元気に椎茸栽培しているだろうか。
あれから10年経っている。

昼前に、廃校跡に着いた。
下のコンビニで買って来た弁当を食うことにした。
10年前に来たあの時は一部、校舎が残っていたが、今は何も残っていなかった。
露天風呂に降りる道を探したが、雑草が生い茂ってて見当たらなかった。
残念だな、爺さんが一人で手入れしていたそうだったが・・・。
食事を済ませて、国道からチョット入った椎茸栽培していたお爺さんの家に行ったが雨戸が閉められ空き家になってるようだった。
椎茸の天日干しに使われてた広い庭も所々雑草が生い茂り、玄関まで獣道のような踏みしめられた細い道が寂しく続いていた。
「ガサガサ」
と雑草を踏み玄関まで近付いた。
鍵は掛けて無かったが、しっかり閉められている。
立ち去ろうとして、仕事カンが働き、玄関横の電気メーターに目をやった。
あれ・・・動いている。冷蔵庫か家電品の待ち受け消費のようだ。
誰か住んでいるようだ。
何かお爺ちゃんの消息でも聞かれるかもしれない。
「こんにちわぁー」
何度か声を掛けたが返事が無かった。
諦めて車に戻って、乗り込む前にタバコに火を点けて、裏山の椎茸栽
培場に通じる山道を懐かしく眺めていた。

「どなたかのぉー」
「え、あ、お爺ちゃん・・・」
振り向くと、国道から細い道を自転車に乗った、あのタヌキ見たいなお爺ちゃんがやって来ていた。
「お、新平・・・」
お爺ちゃんは、自転車から転げ落ちるように飛び降り小走りで近付いて飛び掛って来た。新平は、両手を広げて、お爺ちゃんを受け留め、しっかり抱きついた。

「夢じゃ無いじゃろうな・・・」
泣きじゃくった、くしゃくしゃのお爺ちゃんと目を合わせ、頷いた。
そのまま、手を引かれて家の中に入った。
あらためて抱き付いて来るお爺ちゃんを抱えるようにして口を付けた。
相変わらず泣きながら、息を弾ませながら顔中を舐めて来る。
新平は、されるままに、ニコニコ微笑みながら、お爺ちゃんが落ち着くのを待った。

「丁度、10年になるのぉ」
「そんなになりますか・・・でも、お元気そうで」
新平も涙声になっていた。
手を引かれて居間に上げられた。
お爺ちゃんは、シャツとズボンを脱ぎ捨て、もどかしくふんどしの紐を解いて裸になってしまった。
「あれぇー、気がはやい・・・」
上野新平も同じように裸になって、お爺ちゃんを抱きしめて唇を吸った。
絡ませる舌が、お互いの口の中を交互に暴れ回る。
そっと右手で、お爺ちゃんのチンポを撫でまわす。勃起したチンポを、お爺ちゃんの、臍の辺りに押し付ける。
「お、おお、元気なチンポじゃ・・・」
新平の腕から、するっと抜け足元に屈み込んでチンポを咥え込み尺八を始める。
「あぁー、ああ、あぅ、あぅ、はぁーはぁー・・・」
「がちがち」
言わせて総入れ歯を外し再び噛み付いてくる。
歯茎でシゴクように竿から雁を甘く噛んでいる。
お爺ちゃんの尻に手を持って行くと
「びくっ」
と身体を引いてしまった。

「おい、新平。風呂に入るぞ」
言い残して風呂場に行ってしまった。
拍子抜けした感じだったがあとを追って風呂場にいった。
「あれ、温泉の匂いがしますが・・・」
「そうじゃ、学校の下の温泉をポンプで汲み上げているんじゃ」
「それで、あそこに降りる道が無くなっていたんですか」
「ああ、石段が数年前の大雨で流されて、別の道を作ったんじゃが、露天風呂も、崩れてしまった。そこに溜めた湯を家に引いたんじゃ」
「わぁー、贅沢ですね」
「ま、結構維持管理費がかかるんじゃが、勿体無いから利用してるんじゃ」
身体を洗ってやっていると、ぽつんと言ってきた。
「年寄は、すぐ汚すから・・・」
「なんだ、そんなこと・・・」
全部はお互い喋らなかったが、納得した。

立ち上がらせて、チンポを咥えてしゃぶる。
芯は出来なかったが、半勃起してくる。
「おぅー、いぃなぁー、気持いぃー、あぁー、あぅ、あぅあぅ・・・気持えぇー、、、」
舌でアヌスを舐めだすと
「がくがく」
と身体を捩って震えている。
「はん、はん、は、は、ふ、ふ、ふ、ふっふぁぁー、ふっふぁぁー・・・」
ここの温泉は石鹸が泡立たないので、水道水で泡立ててみる。充分
潤滑剤になった。
そっと、新平のチンポでアヌスの中央を探り当て、ゆっくり挿入して見る。
「お、おぉー、えぇなぁー・・・10年ぶりじゃぁー・・・ふ、ふ、ふ、ふふ、ふっふぁぁー、ふっふぁぁ・・・」
あの頃としたら、尻の筋肉も大分落ちていたが、直腸は、相変わらず、ねっとりと粘液が絡み気持良い。
新平が発射しないうちに、お爺ちゃんが静かになって風呂の床に崩れ落ちてしまった。
ゆっくりチンポを引き抜き、湯を掛けて抱き起こす。
暫く、そのまま口付けして身体の震えが止まるのを待った。

「今夜は泊まっていいでしょうか」
「当然じゃろ、帰るつもりじゃったか」
「いいえ、なんとなく来てしまったので・・・それと、奥さんは・・・」
「ああ、婆さんは、娘のとこに行ってた時、脳梗塞で倒れて入院したままじゃ」
「大変でしたね」
「もう、3年にもなった、恐らく帰ってこれんじゃろ」
「そうですか、それで椎茸栽培は、どうしているんですか」
「ああ、あいつが入院した時、3ヶ月ほど付き添ったんで、近所の若い甥っ子に譲ったんじゃ」
「それも残念でしたね。明日の私の仕事が無くなりましたが」
「お、仕事か。そんじゃ庭の草取りやってくれ。最近しんどくなって使って無いが芝刈り機でな」
「ああ、そのくらいでしたら今からやりましょう」

2時間ほどで、庭の雑草を刈り取り、真っ青な芝生の庭に変わった。
「おお、見事に綺麗になった・・・これで暫くは助かるな」
「あんなに、生い茂る前にコマ目にやったがいいですよ」
「最近、忙しかったので、ついつい後回しにしとったんじゃ」
「あれ、忙しかったんですか」
「ああ、友達が足を骨折して入院してたのでな、もう退院したが、そんでも前より手が掛かってのぉ」
「お世話しているんですか」
「ああ、ガキの頃は喧嘩ばっかやっとったが、友達も段々居なくなってしもうてな、何時までも喧嘩しててもしょうがないからのぉ」
「そうですよね、ところで、お爺ちゃんは90になったんですよね」
「ああ、とっくにな、今は92じゃぁー」
「わ、そうでしたか。でも元気で何よりです」
「わっはっはっ、元気すぎて、若いモンに説教ばっかりやるんで、うるさがられている、わっはっはっはっ・・・」

「晩ご飯作ります。何がいいですか」
「ああ、晩ご飯か・・・今夜は、友達の爺のトコで一緒に食おうと思ってたんじゃ」
「お断り出来ないんでしょうか」
「あいつも一人暮らしでな、時々泊まりに行ってやっとるんじゃ」
「だったら、私が車で送りましょう、暫くして迎いに行きます」
「それより、あいつを呼んできて、ここに泊まらせよう、うん、それが良い」
「え、呼んで泊まってもらうんですか・・・」
新平は、折角の楽しみが無くなりそうで不満だったが、ここは、お爺ちゃんの考えに合わせてやることにした。
「それでは、3人分作ります」
「ああ、すまん。簡単なものでいいんじゃ」
「折角、作るんですから腕に撚りかけなくっちゃ」
「わっはっはっ、世話掛けるのぉ」

お年寄りだから、出来るだけ消化の良いものをと、冷蔵庫の中身と相談しながら作る。
「もしもし・・・そうじゃ俺だ・・・今夜は俺の家で飯作ったから・・・そうじゃ・・・でな、後で迎えに行くから・・・うんうん・・・心配せんでえぇから・・・じゃぁな」
お爺ちゃんが、友達に電話しているようだ。

「そろそろ迎えに行きましょうか」
「おっ、そうか出来たか。そんじゃ頼む、すぐそこじゃから」
二人、車に乗り込んで、今日ここに来た目的を思い出した。
「お爺ちゃん、この当たりに校長先生が住んで居ましたが知りませんか」
「この先の校長なら7・8年前に死んだ」
「え、そうでしたか・・・」
「ワシより5つくらい年上だったからな」
「たしか米寿の祝いをしてやったあとじゃ」
「そうでしたか、会いたかったんですが残念です」

「お、そこを入ってくれ」
迎えに行った家の前に、松葉杖ついた老人が玄関に立って待っていた。
「あれぇー、あの人・・・川村校長先生に似ていますね」
「新平、知ってるのか」
「いいえ、小学校の時の川村校長に似ていましたので・・・」
「そうじゃ、あれは川村じゃ」
「え、亡くなられたって、先程・・・」
「ああ、死んだのは、さっきの道端の中学校の校長だ」
「それじゃぁ、あの人は、川村校長先生ですか」
「なんだ、川村のこと聞いてたのか。
わっはっはっ、あいつは、ああして生きてるわい」

玄関前に車を着けて、新平が先に飛び降りて行った。
「先生、川村先生」
きょとんとして、新平を見ていた老人は、片手を突き出して新平の胸に倒れ込んで来た。
「新平か・・・」
あとは泣き出して声が出なかった。
「お元気で・・・足は大丈夫ですか」
「・・・・・。」
「おぉーい、お前たち。いい加減車に乗れっ」
二人の再会を見ていた、お爺ちゃんが、しびれを切らして声を掛けて来た。

お爺ちゃんの家に着いて玄関に入る前に表札を探したが見当たらない。
「あれ、お爺ちゃん。表札提げないんですか」
「ああ、このあたりで、ワシの名前知らんのはモグリじゃ、どうしてだ」
「名前聞いて居なかったもんですから・・・」
「わっはっはっ、名前なんかどうでもえぇじゃろ」
「ま、そうですけど・・・」
「なんだ、新平。この爺さんの名前も知らないで友達だったのか」
川村校長が、新平の肩につかまり、土間に入りながら顔を上げて言てきた。
「はい、お爺ちゃんで通していましたから」
「へんな友達じゃな、あっはっはっはっはっ・・・。林田って言うんだ、ワシの尋常小学校からの悪友じゃ」
「なに愚図愚図喋っているんだ、早くあがらんかい」
先に居間に上がった林田お爺ちゃんが服を脱いで、ふんどし一丁で立っている。
「お爺ちゃん、ふんどし一枚では失礼でしょう」

新平は、校長を抱き抱えるようにして居間に上がらせた。
「ああ、いつものことじゃ、気にせんでえぇ。ワシも脱がせてもらうから」
居間には、ふんどし一丁の裸のタヌキが2匹並んで座っている。
「再会を祝して早速、焼酎から・・・」
「そうじゃな、あっはっはっ・・・あれ、新平どうした。そんなトコで突っ立ってないで、お前も裸になって座れ」
校長に言われて我に返ったように、新平は恥ずかしそうに服を脱ぎ始めた。
「おお、いい身体しとるのぉ、あの頃は、指で潰せるくらいな貧相な身体じゃったからな、わっはっはっ・・・」
校長が新平の身体を舐めまわすように見てくる。
「そうだ、校長。汗流して来い。新平、久し振りで会ったんだ、背中でも流してやってこい。お祝いはその後じゃ」
「あ、はい。判りました、私も先程汗かきましたから。校長先生、一緒に入りましょう」
新平は、校長を脇に抱き抱えるようにして浴室に入って行った。

その時、校長が後ろを振り返り林田爺さんと、顔を見合わせて笑ってたことなど知る由もなかった。
また、林田爺さんは、校長にウインクして投げキッスまでしていた。
浴槽に先に入った新平が両手を広げ校長を抱き抱えて入れてやった。
新平の腹に押し付けられた校長のチンポは、40年前としたら見る影もなく、萎びたものだった。
浴槽に校長を入れ、新平の股間の上に後ろ向きに座らせて抱いた。
新平のチンポが校長の尻の下で、むくむくと勃起を始める。
校長は、腰を上げて、尻の割れ目に新平のチンポを挟み込んでくる。
構わず、そのままにしておく。
勃起した竿の先が、校長の金玉の裏に当たっている。

「新平・・・」
「はい?」
一瞬怒られるのかと思い、校長の腰を持ち上げようとした。
「動くな、そのままでえぇ」
「・・・・・。」
「7・8年前だったか、林田の爺が寂しそうに落ち込んでてな・・・」
「病気でも・・・」
「違うんじゃ、ぽつんと『新平に逢いたい』って呟くんだ」
「わ、私のことですか」
「そうじゃ、そんでな、時間を掛けて白状させた」
「10年前のことでしょうか」
「うん、白状してしまったら、嬉しそうに自慢しだしてのぉ」
「そうですか・・・内緒だったのに」
「それでな、新平って男が、お前のことってのが想像出来たんじゃ」
「ふぅーん・・・それで」
「お前に、せんずり教えたのがワシだったって言った」
「そんな話まで・・・」
「それから、林田爺と時々隠れて逢うようになったんじゃ」
「隠れてですか」
「うん、お互いが元気なカカァ持ちだったからのぉ」
「楽しかったでしょうね」
「うん、シルバーズパラダイスじゃ、わっはっはっはっ」

身体を温めてから洗い場に座らせて背中を擦る。
意識していなくても、身体を動かすと腰が揺れ、チンポがブラブラして自然に半勃起してくる。
恥ずかしさもあったが、構わず、校長の前にまわり、胸から腹部と洗い流す。
「でかくなったなぁー」
ぽつん、と校長が呟いた。
「え、なにか・・・」
「・・・・・。」
「先生、眠ったんですか・・・」
「いや、寝ていない。気持良くってなぁ」

校長の股間に、石鹸の泡を手に、金玉を揉むように塗りつける。
続いてチンポを左手で持ち右手で擦る。
「お、おお、気持えぇなぁ・・・あぁー・・・」
「頭もあらいましょうね」
新平が、校長の正面で立ち上がり、頭に湯を掛けようとした時、校長にチンポを捉まれてしまった。
新平自身も校長の目の前にチンポを誇示して見たようでもあったが、
実際に捉まれると恥ずかしくなって腰を引こうとした。
「あっ・・・」
両手で腰を掴まれ、顔を押し付けてチンポを咥えられてしまった。
「せ、先生・・・あ、あ、ああ、あぁー・・・」
拒否するようなことを口走りながらも、新平は、校長の頭を両手で引き寄せ、腰を前後に振っていた。
「あ、ああ、も、もう・・・いいですから、あ、ああ・・・」

その時、林田爺さんが浴室に入って来た。
「ワシも入るぞ」
「わ、あ、あ、あのう、え、あ、あぁー・・・」
林田爺さんは、ニヤニヤして新平に近付き、校長の後ろに立って口を付けてきた。
新平の足元では、校長が
「じゅるじゅる」
いわせながら尺八を続けている。
舌を絡ませて来るお爺ちゃんの策略に嵌まったと判ったが、嬉しかった。
「せ、先生・・・あ、ああ、で、でます・・・い、い、いくっ・・・」
思いっきり校長先生の口の中で爆発してしまった。
腰から下が、面白いようにガクガク震える。
「ふぅ・・・ふぅ・・・あ、ああ、あう・・・」
校長は、新平のチンポが萎えるまで口を離さず、しゃぶっていた。

(おわり)

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(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)

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★「(第18話):消防署のお父さん」に戻る。

★上野新平シリーズ(BY源次郎)に戻る。

★第20話:乞うご期待

カテゴリー: 上野新平シリーズ, 作者:源次郎 パーマリンク

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