シリーズお爺ちゃん(第8話):おしっこ(By爺ちゃん)


(1)
爺ちゃんは久し振りに新宿に出た。
特に、とりたてて用事があるわけではないが、時々都心に行きたくなる。
宛てがあるわけではない。
婆ちゃんには「気晴らしをしてくる。」と、言い置いて出てくる。
天気が良いので、都庁の展望階に登り、世間様を睥睨しようと、思いついた。
西武新宿駅から歩き出して、おしっこがしたくなった。
爺ちゃんは新宿でおしっこをする場所は決めている。

(2)
トイレには朝顔が3っつ、個室が3っつある。
右端の朝顔には太っちょ爺ちゃんが立っていた。
爺ちゃんは、真ん中の朝顔に立ってちょろちょろとおしっこをした。
溜まっていたにも拘わらず、勢いがない。
爺ちゃんは、年の爲と思っているが、前立腺の肥大も疑っている。

(3)
爺ちゃんが、おしっこが終わったのに、太っちょ爺ちゃんは、まだ立っている。
爺ちゃんが、オチンチンの店じまいをし始めたら、太っちょ爺ちゃんが声をかけてきた。
「若いから、いいねー、勢いがあって、俺のはなかなか終わらないよ」
「俺のは~」の言葉に誘われて、爺ちゃんは太っちょ爺ちゃんの朝顔を覗き込んだ。
おしっこらしきものは出ていないが、太っちょ爺ちゃんは、太く元気なものを軽くつまんでいる。
「お父さんこそ、若くていいね、俺のは、そんなに元気にならないよ。」
「興味あるの」
「勿論」
と良いながら、爺ちゃんは、太っちょ爺ちゃんのお尻に手を添えた。
「触って、ちょっとだけで良いから、触って」
「良いの」
と言いながら、爺ちゃんは太っちょ爺ちゃんの亀頭に軽く触れた。
「ああ」
と太っちょ爺ちゃんが小さな声をあげた。
「じゃあ、またね」
と太っちょ爺ちゃんに声をかけ、トイレを出た。

(4)
「急ぐ用事があるのかね」
振り返ると太っちょ爺ちゃんだった。
「よかったら、少し、話相手になってくれないか」
「良いですよ」
別のトイレが目に入ったが、爺ちゃんは無視して、マックに入った。
「アイスコーヒー」
「何にしますか」
太っちょ爺ちゃんに聞いた。
「同じもので良いよ」
「それでは、アイスコーヒー二つ」
爺ちゃんが、代金を払ったが、太っちょ爺ちゃんは、当然のごとく、支払いは無視をした。トレーを持って着いてくる。
あいにくカウンター席しか空いてなかった。
爺ちゃんが一番隅の席に、太っちょ爺ちゃんがその隣に座った。
太っちょ爺ちゃんは、何もしゃべり出さない。
その代わり、爺ちゃんの大腿に掌を載せている。
「あのトイレは、いつも利用しているの」
「そうだよ、寂しくなると、あそこに行くんだ。 俺のチンポに興味を持ってくれる奴に声をかけて、話し相手になって貰うんだよ。」
「息子が二人いるんだが、二人とも出て行ってしまった。」
「ばあさんは、昨年死んだ。 家に閉じこもっていると、溜まらなく寂しくなってね。」
「相方さんはいないの」
「いないよ、俺はゲイじゃ無いから」
「え、てっきり、お仲間さんだと思ったけど・・・。」
「話相手を見つけるために、チンポを見せるが、俺はゲイでは無い。」
そう言いながらも.太っちょ爺ちゃんの掌が微妙に動いている。
「時には、個室に誘われ、つきあってやっているが、俺はゲイではないので誘わないよ。」
「個室に入ると、ズボンを下げられ、チンポをしゃぶられてしまうが、気持ちがいいね。」
「大概、しゃぶれといわれるので、サービスしてあげている。好きか」
「ええ、嫌いじゃないよ」
「この前は、突き刺されてしまったよ。痛かったなー、でも、気持ちよかったよ」
「お前から、お誘いがあれば、そのつもりだったが」
「これから、行くか」
「私も、ゲイではありませんので、遠慮しますよ。」
「そうか、ゲイで無いのか」
そう言いながら、太っちょ爺ちゃんが、爺ちゃんのチンポを確認した。
ちょっと無理な姿勢だったが、素早い行動であった。
爺ちゃんのチンポは半勃起状態だった。
「そうかゲイで無いのか。」
そんなこんなで1時間ほどしゃべって別れたが、別れ際に、太っちょ爺ちゃんが、爺ちゃんのチンポをむずと握って。
「今日は、残念だった。次回にはゲイになってね、俺もそうするから」
との挨拶を残して去った。

終わり

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