上野新平シリーズ(第31話):詐欺にあったお爺ちゃん(By源次郎)


『プルプルゥー、プルプルゥー・・・』
「留守だろうか」
土曜日の朝早く、といっても午前8時過ぎだったがグループホームの中村お爺ちゃんからメモしてもらった雄三お爺ちゃんに先程から電話をするが出てくれない。
溜まってた汚れ物を洗濯して流し台付近を片付け終わった。掃除機でも掛けてからまた電話してみよう。

一人住まいの部屋だ。だれにも気兼ねなくふんどし一枚である。
たまに気分を変えてスッポンポンで過ごすこともある、

爽快感はあるがブラブラとちんぽが邪魔で歩きにくい。
それに油断すると勃起してくる。

一旦勃起すると1時間でも宇宙遊泳状態でユラユラしている。
そんな時は、抜いてやらないと治まらない。

フローリングの床にバスタオルを広げて、せんずりを掻く。
ゼリーを亀頭から竿の付け根、それに金玉にも塗りつけて揉み上げシゴく。

ちょっと異常ではないかとも思うくらい30分以上も勃起させたままで、強く握ったり弱く握って緩急を付けてシゴいている。

竿の根元付近の青味にも見える赤黒いゴツゴツとした何っ匹ものミミズが這いつくばったような硬い血管を擦るのがまた好い。
これは、お爺ちゃん達のアヌスで締め上げられる快感とも違う。

第一、腰の前後運動が殆ど無いので疲れた時などは楽である。
しかし、息を殺して呻くお爺ちゃんとの行為も、また違った快感がある。

以前、ソープで
『いい加減いってよ』
と迷惑がられ小馬鹿にされたことがあったが、いくまでの快楽があって初めて達成感が湧き出すのだ。

若い頃のように、臍に届くような角度では無いが、しっかり上向きだ。

足の付け根から湧き上がる痺れにも似た快感が金玉を駆け巡りそれが体中を震わせ快感を呼び込み、前立腺から尿道に流れ込むマグマが尿道を押し広げながら鈴口から勢いよく無限の彼方えと飛び出していく男汁。
それが、何度も何度も引きずって後から後から飛び散らす。
身体中の震えは、本能なのか反射神経がさせているのか自分ではコントロールが効かない。
ただただ脱力感と達成感が身体中を喜びに変えていく。

今日は、その喜びを、お預けにして、お爺ちゃん達と味合いたい。
中村お爺ちゃんに雄三お爺ちゃんを連れて行ってやると約束して2週間過ぎてしまった。
怒っているだろう。

あの時
「来週にでも」
って言ってた手前、仕事で約束果たせてなかったのが気がかりでしかたない。

掃除機のスイッチを切って電話機のボタンをプッシュする。
何度も掛けていたので番号もすっかり憶えてしまった。
リダイアルでも良かったが先程のが間違っていることも懸念されるので毎回プッシュし直している。

『プルプルゥー、プルプルゥー・・・』
やっぱり留守らしい。昨夜のうちに電話しておいたが良かったんだが、帰宅が遅かったので遠慮したのがいけなかった。
ベランダ側の掃き出しサッシュを開放して掃除機のスイッチを再びいれる。

『プルプルゥー、プルプルゥー・・・』
やかましい掃除機の音で確認出来なかったが微かに電話の呼び出し音を聞いたようだった。スイッチを切ってみた。

確かに呼び出し音だ。
こんな時間だから会社からだろう。

居留守を決め込んでも次は携帯電話に掛かるだろう。
電話機の前に立ってナンバーディスプレイの液晶画面を覗き込んだが
「非通知」
になっていた。
なんだセールスの電話のようだ。

何時までも呼び出し音が続く。仕方なく受話器を取りあげた。

「はい?」
「だれじゃ。」
電話掛けてきて、自分の名前も言わずに「誰じゃ」は無いだろう。
ちょっと「むっ」となったが声が年寄りだったので相手してみることにした。

「誰じゃって、お宅は誰ですか。」
「ワシの名前はどうでもええ。あんたは誰じゃ」
明らかに喧嘩腰だったが、ひょっとすると雄三お爺ちゃんかもしれない。
しかし誰に聞いたのだろう。中村お爺ちゃんには携帯電話の番号しか教えてなかったはずだ。

「さっきから何度も電話して来てたじゃろ。わかっているんだ」
「何だ、雄三お爺ちゃんですか。上野です、上野新平です。」
「上野?知らん。何の用事だ。何も買わんぞ。」
「あれぇ、忘れたんですか。中村お爺ちゃんの友達です。」
「何っ、ヒロの・・・。」
「はい、中村お爺ちゃんの所で会ったでしょう。」
「おぉ、あの時の兄さんか。思い出した、あの時は有難う。で、今日は何か買わせるのか。」
「あっはっはっはっ、何を買いたいですか。」
「だから何も買わん。切るぞ。」
「怒ったんですか。」
「いや、怒ってはいないが。で、何か用か。」
「きょう中村お爺ちゃんのとこに行くつもりなんですが良かったら一緒にどうでしょうか。」
「連れて行ってくれるのか。」
「はい、先々週行った時に、今度は雄三お爺ちゃんを誘ってくるからと約束したんです。かがですか。」
「おぉ、行く行く。元気じゃったか。」
「雄三お爺ちゃんに会われないから寂しいって言ってましたよ。」
「うんうん、そうじゃろう。ヒロは寂しがり屋のお坊ちゃんだから、わっはっはっはっ。」
最後の笑い声は涙ぐんでいるように聞こえた。

雨戸が閉められたままで、主が居ない寂しい佇まいの中村お爺ちゃんの自宅前に着いたのが約束した午前10時に10分くらい前だったが、すでに雄三お爺ちゃんが立っていた。
「どうしたんですか、そんな格好で。」
背広を着てネクタイを絞めた雄三お爺ちゃんを見て噴きだしてしまった。
「何か可笑しいか。ネクタイが派手だったかのぉ。」
「いいえ、ネクタイはお似合いですよ。」
「じゃ何が可笑しいんだ。」
ちょっと膨れツラで新平を見ている。

「すみません、あまりにも正装されていたので・・・。」
「そうかな、出かけるときは何時だってこうなんじゃが。」
「普段着で良かったんですよ。」
「出かける時の普段着って特別持ってないからの。」
助手席に引き上げてシートベルトを絞めてやって発車させた。
「ネクタイをはずして背広脱いでみましょうか。」
言われるまま黙って助手席で窮屈そうに身体を捩ってネクタイを取り背広を脱いでいる。
「これでええか。」
ワイシャツの下にはランニングシャツを着ているようだ。
「ワイシャツのボタンを一個外してみましょうか。」
「うん。」
素直に一番上のボタンを外す。
「どうです楽になったでしょう。」
「あぁ、楽じゃ。でもなぁ、だらしなく見えんか。」
「そんな事ありませんよ。男前が上がったようですよ。」
「お世辞は止めとけ。」
「お世辞じゃありません。ラフな感じで堅苦しさが無くて善い感じです。」
「そんなもんかのぉ。」
納得したのか疑っているのか、首に手をやったり、ワイシャツの袖をさすったりしている。

「どうです身体がデラックスしてきたでしょう。」
「おい、それを言うならリラックスじゃが。」
「わ、適切な突っ込みですね。まだボケてないようで。」
「何を言うか、ワシはボケたりしてないぞ。ボケたのはババァじゃ。」
「あれまぁ、奥さんがですか。ご心配ですね。」
「忘れっぽくなって、耳まで遠くなって困ってる。それに鬱病らしい。」

雄三お爺ちゃんの電話応対で機嫌が悪かったのは、奥さんが色んなセールスで物を買わされて困ってたそうだ。
その上、振り込め詐欺にまで遭って、生活センターとかの勧めでナンバーディスプレイの電話機に変えたらしい。

振り込め詐欺では、金額が、最初30数万円で、2時間後に再び郵便局のキャッシュコーナーで100万円余りを引き出し振り込もうとした奥さんにカウンターの女性が不審に思い用途を確認してくれたらしい。
そこで出かけていて帰宅したばかりの雄三お爺ちゃんに連絡があり振込み詐欺が発覚して大事に至らなかったようだ。

振り込め詐欺の内容は詳しくは聞かなかったが、お孫さんの交通事故処理だったようだ。
そんなことが有ってから奥さんが塞ぎこんで面白くないとも言っていた。
「今からだと中村お爺ちゃんも食事の時間ですから私たちも済ませて行きましょうか。」
「そうだな、あいつ驚くじゃろうな。」
「はい、何も言っていませんので。でも先週行くと言って行かれなかったので今日当たり待っているでしょう。」

正午前でもあったのでファミレスも客が少なかった。
ゆっくりした6人掛けのテーブルに向かい合って座る。
「一本飲んでもええかな。」
「あぁ、どうぞどうぞ。でも一本だけですよ。」
「うんうん、わかっとる。すまんのぉ。あとが楽しみだからな、うっふっふっ。」
「何言ってるんですか、あそこではお爺ちゃんが期待しているようなことは駄目ですよ。」
「駄目かぁ、残念だな。」
料理が来る前にビールが来た。
「何だ、缶ビールか。」
「申し訳ありません、当店では・・・。」
「判ったわかった。ビールには違いないからな。」

ウエイトレスの言い訳も最後まで聞かず追い返した。
ちょっと残念そうな雄三お爺ちゃん。プルトップを引き上げ小さい注ぎ口に唇を尖らせている顔が可愛い。

食事が済んでコーヒー飲んでファミレスを出たが、まだ中村お爺ちゃんの食事が終わる時間には早いようだ。
坂道を登る途中で車を止めて時間調整することにした。

道路からちょっと外れた博多湾が見下ろせる所でサイドブレーキを引く。
助手席と運転席のシートを倒して上向きで寝る。

雄三お爺ちゃんが新平の膝に片手を伸ばして乗せて来た。

その手に新平の手をそっと乗せ、ググっと握ってやる。
そのまま手を新平の股間に引き上げて半勃起したちんぽを握らせる。
雄三お爺ちゃんが新平に被さるように乗ってキスを求めて来た。
舌を絡ませお爺ちゃんの尻を両手で抱き上げ双丘の割れ目に手をいれてモミモミする。

新平の足元の狭いところに身体を沈め窮屈そうな態勢で不器用にジッパーを開けてちんぽを引っ張りだされた。

チュルチュルと音を立てて尺八される。
時々近くを通る車が気になるが、されるに任せる。

「お爺ちゃん、そのくらいにしておかないと出てしまうよ。」
「出してええ、たっぷり飲ませてくれ。」
口を離そうとしない雄三お爺ちゃんの頭を抱えてちんぽから引き離す。
「どうしたんだ、嫌なのか・・・。」
「そうじゃ無くって、いま抜いたら中村お爺ちゃんが、がっかりするでしょう。残していいてやらないとね。」
「でも出来ないんじゃろう。」
涎を手で拭いながら不服そうな目で見上げてくる。

「駄目かどうか行って見ないとわかりません。」
「そうか、出来るかもしれないな。うん、早く行こう。」
新平のちんぽをふんどしに納めてジッパーを引き上げた。

現金なお爺ちゃんだ。

改めて唇を合わせて舌を絡ませる。

「う、うぅーん・・・、チュルチュル・・・。」
「ぼちぼち出掛けて見ましょう。」
「そうだな・・・。」
ちょっと不満そうな雄三お爺ちゃんだ。

グループホームの駐車場に車を停めてドアーを開けて降りようとしている時、下駄の音が聞こえた。

中村お爺ちゃんが手を振って小走りにやって来ていた。
「なんだ雄三も一緒か。」
「なんだは無いだろう。そんなこと言うんだったら帰るぞ。」
「まぁまぁ、お二人とも喧嘩しないで。」
「飯すんだのか。」
「あぁ、済ませて部屋に戻ったら窓から車が見えた。」
「そうか、元気そうだな。」
「あぁ、身体は何とも無い。」
「そりゃぁ良かった。寝たっきりになっているんじゃ無いかと心配していたんじゃが。」
「何を言うか、雄三こそ大丈夫だったか。」
「オレは元気そのものだ、婆は相変わらず病院通いだがな。」
喧嘩しながらもお互いの健康を気遣っている。

玄関横のロビーで屯しているお爺ちゃんやお婆ちゃん達に挨拶して階段を昇る。

中村お爺ちゃんと雄三お爺ちゃんは、さっさと階段を昇り終えて姿が無かった。
部屋に入ると、二人のお爺ちゃんは、すでに抱き合ってキスしていた。
「あらら、気が早いお二人さん。ゆっくり服でも脱いでからでどうですか。」
新平に言われて、やっと二人は離れて服を脱いでふんどし一枚になった。
「ビールで良かったな。」
中村お爺ちゃんが冷蔵庫から缶ビールを出して来た。

「ビールしかないんだろう。それにしても善い部屋だな、ワシも一緒に住まわせてくれんか。」
「雄三がその気ならいつでもええぞ。どうじゃ今夜からでも引っ越してくるか。」
「あぁ、今夜からは無理だな、あっはっはっはっ。」
三人ともふんどし一枚で缶ビールを合わせて落ち着く。

「うめぇなぁー。」
雄三お爺ちゃんが大きく息を吐き、ニコニコと舌なめずりしている。
「雄三はアルコールだったら消毒用のエタノールでもええんだから。」
新平は、そうしたお爺ちゃんの会話を聞きながら二人が脱ぎ捨ててベットに乗せた服をハンガーに掛けて吊るしてやる。

セミダブルのベットカバーと掛け布団を剥がし、前回中村お爺ちゃんが広げてくれたタオルケットを勝手知った箪笥から取り出し広げてやる。

最初、中村お爺ちゃんがベットに飛び乗り上向きで雄三お爺ちゃんの手を取っ手引き上げ、そのままシックスナインで抱き合い尺八を始める。

「おぉ、久し振りのヒロのちんぽじゃぁ。」
新平は、久し振りに抱き合って喜ぶお爺ちゃん達を眺め、テレビのボリュームを心持大きめにして二人の間に割り込む。

最初は、三角状態でのフェラだったが、何時の間にか新平の竿に二枚の舌が絡みだした。
新平の口には半勃起の雄三お爺ちゃんのちんぽが入った儘だったので、蟻のとわたりからアヌス迄を舐めあげ、尻を引き寄せ菊門に唾をたっぷり塗って指を挿入する。

「うぅおおぉーっ。」
と腰を捩って逃げる双丘を両手で掴んで押し広げ菊門のプックリした蕾に舌を捻じ込む。二人のお爺ちゃんを昇天させるのも大変だったが、最後は雄三お爺ちゃんのたってのお願いもあって、雄三お爺ちゃんの口の中で果てた。

給湯設備がある洗面台で身体を拭いてさっぱりする。

二人のお爺ちゃんは、まるまった格好で抱き合って寝ている。

赤ん坊の寝相にも思える。
それぞれの身体を拭き終えて毛布を掛けて休ませた。

グループホームの館内放送が夕食30分前の案内を始めだした。

アメージンググレースをバックに流しながら、ちょっと洒落たインフォメーションだ。
「ぼちぼち帰らんといかんようだな。」
「そうですね。」
「なんだ、もう帰るのか。」
「また来るからな、元気にしててくれや。」
「あぁ、雄三もあんまり飲むんじゃないぞ。血圧はええんか」
「婆が監視しているから大丈夫じゃ。血圧より前立腺が気になるが。」
「そうじゃ、来月から坂の下をバスが通るらしいから時々遊びに来てくれ。」
「そうか、それは良かった。開通したら連絡してくれ。」
「あぁ分かった、電話する。」
なかなか二人の会話が終わらない。

新平が先に玄関を出て駐車場に向かった。

眼下に夕日で赤く染まった博多湾が美しく穏やかな風景だった。

雄三お爺ちゃんを家まで送り、途中で夕食の惣菜を買い込んで帰る。

駐車場に車をいれて玄関ホールに来ると出てくる下向きに歩く老人とぶつかりそうになった。
「あれっ、今藤お爺ちゃんではないですか。配達でしたか。」
紛れも無く詩吟の先生で八百屋の今藤お爺ちゃんだった。

なんとなく元気が無いようだ。

以前は何度か新平の部屋で絡んだ仲だ。
吃驚した顔をあげた。
「お、上野さん。お久し振り・・・では。」
そう言って自動ドアーから出て行こうとしている。
「お急ぎですか、良かったら寄って下さい。」
「いや、急ぐことは無いんですが・・・、お邪魔でしょう。」
「なに遠慮しているんですか、お元気そうじゃないですか、久し振りじゃないですか寄って下さいよ。」
「いいのかな・・・仕事着のままなんじゃが。」
「良いも悪いも無いでしょう、何時だって仕事着だったでしょう。さぁエレベーターが来てますよ。」
「それでは、ちょっとだけ。」
「可笑しいですよ、どうしたんですか。」
「いやぁ久し振りだから。」
「なんか変ですよ。体調でも悪いんですか。」
「体調は、いたって元気そのものですよ。」

エレベーターのドアが閉まって動き出した時、今藤お爺ちゃんの股間に手を持っていって揉んでみた。セキュリティ用のテレビカメラが有るのでそれ以上は出来ない。

それでも嬉しそうにニコニコした笑顔を返してくれた。

エレベーターを先に降りた新平が廊下を歩き出したが後ろから足音がしない。

振り返ると、今藤お爺ちゃんが
『先に行ってくれ』
とジェスチャーで言っている。お得意さんの目が気になるようだ。
玄関ドアーの鍵を開けて、中に入り靴を脱いでいると
「お邪魔します。」
と小さな声で今藤お爺ちゃんが身体を入れてきて内鍵を掛けた。
「わっ、どうしたんですか・・・。」
居間に上がりかけた新平の後ろから腕を回して抱きつき背中に顔をくっ付けてくる。

靴下のまま玄関に降りて今藤お爺ちゃんを抱きしめキスをする。

「うぅー、会いたかった・・・はぁはぁ・・・会いたかった・・・。」
唇を離したりくっ付けたりしながら懐かしそうに呟くお爺ちゃんの頭を撫でる。

新平の股間にお爺ちゃんの手が弄るように慌ただしくジッパーを開けにきた。

「汗かいていますからシャワーを先に済ませましょうか。」
新平の言葉が聞こえない筈はないのだが、ちんぽを引っ張り出し膝まづいて咥えられてしまった。
されるに負かせていたが、新平のちんぽに元気が無い。

それでも半勃起したちんぽを愛おしそうに舐めている。
落ち着いたのか、荒々しく舌を絡ませ舐めていたが、立ち上がって唇を舐めに来た。

新平も、舌にたっぷり唾を乗せてお爺ちゃんの口に送り込む。

「ねぇ、お爺ちゃん。ご無沙汰でしたがお元気だったんでしょ。」
「あぁ、身体はいたって元気ですよ。」
「でも、いつもと何か違うんですが。」
一緒にシャワーを終えて、新平は冷蔵庫から缶ビールを出し今藤お爺ちゃんの手に渡した。身体に巻きつけていたバスタオルを絞めなおしながらお爺ちゃんはニッコリ笑った。

「上野さんに会えたから、もう大丈夫です。」
「やっぱり何かあったんですね。」
『グイッ』
と手にしたビールを一口飲んで、新平の胸に顔を埋めて来た。
「お仕事のことですか。」
『コックリ』
頷いて再び強く抱きしめてくる。

「そうでしたか・・・、下でお会いしたときから気になっていました。」
新平は、今藤お爺ちゃんの顔をそっと両手で包み唇を合わせにいった。
「横になってお話ししましょう。」
そう言って寝室に行き布団を敷いた。

今藤お爺ちゃんの話は、小一時間にもなったが、新平はときどき頭を撫でたり、また起き上がって肩や腰を揉んでやる。
終戦後の話から始まり苦労して60年近くも続けてきた八百屋も、商店街に出来た大型ストアで閉店させられてしまったそうだ。
幸いにも一緒に手伝ってくれてた息子さんがテナントとして続けているが、お爺ちゃんには馴染めないらしい。

今藤お爺ちゃんは、喋り終えると大きく溜息を突いて新平にキスを求めてきた。

上向きに大の字になって寝そべり、お爺ちゃんが乳や脇腹を舐めながら股間の茂みに顔を埋めていくのを天井を見ながらされるに任せていた。

昼間の中村おじいちゃんと雄三お爺ちゃんの相手をしてまだ数時間だったこともあり、勃起力も弱く、くにゃくにゃと今藤お爺ちゃんの舌の上でだらしなく吸われていた。
ちんぽの根元を唇でシゴかれお爺ちゃんの口から溢れ出た唾液が金玉から菊門にまで濡らして行く。

心得たお爺ちゃんの口が、金玉に降りてきてパクッと喰われ込まれて舌の上で転がされている。

「あ、あぁー・・・そんな・・・あ、ふっふぁぁー、気持ちいいです。」
新平のチンポは、数時間前の疲労を忘れて一気に成長してしまった。
身体を起こし、お爺ちゃんを正座させて顔の前にピクピクさせたチンポを持っていく。
それを両手で愛おしく挟みペロペロと舐めてくれる。

腹を空かせた赤ん坊が母親のおっぱいに吸い付いているように見える。

お爺ちゃんの尻タブは、お腹のでっぷりした脂肪のビア樽と違い、まったく 無駄の無い引き締まった硬い筋肉だ。
これが鍛えられた男の肉だ。忘れていたと言うより新平の身体の奥で、ズキズキと疼くものを感じた。
配達で鍛えられた足も引き締まった硬くて細い。

その両足を持ち上げて双丘に顔を埋め舌先で菊門を探る。

持ち上げた両足を拡げ腰を双丘に押し付けると、亀頭の先に充血した菊門がヒクヒクさせながら迎えてくれた。

雁を入れて肛門筋を馴染ませ、ズズッと竿を突き刺す。

「う、うぅんー・・・。」
ちょっと乱暴だっただろうか、抜き差しをする前に暫らく待ってやった。
やがてお爺ちゃんが催促するように尻を振ってきた。
ズンズンと押し込むとS状結腸に当たったようだ。
「あふっ!」
と言って逃げようとする。

腰をしっかり掴んで出し入れをする。

「わ、わぁ、いい・・・あ、あぁ、あたるぅー・・・。」
直腸内の粘膜が絡みついてくる。

ずぼっと引き抜き挿入する。

「あ、ああ、そんな・・・ひひひ・・・いい。」
「久し振りだからゆっくり楽しみましょうね。」
「ああ、 いい・・・いじめて・・・!」
「えっ!」
と耳を疑い今藤お爺ちゃんを見る。

自分の両手で乳を揉みながら悶えている。

そんなマゾヒチックな性癖があったんだろうか。

今までの絡みでは、そうした感じを受けた記憶がない。

「お爺ちゃん、私、 SMプレイの経験が無いんで・・・。どうやって苛めたらいいの。」
「あ、あぁー、お尻をぶってくれ・・・。」
「え、おしりを・・・ぶつ?」
「ああ、平手で数回打って、くれ。」
そう言って乳をぎゅっと摘まんで喘いでいる。
さおを引き抜きお爺ちゃんの尻を再びながめる。
『バチッ、バチッ・・・。』

新平は、思いっきり平手で双丘の左右を数回ひっぱ叩いた。
みるみるしりに腫れ上がり手形の部分がどす黒く充血し出した。
「あ、あぁー・・・もっとぶって・・・。」
「いいの・・・。」
いつもと違った雰囲気に戸惑ったが、言われるままに打ち続けた。
「あう、あぁー・・・いいぃー・・・。」
今藤お爺ちゃんは、涙を流しながらぐったりなった。

眺めている新平にきづいたのか
「は、早く入れて」
と尻をくねくねと振っている。

気を殺がれた新平のチンポは、すっかりだらしなく萎んでいた。

シックスナインで復活させようとしたが無理だった。

その反面、今藤お爺ちゃんのチンポは半勃起したままであったが、竿の根元を指で絞め、尺八しながらシゴいてやると、やがて腰を持ち上げブルブル身体を震わせ、勢いは無いが黄白色の強い匂いをさせた精液がダラダラと竿の先から流れ出した。

そのまま抱き合って寝ていたが、やがてお爺ちゃんがシャワー室に入ったようだが、身体を拭いているのかシャワーの音がしない。
まどろんでいる新平の耳元に
「有難う、元気になったよ。」
と囁いて唇に軽くキスをして出て行った。
玄関ドアーが閉まる音が聞こえたかどうかは意識に無かった。

翌朝、9時過ぎに目を覚ましトイレに行く途中、今藤お爺ちゃんが走り書きしたと思われるメモが食卓にあった。
『有難う』
それだけの走り書きだったが、お爺ちゃんの喜びと優しさが、溢れていた。

  第31話おわり

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(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)

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★「(第30話):マッサージ師のお爺ちゃん」に戻る。

★「(第32話):ゴルフ場のお爺ちゃん}:乞うご期待

★上野新平シリーズ(BY源次郎)に戻る。

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