上野新平シリーズ(第38話):宅急便のお爺ちゃん(By源次郎)


午後6時前、通勤電車から開放されて駅前の広場を斜めに突っ切り、数台のタクシーが客待ちして屯している運転手達がいる横を通り過ぎる。

最近は結構お爺ちゃん運転手もいるようだ。個人タクシーなどでは、とっくに70過ぎた運転手も目に付く。
今日もそうしたお爺ちゃん運転手を品定めしながら軽く挨拶して通って来た。品の良い上品で可愛いお爺ちゃんが挨拶返してくれると立ち止って話し込みたい衝動に駆られることもある。
そんなお爺ちゃんに会った時は、自宅まで道すがら淫猥な想像を掻き立てながら歩く。誰にも迷惑かけないし楽しい時間である。

先ずは、下着がブリーフかトランクス、あるいはモッコリ突き出るサルマタだろうか。
出来ることなら褌で有って欲しいと考える。

次に裸にして股間の一物を想像して、色や形を当て嵌める。

今までのお爺ちゃんでは、時々仮性包茎がいたように思う。

西洋人ではもっと確率が高いとも聞くが、悲しいことに一度も西洋人とのまぐ合いが無い。

『ププッ』
ちょっと遠慮気味に後ろからクラクションを鳴らされた。

電車の線路の土手下を通るこの道は、駅前から横断歩道を渡らなければ、商店街前の歩道に行けない。

車道の左側だが土手の下には蓋が付いた側溝があり、また道路外側の白線も引かれている。
別に車の往来に邪魔になることも無いのだからと後ろを振り返ったがフロントガラスには西日が当たり運転手は確認できなかった。

それでも左側に避けて側溝の上を歩く。

駐車でもしたいのだろうか、速度を落とし新平を追い越して左側に寄って白線を跨いで停まった。
幌を掛けた軽自動車だったが、右の車道側に出ようか迷ったが
側溝の上を通られそうだったので軽自動車の左を歩く。

ちょっと腹立たしい気もして運転席を見てみた。
作業帽を被ってニコニコ笑ったお爺ちゃんがシートベルトかけたまま助手席側に身を乗り出して新平が通るのを待っていたようだ。
「上野さん、いまお帰りですか。」
「え、はい。どなたでしたかね。」
現場に材料を届ける業者の人たちを思い浮かべて見るが心当たりが無い。
「すみません、先日配達で伺った宅島です。」
「宅島さんですか・・・えっと何処で。」
ニコニコ笑ってたお爺ちゃんが帽子を脱いで汗を拭き出した。
「あ、あの時のお爺ちゃんでしたか。お仕事大変ですね。」
確かに先日ネットで買ったブルゾンを配達してくれたお爺ちゃんだった。

「思い出してくれましたか、あはははっ。まだ元気ですか。」
「え、何が。あぁ、そんな恥ずかしいことを・・・あっはっはっはっ、元気にしています。」
宅配で来たのを玄関テレビに映して見たのが、美味しそうなお爺ちゃんだったので朝の半勃起したちんぽを褌一枚で見せたことを思い出した。

「どうです、一杯やりませんか。」
「わ、いいですね。いつが良いですか。」
「思い立ったときが良いでしょう、今日は午後9時くらいに仕事が終わるんですが遅いですか。明日は休みなんです。」
「大変ですね、私の方も明日休みですから、ゆっくりしています。」
「それでは、9時過ぎに電話します。携帯の番号を教えて下さい。」
「あ、名刺に書いてるのが・・・あ、これだ、これに電話して下さい。キットですよ。」
「お、有難う。それではノチほど。一仕事済ませますので。」
新平の名刺を作業ユニホームの胸ポケットに入れて手を振って出て行ってしまった。

まさか、あのお爺ちゃんと再会出来るとは思ってもいなかったし、一緒に飲めるなんて幸せなことだ。
帰宅後シャワーを浴びて夕食と朝食の準備に取り掛かる。

普段の帰宅は午後8時を過ぎるコトが多いが、たまに早く帰宅すると夕食も二、三品ほど余計に作る。
お爺ちゃんの夕食はどうしたのだろうかと気になって来る。
毎日同じパターンだろうから途中で済ませるんだろうか、それともお爺ちゃんが帰宅するまで奥さんが待っててくれて晩酌の相手をさせながらと勝手に想像しながら一人夕食を摂る。

宅島お爺ちゃんからは午後9時キッカリに電話が有った。
予定より遅くなったのを詫びた後、配達伝票を事務所に出して一応終了したが会社でシャワーを浴びて帰りたいから10時過ぎに駅前で会いたいと言って来た。

それから居酒屋に行っても、たいした料理も無いだろうから新平の家でシャワー浴びてもらい、ここで飲むことにした。
最初は遠慮気味だったが新平の押しに負けた形で了解してくれた。

30分後、新平の家に来た宅島お爺ちゃんは、夕方会った時の作業服のままであった。

褌一枚で出迎え玄関ドアーを開けてお爺ちゃんを入れて鍵を掛けて振り返ると靴も脱がずに突っ立っている。
「どうしたんですか、さあさあ誰も居ませんから遠慮なく上がってシャワー浴びて下さい。」
「・・・・・。」
黙って靴を脱いで上がり二、三歩あるいて、又立ち止まっている。
汗臭いお爺ちゃんの背後から抱きしめてみた。

驚いたコトにお爺ちゃんは小刻みにぶるぶる震えている。
「どうしましたか。」
抱きついたまま俯き加減のお爺ちゃんに、真っ赤になった耳元で小声で聞いてみる。
「す、すみません。図々しく押しかけて来ましたが、考えてみると初対面の方の家に来てしまったのを後悔しています。」
「あっはっはっはっ、そうでしたか。それじゃぁ、私だって初対面ってことでしょうから構わないんじゃないですか。」
「はい・・・。」
「取り敢えず風呂にでも入って落ち着いて飲みましょう。」
背中を押して脱衣場まで付いていく。

浴室のドアーを開けてやり風呂蓋をとって出て来た。

「ごゆっくり汗を流して来て下さい。焼酎でも日本酒でも好きなほうを準備しておきますから、どちらが良いですか。」
「それじゃぁ、焼酎を・・・良かったら芋の方を。」
「判りました、それだけハッキリ言って貰えて助かります。一応何でも揃っていますから。」
お湯割りか水割りか、ロックが良かったか聞けなかったが、どっちにしても大丈夫なように、テーブルに揃える。

「夕食はまだなんでしょう。」
浴室に声を掛けてみたが、シャワーの音が聞こえている。

脱衣室まで行って聞かないと聞こえないだろう。

酒の準備を済ませ、着替えも無いだろうからとタンスから半袖のアンダーシャツと褌を出して脱衣室に入った。
丸められたシャツからホツれた紐らしいものが出ている。

そっと手にするとシャツの中からくたびてた洗い晒したシワシワの褌が覗いていた。

嬉しくなって褌を取り出す。

つい先程までお爺ちゃんの股間にあった褌に残った体温を感じる。
股の間のシワを鼻にもっていき黄色くなった染みが付いているトコを嗅いで見る。

しょんべんの臭いと淡くチン粕の臭いが残っている。

思わず舌先で舐めて見る。

塩辛い味がお爺ちゃんの一日の労働を感じる。

持って来たシャツと褌を洗濯機の蓋の上に乗せお爺ちゃんに声を掛ける。
「宅島さん。使い古しですが洗濯していますので、ココに置いていますから、これを着て下さい。」
「すみません、慌ててシャツも持って来てなかったんです。」
恐縮したお爺ちゃんが礼を言いながら湯から上がる気配がした。
何となく後ろめたい変態行動を知られたくないって気持ちからか、お爺ちゃんのシャツと褌を戻して逃げるように脱衣室を出て来た。

「いやぁ、さっぱりしました。有難うございました。ふんどしお借りします、丁度ピッタリです。」
丸めたシャツと作業服を左手に顔を拭きながら褌一枚のお爺ちゃんが風呂から出て来た。
ぷっくり突き出た腹の下に食い込むように絞めた褌姿だ。
「あ、脱いだ下着はこれに入れててください。」
渡した紙袋に礼を言って汗の臭いが付いたシャツとふんどしを詰める。

「さぁ、先ずはビールで乾杯しましょう。」
「すみません、嬉しくて気ばかりが焦って手ぶらで来てしまいました。」
「そんなこと気にしないで下さい、私も嬉しくって晩飯も喉に通らなかったんですから。」
「いやぁ、年甲斐も無くあわててしまっていました。」
「年甲斐って、宅島さんは、お幾つですか。」
「来年古希です。それと上野さん、宅島さんっての辞めましょう。会社では宅爺(たくじぃ)ってよばれていますから、それで頼みます。なんかこそばゆい感じで・・・宜しく。」
「それじゃぁ、宅爺、私も新平で頼みます。」
「新平ですか・・・そりゃぁいいなぁ。」
「それで、どうしましょう、最初はビールでしょうが、焼酎はお湯割りでつくりましょうか。」
「そうじゃな、一杯目はロックで頼もうかな。」
「わかりました。それで、宅爺、夕食はまだでしょう。」
「これだけ芋の原液とオカズを入れたら摂り過ぎですよ。」
「それじゃぁ後で軽くお茶漬けでも作りましょうね。」
「いやぁ構わんでええ、いつもは、コンビニの弁当で10時過ぎに晩酌と晩飯をすませているから。」
「そんなに遅くじゃ奥さんも面倒見切れないでしょう。」
「ああ、カカァは居ない。」
「あらそうでしたか、お寂しいでしょう。お子様とかと同居されているんですか。」
「いや・・・、一人暮らしじゃ。近くに娘夫婦や孫もいるんじゃが、一人が自由でええ。」
「娘さんご夫婦じゃ遠慮するでしょうね。」
「うん、まだ身体は動くからな。」
「元気でいいですね、息子さんもまだまだ元気なようだし。」
「いや、息子夫婦は関西に・・・、え、ああ、あっはっはっはっ、そっちのムスコかぁ、それはどうじゃったかな。」

飲むほどに話も尽きない。

気が付くと11時をとっくに過ぎていた。
話の途中、宅爺の足先に新平の足を乗せたが、引こうともせず新平の顔を見つめてニコニコしている。

愛嬌の良いお爺ちゃんで、今すぐにでも犯してやりたい衝動が新平の心の中を掻きまわす。
椅子に座って飲んでいるので身体に触るにも遠過ぎる。
「宅爺、椅子では落ち着かないですね、場所を変えて畳みの部屋に移って飲み直しましょう。」
「そうじゃな、さっきから腰が痛く成ってってきたんで助かる。」
途中から二人とも芋焼酎のお湯割を飲んでいたので、作り直して
皿に残った肴と一緒に寝室に移る。
「すみません、布団出しっぱなしで・・・一人住まいだと何時もこうなんですよ。その先の空いたトコに座って下さい。」
わざと出しっぱなしにしていた布団を二つに丸めて部屋の隅に押しやった。
「あぁ、ワシだって同じようなもんじゃぁ。あっはっはっ。」
「テレビでも点けましょう。」
そう言ってDVDをセットする。最初は男女の絡みを見せる。

勿論のことだが男同士の絡みを2枚目にセットする。
「おお、良い物持ってるなぁ、元気な兄ちゃん達だ。」
暫らくは画面を見ていたが、女の子の呻き声が聞こえだす頃は、コップを手にしたまま居眠り始めてしまった。

残念、肝心な男同士の絡みを見せて反応を知りたかったが、これでは無理なよう。
眠ったんじゃ話しかけても迷惑だろうと新平は食卓の上を片付け流しに置いた食器類を洗って寝室に戻った。
宅爺は、手にしていたコップをトレーに戻して、二つに折り畳んだ布団を枕に仰向けで寝てしまっていた。

すっかり用を成さなくなったゆるんだ褌からはダランと金玉が覗いている。

腹の下に絞めた紐も前垂れが絡みモッコリしたちんぽと雁の形がサラシの中に窮屈そうだ。
こんなの見せられたら新平の理性も飛んでしまう。

それで無くてもウズウズしていたわけだから、宅爺の足元に跪く。
宅爺の寝息を確認して、そっと口付けをしてみる。

「むがが・・・。」
何か言った様だったが眠ったまま手の甲で唇を拭いて寝息をかきだした。

宅爺の褌の上からチンポを撫でてみる。ちょっと膨らんだ感じだ。

そのまま晒しのうえから
『パクッ』
と咥え竿に沿って舌先で舐める。

見る見る膨らみ出した。

前垂れを緩めてやり褌の前袋の横から竿を引っ張り出す。

すっかり剥けきった雁の先に黒い染みが2箇所付いているが、黒ずんだ赤みを帯びたそれは、熟れたスモモのようだ。

ぱっくり開いた鈴口からは、すでに透明のドロンとした先走りで濡れている。

舌でペロペロ舐めて鈴口に舌先を入れる。
しっかり勃起してきた。
こんな美味しいのを奥さんにだけ食べさせていたのだろうかとヤキモチさえ覚えて苦笑する。

天井を見る程の角度では無いが芯が出来た硬いチンポが新平を嬉しくさせる。

尺八していたら、ちょっと腰を持ち上げたようだったが、相変わらず寝息のテンポは変わっていないようで安心する。
このまま続けていたらいってしまわれそう。

早く気が付いて止めさせてくれないかと勝手なことを考えながら尺八を続ける。

「う、うぅーん・・・。」
気が付いたようだ、顔を挙げて宅爺の顔を見ると天井を見上げている。

まだ自分が居る場所と状況が飲み込めていないようだ。
「宅爺、目が覚めましたか。」
はっとした目で股間に座り込んでいる新平を見てきた。

勃起して褌から飛び出た自分のちんぽを慌てて手で隠そうとしている。
起き上がって両腕を新平の方に伸ばしてきた。

身体を預けるように宅爺の身体に乗りかかり顔を近づけていく。
頭を上げて新平に顔をくっ付けてきて唇を舐めに来た。
舌を捻じ込ませるように新平の唇を開けさせ舌を絡ませてくる。
あんなに消極的にも取れた宅爺とは思えない、人が変わったように抱きつき新平の竿を掴みシゴキ始めた。

シックスナインになるのも宅爺に先に咥えられてからだった。

上向きから互いに横向きになってシャブリ合う。

手探りで準備していたリングを嵌めてやる。

宅爺の半勃起していた竿が元気になりだした。

ゼリーを塗って仰向けにさせる。

その上に新平が跨り腰を落としていった。
「お、おお、うっわぁー、入ったぞぉ・・・あぁー、いいなぁー、ふっふぅーん。」
新平が腰を上下させるのに合わせて宅爺も悲鳴にも似た呻き声を出し、自分も腰を上下させる。
最後は正上位で攻めさせた。頃合を見て肛門を絞めに行くと、又しても力強く出し入れしてくる。

「ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぐっ、ひはっ、ひはっ、ひはっ、ひはっ・・・でるでる・・・ああん、あん・・・いぐっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・。」
霊長類の発する言葉とは思えない、野獣そのものの声でいってしまった。
新平の胸に抱かれて余韻を楽しむ宅爺の頭を撫でてやる。
相当疲れた模様で、暫らくは新平の唇を貪るように舐めまわしていたが、そのまま寝てしまった。

時計を見ると午前一時を回っていた。

当然電車も無いことだから泊まっていくつもりだろう。
鼾を掻きだした宅爺に毛布を掛けて、シャワーを浴びる。

まだ新平はいっていなかったので勃起させたままぶらぶらさせながら寝室のコップを片付ける。

宅爺に掛けた毛布に滑り込み向かい合わせでダッコして寝る。
明け方だったろうか宅爺が新平の竿を尺八していたようだったが、そのまま寝てしまった。

次に目が覚めたのは朝日が差し込んで来てからだった。七時くらいだったと思うが休みでもあったので起きるのをやめた。

横に寝ている筈のお爺ちゃんが居なかったが、シャワーでも浴び
ているんだろうと思いそのまま又寝てしまう。
『プルプルルゥー、プルプルルゥー』
誰だろう、休みだっていうのに朝から携帯電話が鳴っている。

仕方なく起き上がって通話ボタンを押す。
「新平か、まだ寝ていたんだろう。すまんな起こしてしまって。」
「あら、宅爺。何処にいるんですか。」
「ああ、家に帰っている。昨夜は有難う。」
「どうしたんですか、休みって言ってなかったですか。」
黙って帰られていたと聞いて、昨夜のことを後悔しているのかと不安になる。

「いやな、すまんすまん。ちょっと用事を思い出してな。」
「それじゃぁ、そう言って帰って下さいよ。黙って帰られたんじゃ気分が悪いですよ。」
話しているうちに、ちょっとムッとなって語気が荒くなった。
「うん、悪い悪い。新平が良く寝ていたのでな起こすのが可哀想じゃったんじゃ。気を悪くしたんじゃったら謝るから、な、な、機嫌なおしてくれ。」
電話の向うで恐縮しているお爺ちゃんがチョット可哀想になった。
「用事って何だったんですか、お急ぎだったんなら仕方ないですね。」
「笑わないで聞いてくれるか。」
「え、笑うようなコトですか。」
「なに、犬と猫の餌をやるのを隣の婆さんに頼むのを忘れていたんじゃ。」
「へっ、餌ですか。」
「ああ、年取った犬と猫でな、朝と晩の二回やっているんじゃ。そんで昨夜やって無かったじゃろ、心配で、心配で・・・。」

最後は涙声になっている。犬や猫を可愛がる優しいお爺ちゃんの気持ちが伝わってくる。きっと家族同然の生活なんだろう。
「それじゃぁ仕方無いですね。それで間に合いましたか。」
「うんうん、なんとかな。ちょっと恨めしそうな目をされたがな。あっはっはっはっ。」
「それは良かったですね。」
「うん、有難う。それでな・・・。」
「まだ何か。」
「それでな・・・。」
「だから何でしょう。もう悪いことに誘惑しないでってコトでしょうか。」
「そうじゃ無くって・・・、明日は勤務だから早くに出かけるが、今夜また行ってもええかな。無理だったらいいんだけど。」
「え、今夜って、今日ですか。」
「ああ、駄目だろうな。」
「何言っているんですか、黙って帰った罰です。是非来て下さい。待っていますから。」
嬉しい転回に新平の顔もほころんでくる。

「うん、罪の償いに呼んでくれ。一週間分の掃除と洗濯を済ませたらスグ行く。」
「私も掃除や洗濯それに買い物がありますから夕方が良いです。」
「そうか、有難う。それとな・・・。」
「まだ何かあるんですか。」
「いやな、焼酎は持参するから買わなくていいから。」
「そんな気は使わなくっていいですから、身体ひとつで来て下さい。」
「もらい物があるんで持って行くな。」
誤解し合いそうな気配も取れて、晴れ晴れした気持ちで鼻歌交じりでテラスに布団を干し掃除を始める。

宅爺は初体験だったんだろうか、あんな激しい善がり声でいってしまわれては新平自身爆発するチャンスを無くしたが満足だった。

午後5時、夕食の準備を早めに済ませ、ふんどしにアイロン掛けしていた時に宅爺がやって来た。
褌には、柔軟材や糊付けはしないが洗剤と軽く漂白剤を使う。

アイロンは幅広の紐にだけはしっかりアイロンを掛ける。
新平の拘りのひとつでもある。

ビシっと絞めたいのだ。

しかし、すぐにヘソ下に落ちてシワになるんだが、絞めるときだけの満足感といったものだろう。

「何ですか、その荷物は。まさか家出して来たんじゃ無いでしょうね。」
玄関に入って来た宅爺は、身体が隠れるくらいのダンボール箱を持っている。
「なにって、お詫びと挨拶兼ねたプレゼントじゃ、一人暮らしじゃ使いきれんで困ってたんじゃ。」
居間に上がって荷物を床に降ろすのを待って、宅爺に抱きつきキスをする。

何となく昨日より落ち着きを見せるお爺ちゃん。

向き合って、しっかり抱き返して舌を絡ませにくる。
股間に手をやるとすっかりモッコリさせている。

先に新平のジッパーに手を掛けた宅爺が、半勃起したチンポを咥えに来て尺八を始める。

「あ、あう、うまいですね・・・そのくらいで、ははーん・・・ちょっと急がないで、ね、ねシャワーでも。」
宅爺の頭をポンポンと叩いて引き抜いた。

恨めしそうに新平の足元に跪いた宅爺が見上げてくる。

腋の下に手を入れて立たせ唇を合わせに行く。

やおら宅爺がダンボール箱の荷物を取り出し始める。

洗剤、サラダ油、味噌、醤油、砂糖、塩、ソース、ハム、海苔、雨傘、時計、気温計と贈答品のセット箱や、それらを開封したセット品の一部などの生活用品の山だった。
「どうしたんですか、もしかして宅配品の横流しとか。」
「馬鹿言っちゃいかん。これはな、配達先で受領はするが処分してくれって言われて持ち帰った物じゃ。」
「いらないからってコトですか。」
「そうそう、中元、歳暮、見舞い返し、香典返し、結婚祝い等の品でな、老夫婦の二人暮らしじゃ貰っても邪魔になるだけなんだ、近所に分けてやってたが自慢しているとか裕福をひけらかすとか言われるんじゃ。そんで持って帰ってくれってたのまれるんじゃ。」
「そうですか、それで会社の仲間で分けるとか出来ないんですか。」
「それがな、会社に持ち帰るのはマズイんじゃ。色々と面倒な法律とか規則が有ってな。ワシ達には詳しくわからんがな。」
「宅爺のご近所に分けるとか。」
「それがまた大変なんじゃ。それこそ横流しとかで見られてな。」
「そんな悩みがあるんですか。」
「最近は捨てるのも分別とか煩いじゃろ、へたすると費用が掛かるのもあるんじゃ。だから貰ってくれ、賞味期限は確認してるから。」
「知りませんでした、そんな裏話があるんですか。とにかく荷物は後で整理しますからシャワーでも如何ですか。」
「うん、今夜も邪魔する。」

シャワー室で互いの身体を流し合い、最後に宅爺の直腸洗浄をする。

キョトンと目を丸くしていたが、新平の為すがままにさせていた。

湯上りにビールで乾杯し食事はまだ早いからと言って、宅爺が寝室に向かった。

慌てて後ろを追う。
「お、感心に布団干したのか。」
取り込んだ布団を押入れに仕舞わず部屋の隅に置いた布団に寄りかかって寝るっ転がっている。

新平がビールと肴を手に近付くと跳ね起きて座り直しバスタオルを腰に巻いただけの宅爺がテレビの前に胡坐をかいて股間丸出しで強請(ねだ)ってくる。

「な、あれを見せてくれ。」
「あれって・・・。」
「昨夜2枚目にセットしてたヤツだ。」
「知っていたんですか。男同士の絡み合いでしょ。」
「そうそう、あれを見たくって来たんだから。昨夜は新平の上で忙しかったがチラチラ見ていたんだ。」
「そうだったんですか、では今夜は違ったのから始めましょう。」
間もなくテレビの画面には、刑務所の独房で制帽被った刑務官が下半身裸で服役者にちんぽをしゃぶらせ、交代でしゃぶってやっている。

その後刑務官のアナルが激しく突かれている場面に進んでいく。

「すっげぇなぁ、いっくら演技でも凄過ぎる。わぁー、いきそうだぞ。」
宅爺は自分の半勃起させたちんぽをシゴキながら目を輝かせている。

宅爺の股間に顔を埋め尺八ってやる。

堪らず後ろに転んで腰を持ち上げながら足を突っ張っている。

両足を持って金玉からアナルへと舐めていく。

「お、おぉー、そこそこ・・・お、おぉー、気持ちええなぁー。」
菊座を周辺から膨らんだ花開く前の蕾に舌先を入れていく。
「ふっふぉ、ふっふぉぉー・・・止めてくれ・・・あ、ふっふふ、ふっふふ、ええなぁー。」
腰をくねらせ逃げ回る宅爺の身体を反転させ四つん這いにさせ腰を掴む。

既に先走りでヌルヌルになった雁を蕾にあてがいグリグリと押し付けてみる。
「い、いたっ・・・止めて・・・お願い。」
泣き声の宅爺が懇願してくる。

思い直して身体を離し、双丘に顔を埋めて蕾を舐めまわす。

ベトベトに唾液で濡れた菊座に中指で、窄まりを押し揉んでやると呻きながら腰を上げて吸い込むように引き込んでいく。

さらに捏ね回して深く押し入れる。

しこった窄(すぼ)まりが、ふっと絞め付け生き物のように収縮を繰り返し始める。
指を2本にして窄まった蕾にこじ入れる。

狭い通路の行くてで阻まれる。

そこで留まって様子を伺い、再び侵入を試みる。

ぬるっとした感触があり、広い部屋に入ったようだった。
ぐりぐりと指を回転させながら括約筋が馴染むのを待った。

宅爺が黙り込んで布団に顔を押し当てて恐怖から逃れたい子羊のようだ。

構わず再度立ち膝でゼリーを塗った雁を押し付けてみる。

「あ、あれっ・・・う、うぅーん、へんな感じが、あ、あぁー・・・。」
「宅爺、ごめんね。痛かっただろ、でももう大丈夫だよ。」
「う、うぅーん、怖かっただけじゃ。」
腰を抑えてた手を宅爺の股間に滑らせてちんぽを探る。

すっかり萎んでしまったチンポだったが、ぬるぬるとした先走りで濡れていた。

「あ、あおぉー、なんだか・・・あ、そのまま・・・。」
静かに侵入を始め直腸の一番深いところに達した頃は、痛みも無くなった宅爺が盛んに腰を振りだしていた。
「うぅーん、新平。これは癖になりそうじゃ。あ、あへっ、あへっ・・・お、おぉー。」
出し入れを繰り返し、正上位になってキスをしながら爆発する前に竿を引き抜きシゴキながら宅爺の顔に竿をあづけて顔射した。
「お、おぉー、流石勢いがええなぁー。」
顔に飛び散った愛液を指で掬って舐めている宅爺の口にキスをする。

 おわり

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(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)

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カテゴリー: 上野新平シリーズ, 作者:源次郎 パーマリンク

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