シリーズお爺ちゃん(第20話):処女の男性からのメール①:抱いて下さい。(By爺ちゃん)


爺ちゃんに、「男性との初体験の機会を与えて欲しい。」とのメールが飛び込んできた。

爺ちゃんの目の玉がまん丸になって、オチンチンに緊張が走った。

「若いときから、男と全裸で抱き合いたい、組み敷かれたいとの願望があったが、押さえきれなくなった。」そうだ。

爺ちゃんは、初体験に拘っていたら、願望は実現しないだろう。駒ケンに行って、あっさり経験してから、じっくり、好みの相手を捜せば良いのにと感じたが、駒ケンや、上野特選劇場は、敷居が高く、踏み切れないような事が書いてあった。

また、処女を駒ケンで、誰とも分からない相手に捧げたくないとの気持ちも受け取れる。

「お爺ちゃんに全裸で抱いて頂けるだけでも満足なのですが、手前勝手な願望としては、お爺ちゃんの性器を手あるいは口で愛撫させて頂くことができればさらに嬉しく、万が一にも、私の体がお爺ちゃんの性的欲望の対象になるものであれば、これに勝る幸せは無いと考えています。」とも書いてある。

爺ちゃんは、駒ケンに連れて行ってあげるのが、最良策と考えたが、こんな好意を示されてはちょっと言いにくい。

55歳、丁度食べ頃である。

でも、初めてで、触られたことも、触ったこともないならば、手がかかりそうだ。

無碍に断るのはもったいない。

初めての据え膳で興奮もする。

爺ちゃんは、悩んだ。

そこで、

このようなメールを頂戴して、光栄ですが、「分かりました、ご希望に対応致します。」とのご返事をするのには躊躇があります。ハッテン場以外の場所で個人的にベッドを共にするのは、何らかのモチベーションがあるからであって、それが据え膳と言うだけでは、心が動きません。現在、私は貴方について何も知らない状況です。もう少し、情報を提供頂ければと思います。」

と書いた。

何度もメールを交換し、

「遅まきながらこの世界に入りたい。そのためには最初のステップとして処女を捨てる必要があり、そのパートナーとしてお爺ちゃんにお願いできないかと思っています。

私も、山の神を大事にしつつ、ソフトにまったりと(たとえ、挿入とかに は至らなくても)、同じ愛好者と体の触れ合いも含めてくつろぎあえる時間を、たまにでも共有することができればと希望しています。

そのようなお相手を私が将来見つけることができるかどうかは神のみぞ知るでしょうが、私がそれの実現に向けて踏み出すための最初のきっかけを与えては頂けませんでしょうか。」

こんな物言いに、爺ちゃんは、誠実さを感じ、次第次第に好意をもってきて、抱きたくなった。

ついに、

「分かりました。初夜を設定しましょう。平日でのご都合を教えて下さい。」

と書き送ってしまった。

逢う日も決めた段階で、爺ちゃんは、相手にとって本当に良いのか悩み出した。

悩んだ末、

「私は手練手管を駆使して獲物を獲得し、その後は見向きもしないSEXハンターではありません。逆に、そのような方を軽蔑していますので、逢瀬後に交際を断絶するつもりは有りませんが、正直申しまして、よほどの事が無い限り、二度目の逢瀬は無いと考えています。そこで、確認させて下さい、今回の逢瀬は最初で最後となる可能性が大であっても良いのですか? もしも、もやもやするもの、割り切れないものがあるならば、お話しは中止させて下さい。」

と書き送った。

逢瀬が一度限りになるかは、逢ってみないと分からないことだが、流れから、そんなことは書けない。また、抱き合った後に、もう、逢いたくないとも言いにくい。そんな打算をあって、相手の覚悟を確認したのだ。

書き送る前に、これで、この話は打ち切りになるだろう。こんな機会は滅多に無い。逃して良いのかと自問自答をしたが、爺ちゃんは「悩んだら実行する」をモットーにしている。

「実は、私も少し考えてはいました。私も、家庭優先と思って、君子の交わりは淡きこと・・が理想だと思ってはいますが、お爺ちゃんとのことが、最初で最後の交わりになることを前提として、それでも、おじいちゃんに自分の処女を捧げるのが、自分にとって最善の道か?と考え込んでいます。」

との返事が来た。

爺ちゃんは、無意識にオチンチンを弄りながら、「急ぐことはありません。ゆっくり自問自答して下さい。」と返事を書いた。

きっと、悩んでいるのだろう、返事は未だ来ない。

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