上野新平シリーズ(第43話):塗装屋のお爺ちゃん(By源次郎)


「上野主任、外線の2番に電話です。」
上野新平(53歳)は、現場事務所から帰社して間もなく、椅子に座るのを
待ってたかのように、女子社員が外線からの電話をつないでくれた。
ウイクデーの真ん中で疲れが出てくる木曜日、久し振りに定時で退社出来ると期待して戻って来たのだが、現場のトラブルだろうか。

「お待たせしました、上野です。」
「ああ良かった、携帯に掛けてたんだけど出てくれなかったので、どうしようかと…。」
「すみません、電車だったのでマナーモードにしていました。福島さんですか。奥さん、慌ててどうしたんですか。」
「あら、ごめんなさいね。急いで相談したいことがあってね。お帰りは何時くらいかしら。」
「午後7時前には自宅に帰っていますが、お急ぎって何でしょうか。」
「ああ、だったら、お帰りになってからで良いわ。ご免なさいね。」
「あのぉ、もしもし…。何だ切っちゃった。」

近所に住む、人の善い世話好きな福島善吉お爺ちゃんの奥さんからの電話だったが、新平の帰宅時間だけ聞いて一方的に切ってしまった。
『まさか、善吉お爺ちゃんが倒れて入院したとかではないだろうか』
ここんとこ2,3日逢っていなかったし、何事が有ったのかと心配になる。
先週の土曜日に逢ったときまでは元気だったんだが、78歳の年齢だし、
何かあっても不思議では無いんだけど、倒れられたら淋しくなる。
あの日の、善吉お爺ちゃんは、吃驚するほど善がり
『死んでも良い』
なんて悶えてたんだが。

電車の吊革に下がって、風呂場での絡みを思い出し股間を硬くしていた。
「新平、今日は休みだったんだな。」
土曜日の午後、隣の福島善吉お爺ちゃんが、庭で育てているチューリップの花を持ってきてくれた。
「うん、溜めてた洗濯と掃除を済ませたところです。お茶が良いですか、それともコーヒーにしますか。」
「ああ、濃いお茶がええなぁ。これ、今年初めて黄色のチューリップ咲かせてみたんだけな、ワシやっぱり赤が好きだな。」
「わぁ、綺麗じゃないですか。赤いのと一緒に挿したら、もっと映えて美しいでしょう。」
「うん、そんじゃ後で赤いのも持ってくる。上がらせてもらうぞ。」
「何んで、いちいち断わるんですか、勝手に上がって下さい。」
「おお、綺麗に掃除したな。」
「あれ、何時も汚くしているみたいな言い方ですね。」
「そんなんでは無いがな。お世辞だ。」
「このやろう、あっはっはっ。ところで、奥さんは?」

新平は、急須にお茶を入れながら、善吉お爺ちゃんの声を聞いたときから、半勃起していたチンポの修まりを上向きに直していた。
「ああ、向かいの婆さんと夏物を買うとかで昼前に出かけた。」
「そうですか、お爺ちゃん、汗掻いたでしょう。シャワーでも。」
「うん、そうだな。一緒に入るか。」
「そうしましょう、7日振りですね。」
「最近、近くに居ても、お互いの時間が合わないからな。」
「すみません、大型連休明けで何だかんだと仕事が立て込んでてね。」
善吉お爺ちゃんは、そそくさと薄いブルゾンを、食卓の椅子に掛けて、クレープのシャツとズボンを履いたままで、先に風呂場に入って行った。

「あれ、お茶は後ですか。」
「早く脱いで来んか、待たせるな。」
「せっかちなんだからなぁ。」
「何か言ったか。」
シャワーの音をさせながら聴いて来る。
補聴器掛けてて、こんな事だけは聞こえるらしい。
脱衣場の洗面台には、新平が歯磨きの時に使うコップに、善吉お爺ちゃんが入れ歯を外して入れている。

善吉お爺ちゃんの服が脱衣場に脱ぎ捨てられて、褌が一番上に乗っている。
思わず手にとって鼻に押し当てて臭いを嗅いで、チンポが当たってた所を、ぺろっと舐めて、自分の服を脱ぐ。
『ああ、お爺ちゃんの臭いと味だ』
そう感じただけで新平の竿が硬くなりだした。
「お待たせ。」
浴室に新平が入るなり、善吉お爺ちゃんが飛び掛るようにして抱きついて唇を合わせてくる。
新平のチンポは即反応して硬く勃起して臍ピン状態になっている。
すかさず、片手で握ってシゴキだしてきた。
絡ませた舌に互いの唾液がトロトロと混じりあい甘美な味を飲み込んでいく。
「あ、ああ、ふぅー、気持ちいいなぁ…。」
善吉お爺ちゃんが足元に座り込んで新平の尻を両手でガッチリ引き寄せてチンポを咥えて頭を前後させている。

大型連休の時、陶器市に行く予定で家を出たが途中で目的変更して、温泉に行き、そこの個室の休憩室で絡んでから、すでに数回、こうした関係を、持っている。
しかし未だアナルセックスは、やっていない。菊座を舐めあったり、指を挿入した事はあったが、どうしても言い出せなかった。
「ね、お爺ちゃん。交代しようよ、それ以上やったら射ってしまう。あ、ああ、ふっふぅーん。」
「いいから射け、たっぷり飲ませてくれ。」
「嫌だよ、そんなに早く…。あ、ああ、あっぐぅー、ね、一休みさせてよ。あ、あん、あん、ああう。」
新平が悶えながら腰を引いたとき、一瞬チンポが善吉お爺ちゃんの口から解放された。
すかさず、善吉お爺ちゃんの両脇に手を入れて立ち上がらせる。
「ん、もう少しだったろうに。あ、お、おお。」
新平にチンポを咥えられて慌てているようだ。
しかし、善吉お爺ちゃんを立たせて、首から胸へと舌で舐めながら下がる
途中で、お爺ちゃんの身体が
『ぴくんっ』
と痙攣したような反応があった。

ちんぽを甘く噛みながら腰を掴んでいた片手を胸の方に上げてみた。
「ん、あ、ああ、おおう…。」
乳首に手が届いたとき、またしても身体を痙攣させて喘ぎ声を上げる。
さらに、両方の乳首を撫で回すと、身体を捩るようにしながら善吉お爺ちゃんが喘ぎ声を上げた。
今までも、何度も乳首には撫でたり舌先で舐めていたが、こんな反応は無かった筈だ。
何時の間に乳首が感じるようになったのだろう。
新平は、嬉しくなってチンポを咥えたままで乳首を愛撫した。
「ふふふん、あ、あへっ。新平、い、いい…。」
中腰になって、乳首を舌先で転がしていく。
「お爺ちゃん、何時から乳首が感じるようになったの。」
「うほっ、う、う、判らん。けど、いいなぁ、あ、あん。」
新平も乳首が感じるが、善吉お爺ちゃんのは、新平以上に感じるらしい。

こうなったら、三ところ攻めだ。洗い場に上向きに寝せて、尺八しながら、
左手で乳首を擦り、右手はアナルに中指で抜き差しする。
「う、う、うぅーん、新平、い、いい、あ、ああ、死にそうだ。く、く、くくくっかぁ…。」
体中をくねらせて善がり続け
「ががぁ…。」
と言って静かになった。
『大丈夫かな?』
ちょっと心配になってきたが、手と尺八は止めない。
荒い息遣いして、つぎの瞬間、腰を持ち上げ身体を反らせて
「射くっ!」
と言った後、ダラダラと新平の口の中に射精してしまった。
生暖かい精液を飲み込んで、綺麗に舐め揚げてから善吉お爺ちゃんの顔を見た。
顔を真っ赤にさせて荒い息遣いで目を瞑って満足そうだった。

「お爺ちゃん、大丈夫?」
「ああ、生きてたか。どうなるのかと心配だった。でもな、このまま死んでもええかなぁって思うくらいだったぞ。」
「そんな、ここで昇天されたら困るよ。」
「いやぁ、どうしたのかなぁ。あはははっ。」
ちょっと照れた善吉お爺ちゃんだったが、何時の間に乳首が、こんなにまで敏感に感じるようになったんだろう。

電車の中でも、福島おばあちゃんに電話して聞いて見様かとも思ったが、予想が当たるようで怖かった。
自宅に戻って、スーツを脱いで冷蔵庫から冷やしておいた麦茶を飲みながら一息つきたかったが、不吉な思いだけが浮かんでくる。
善吉お爺ちゃんが、庭の手入れをしている姿をコッソリ盗み見たり、ニッコリ笑ってた姿が次から次に思い出される。
一緒に楽しく絡み合える前は、せんずりのネタにもした。
まだ倒れたとか、入院したなどと聞いた訳では無いが、何故か涙が出て来てしまう。

「新平さん、帰ったのね。お疲れ様。」
善吉お爺ちゃんの奥さんが、新平の家の明かりを見てやって来た。
「はい、いま戻りました。」
「あら、顔色が悪いわね。具合でも…。」
『何で、そんなに明るくしているんだろ』
いつもと変わらない奥さんに腹が立った。その上、化粧までしている。
「別に・・・、それで、話しって何だったんでしょう。」
つとめて平静を装って聞くことにした。
「それがね、入院することになったのでね…。」
「入院って、やっぱり倒れられたんですか。大丈夫なんですか。」
「倒れたんじゃ無くって、お遊戯の時間に元気が無いって気付いた先生が熱を測って…。」
「え、お遊戯って誰の話ですか。」
「あらぁ、ごめんなさい。孫のことなの。あっちこっち電話してたから、話が後先になってしまったわね。」
「何だ、お爺ちゃんじゃ無かったんですか。吃驚するじゃないですか。」
「はははっ、ウチの人は、迷惑なくらい元気よ。」
「てっきり、お爺ちゃんのことだと…。」
「それでね、一週間ほど付き添ってやらないといけなくなったの。」
「あら、たしか、お孫さんは、みんな成人したって聞いていましたが。」
「嫌だわ、人には孫って言ってたの。娘の孫よ。曾孫なんて言いたく無いでしょう。はははっ。」

とっくに喜寿を迎えていても、女って、こんなとこでも気にするものなんだ。
時々、お爺ちゃんを置いていくので覗いて見てくれとのコトだったが、新平の所で一緒に食事をしてもらって、昼間は自宅に戻って留守番するってことで、安心したようだった。
福島お婆ちゃんは、話が済むとバタバタと、お孫さんが待つ曾孫が入院しているK大学付属病院に電車で出掛けて行った。

午後10時前に、包みを両手に、福島善吉お爺ちゃんがやって来た。
「やっと出掛けたよ、暫らく、やっかいになるからな。」
お爺ちゃんの顔は、嬉しさで笑を堪えているようで顔を引きつらせている。
「曾孫さんが入院だってのに、何ニヤニヤしてんですか。」
「ニヤニヤはしてねぇ。ただな、新平と一晩でもええから、腕枕されて朝を迎えたかったんだ。これも神様が与えてくれたご褒美だとおもってな、くっくくく。」
「そんな、不謹慎な…。でも、神様か仏様が下さったのかもね。」
「だろっ、子供の病気なんか、心配しなくっても、すぐ治っちゃうんだ。」
「ところで、お爺ちゃん。荷物が多すぎるんじゃないの。」
「そっかな、こっちは枕なんだ。」
「枕は、私の腕じゃなかったんですか。」
「一晩中ってわけもいかんじゃろ。」
「そうですね、それに毎晩失神されても困りますからね。」
「ああ、ワシは毎晩がええなぁ、あはははっ。」
「早速、風呂にしましょう。」
「そうだな、うふふ。」
善吉お爺ちゃんは、ちょっと照れながら服を脱ぎ始め先に風呂にいってしまった。

翌朝は、雷の音で目が醒めた。
昨夜の、善吉お爺ちゃんとの絡みに神様が嫉妬しているかのようだ。
風と雨音も凄かった。此の時期、台風か、凄い低気圧の通過だろう。
横に寝ていた筈の、善吉お爺ちゃんの姿が無い。
布団の中で背伸びして起き上がり、居間に行くと、お爺ちゃんがフローリングに化学雑巾のモップを掛けていた。
「お爺ちゃん、早起きだね。掃除してくれてたんだ、有難う。」
「ああ、雨風が凄いぞ。会社休んだらどうだ。午後には晴れるらしいがな。」
「そんな、雨風くらいで休めませんよ。それはそうと眠れたの。」
「ああ、ぐっすりな。昨晩は殺されそうに、気持ち良く疲れたからな。あっはっはっ。」
「あれ、そんなこと言っていいの。殺されそうになったのは私の方だったようでしたが。」
「そうだな、時間を気にしないで、ゆっくり出来たからな。出勤するんだったら早く飯食わないと遅れるぞ。」
「わ、もうこんな時間だったのですか。洗面済ませますから、チョット待っててね。」
新平が洗面を済ませて、台所に行くと焼き魚の匂いがしている。
「お爺ちゃん、どうしたの、此の匂いは。」
「ああ、朝飯作ってる。あとは、干し鯵が焼けたら持って行くから新聞でも読んでろ。」
「作ったって、お爺ちゃん。そんなこと出来たの。」
「なに、簡単でええじゃろ。焼き魚に味噌汁と海苔と卵焼き、それに漬物だけだ。」
「凄いな、こんなこと何時の間に覚えたの。」
「婆さんが、婦人会だ何だと出かけることが多いのでな、必要に迫られて自分でやるようになったんだ。」
「わぁ、そんなこと初めて聞きました。助かります。どっちが下宿人なんだろう。頂きます。」
「うん、味噌汁はちょっと味が薄いかもしれないが我慢してくれ。」
「いやぁ、いい出汁が出てて美味しいです。私より腕が上かも・・・。」
「お世辞は良いから、早く食って行かないと駄目だろ。」
「久し振りの朝御飯です。いつもトーストとコーヒーだけなんです。美味しいなぁ。」
「そうだ忘れてた。ペンキ屋探してくれって言ってたろ、駅前通りのペンキ屋が明日、見積もりに来るって言ってた。」
「あ、そうだった。ペンキ塗ってもらわないといけなかった。私も忘れてたよ。それで、お爺ちゃん今日の昼間はどうするの。」
「うん、自宅に帰ってる。婆さんから電話が有るだろうから。」
「そうだね、ここの鍵は、これ預けてるから頼んだよ。」
「うん、ココ片付けたらな、早くしないと遅れるぞ。」
新平にしては、久し振りの味噌汁で朝食が摂れて嬉しかった。

昼過ぎには、午前中の暴風雨もウソのように腫れ上がり、仕事も定時で終わらせ、早めに帰宅出来た。
何となく新婚気分だ、電車の中でも、ついつい笑みがこぼれる。
「只今帰りました。お爺ちゃん、何処ですか。」
「やぁ、新平、お帰り、淋しかったぞ。でも早かったんだな、すぐ飯にすっから、手を洗って来い。」
タオルで手を拭きながらニコニコして、玄関まで迎えに来てくれた。
そこで軽く抱き合ってキスをする。
「うぅーん、いい匂いだ。晩御飯はカレーですか。」
「鼻が悪いな、ハヤシライスだ。」
ビールで乾杯して、早速、善吉お爺ちゃん手製のハヤシライスと野菜サラダを食べ始める。
「凄いなぁ、レトルトより美味いよ。」
「そうか、それは良かった。レトルトは、どことなく防腐剤の匂いがあるからな、嫌いなんだ。」
「そうなんです、非常用に買っていますが何時も賞味期限ギリギリで食べています。」
「明日ペンキ屋が来るって言ったよな。」
「はい、今朝聞きました。お爺ちゃんも一緒に見てくれるんでしょ。」
「それがな、婆さんが曾孫の見舞いに出かけて来いって煩く電話してくるんだ。そんでな、朝早く電車で行って、夕方に帰って来るつもりなんだ。」
「そうですか、見積もりが済んだらドライブでもって思っていましたが残念ですね。次の機会にしましょう。」
「ああ、すまん。そうしてくれ。」

翌日は晴れ渡った、蒸し暑い朝だった。
善吉お爺ちゃんを駅まで歩いて送って、帰りに買い物でもしようと思ったが、朝が早かったので商店街は、シャッターが閉まったままだった。
『ピンポーン』
昨夜汚したバスタオルや作業服を洗濯していた午前9時過ぎ、玄関のインターホンが鳴った。
「はぁーい、玄関開いています。」
「おはよう御座います。新川塗装です。見積もりに来ました。」
『お、でかっ!』
玄関に入って来た塗装屋は、180センチもありそうな背が高い親父だった。
年齢は70前後だろうか、体重も90キロは超えているだろう。
強面の顔だが、何処と無く可愛い。
目が優しいのか、ニッコリ笑うと前歯に金色が光っている。
「あ、お願いします。」

家の外壁や、一部増築されたと思われるトタン屋根部分と、瓦屋根全部の塗装を頼んで見ることにした。
「一応面積を測らせてもらいます。塗装する場所は判りました。」
さすが職人さんだ、そう言って、身軽に屋根に上がっていった。
新平は、暫らく下から眺めていたが、後は見ていても、しょうがないから家に入って待つことにした。
『あんな親父を善がらせてみたい』
でかい尻と身体だが身軽に動いている姿を見て、新平の助平心が疼いてきた。
30分経っても塗装屋の親父が屋根から降りてこない。
駅まで往復したこともあって、汗をかいていたので、シャワーを浴びることにした。
寝室で服を脱いで、褌姿で居間に出て来たところで、塗装屋の親父が玄関に入って来た。
「あらら、どうしたんです。ずぶ濡れじゃないですか。」
「あはははっ、雨樋が木の葉で詰まっていたので縦樋を外したら、溜まってた雨水が一気に…。」
「それは、すみません。有難う御座います。そうだ、今からシャワー浴びようとしていたんですが、良かったら一緒に如何がですか。」
寝室に入って服を脱ぐときに、昨夜の、お爺ちゃんとの絡みを思い出して半勃起していたが、誘惑してみたい気持ちで、緩んだ褌姿のままの股間に手を当てて擦ってみせた。
「わ、そうですか、助かります。結構長い間詰まってたらしく雨水が腐っていて臭いんです。」
塗装屋の親父は、そう言いながらニヤニヤした顔で新平の股間を見ている。
脈がありそうだ。

「どうぞどうぞ、一人住まいですし、遠慮要りませんから。」
塗装屋の親父の後ろにまわって肩を押して浴室に誘った。
「ついでですから、背中流してあげましょう。」
ちょっとモジモジしていた親父だったが、新平が褌の紐を解いて全裸になると、服を脱ぎ始めた。
「お、新川さんも褌でしたか。」
塗装屋の親父が、下腹に食い込むように絞めた褌の紐を解いた。
メタボリックシンドロームした腹の下に白い物が混じった毛、その中に半分皮を被ったチンポの黒い雁が見える。
身体に似合わず、大きくは無いチンポだが、金玉がふてぶてしく、ダランと下がっている。
「ええ、若いときから褌です。結婚した頃はサルマタにしましたが、窮屈で叶わんから、また褌にしました。」
先に浴室に入ってシャワーを身体に掛けていたら、オズオズと巨体が入って来た。
結構広い浴室だが、流石に狭く感じるくらいだ。身体を交わすのも、くっ付かないと入れ替われない。

何とか座らせて頭を洗ってやることにした。
「すいませんなぁ。」
ヘヤーシャンプーを頭に流し、両手で擦ってやる。
意識して、親父さんの背中に勃起した新平のチンポを当てながら、薄くなった白髪混じりの短髪を洗ってやる。
シャワーの湯を掛けて、頭のシャンプーを洗い流しながら、親父の股間を覗いて見ると勃起はしていないが、皮が剥けて雁がすっかり現れている。
「や、親父さんのも元気になってきましたね。私は、どうしたのか、親父さんの立派な身体を見たときから元気になりだして恥ずかしかったんですが…。」
下向きで大人しく洗わせていたが、身体を横向きになって、下から見上げてきた。
泣き出しそうな目で新平を見上げてくる。
新平と目があって、何となく頷いてしまった。

親父さんは、肩に押し付けていた新平のチンポに手を伸ばして、恐る恐る掴んでしまった。
「あっ!」
無意識に声を出してしまう。
思いは掴んでシゴいて貰いたかったのだが、気持ちとは反対に逃げてしまう。
「しゃぶらせて下さい。」
新平の返事を待たずに咥え込んでしまった。
「わ、わわ…。親父さん、気持ちいいです。あ、ああ、おおぅ、あう、ああ、あうっ。」
竿を這いずる舌が、生き物のように、根元から雁の先をヌメヌメと往復しながら無言で進められる。

『ぬっちゃ、ぬっちゃ、じゅるじゅる、ちゅっぱぱ、ちゅっぱぱ…』
浴室内で、淫猥な音が響き、喘ぐ新平の声が、美しくハーモニーをつくりあげる。
「親父さん、あ、ああ、も、もう射きそう、だ、駄目です。」
腰を捩じらせて、竿を引き抜いた。
「上野さん…。」
足元に岩のような身体を縮み込ませて、またしても泣き出しそうに見上げてくる。
「はい?」
「入れてもらえませんか…。」
顔を真っ赤にさせて、下を向いたまま、蚊が鳴くような声で言ってきた。
「え、入れるって…。」
突然なことでも無いが、新平が誘惑したような物だったし嬉しかったが、
一応辞退するような態度を見せた。
「その、大きいチンポを、私のケツに入れて下さい。駄目ですか。」
ココまで言われて素人(ノンケ)ぶるのもヘンだろう。新平は、黙って頷いて、親父さんを立たせて抱きつき唇をあわせにいく。

背骨が、折れそうに抱きしめられ、舌を絡ませてくる。
両腕と一緒に抱きつかれているので自由が利かない。
ただされるままに身を任せていた。
片腕が自由になったので、親父の乳首を抓んでみた。
「あ、あぁーん。い、いい、いいわぁー。そ、そこ、噛んで頂戴。う、いい、いいわぁー。あれぇー、い、いやん。」
巨体を捩じらせて、大声で善がりだした。
あの強面の顔が、少女のような悲鳴にも似た声で、今にも泣き出しそうで、新平が、ちょっと引いてしまう。
『なんだろう…』
不安でもあったが、親父さんの顔を見ると、真剣だ。意識が飛んでしまったということではなく、単にこの親父さんの性癖なんだろう。
浴室の床に、足を投げ出して座り込んだ親父さんに近寄って、太腿に跨って座り、乳首を舐めながら片手で芯が入ったチンポを扱いてやる。
甘く噛んだり、大きくなった乳首の突起を舌で転がす。

「あ、ああーん、い、い、いいわぁー。ふふん、いやん、あ、ああ、ふふん、ひ、ほ、ひ、ひ、ほ…。」
定まらないトロンとさせた目つきで、荒い息遣いで天井を見ている。
『ペタペタ』
親父さんの頬を軽く叩いてみる。
「あら、あたしったら…、どうしたのかしら。ね、ね、早く入れて頂戴。」
命令とも懇願ともつかない、甘えた声で催促してくる。
親父さんは、ゆっくり立ち上がり、浴槽の縁に手を付いて、デカ尻を向けてきた。
「ね、ね、お願いだから、ここ、ここに入れて…。」
自分の腕がやっと届くデカい尻を振りながら尻タブを開いて、新平の顔を見てくる。
親父さんの双丘を両親指で押し広げて菊座を見てみると、中に捲れ込んだ形で半分くらいしか見えない。
『相当使い込んでる』
そう感じた。

唇を近付け舌先で菊座を舐めてやると、いやいやするように腰を振る。
「あ、あぁーん、そんなこと…。い、いいわぁー。ふっふん。」
完全に、おねぇ言葉だ。
壁際に立てていたボディシャンプーをポコポコと押して手に取り、先ずは親父さんの菊座周辺に塗り付ける。
中指を押し付けると、呑み込むように吸い込まれていく。前立腺を擦ってやると菊座が
『ぐぐっ』
と絞め付けてきた。

指を2本にしてみたが、大した抵抗も無い。
『これならイケル』
新平は自分の竿にシャンプーを塗りつけ、少し柔らかくなった竿を扱いて元気付ける。
考えて見ると一昨日、昨日と連日射精していたが、まだまだ元気に硬く勃起してくれて安心する。
それに、昨夜は、二度射精していた。我ながら驚く。

やおら、菊座に雁を押し当てて、腰を前に突き出していくと、さすが、ちょっとした抵抗はあったが、おもったよりすんなり雁が埋もれていった。
「あ、ああ、いいわぁー、もっと奥まで突いて頂戴。あ、ああ、う、うう、ううう、い、い、いいいわぁー。」
使い込まれたケツマンコだと期待していなかったが、締め付けが凄く、抽送しなくっても、なかなか具合が良い。
直腸の中に、何か生き物が入っているのかと思えるくらいに粘膜が絡みついてくるのだ。

「ね、ね、ねね、壊れるくらい突いて、ね、ね、あ、ああ、いいわぁー、もっと突いて、あ、ああ、う、ううん。」
休みながら30分くらい経った頃、親父さんが、またしても悲鳴を上げだした。
「うっふーん、シアワセだわ。ね、ね、壊れるくらい突きまくって頂戴。あ、ああ、ん、ん、んっぐぅ-、い、いい、いいわぁー、壊してぇー、あああ。」
「親父さん、そんなに気持ちいいの、はふ、はふ、は、は、はふっ。」
「あら、あらら、射っちゃうわ。どうしよう、いやだわ。う、う、ううっ…。ひ、ひ、ひぃー、でるでる、ね、ね、射っちゃう、あ、ああ、あへっ…。」
新平の竿を、さらに絞め付けがつよくなって抽送が困難になってしまったが、悲鳴とも善がり声ともつかない声に、思わず射精してしまった。

親父さんのデカ尻を抱きこんで、竿の気持ち良さを感じていた。
手を腰から股間に回してチンポを掴んでみると、トコロテンだったようで、親父さんの射精した精液が手に付いた。
暫らく二人とも無言のままで、浴室の床に崩れるように座り込んだ。
顔を見合わせ、どちらからとも無く抱き合って、濃厚なキスをはじめる。
「久し振りだったので、すっかり乱れてしまったわ。驚いたでしょう、ゴメンナサイね。」
「大丈夫ですよ、気持ちよく出来ました。」
「上野さんが、お上手なんで嬉しかったわ。また、お相手して頂けるかしら。ね、ね、お願い。」
顔を覗きこんで利いて来る。
「ここでは、無理ですよ。」
新平は、親父さんから目を反らして、断わる心算で返事をした。
善吉お爺ちゃんの顔を思い出していたのだ。

「そうね、判ったわ。上野さんが時間が有ったら私の家に来ていただくわ、それだったら迷惑掛けないでしょう。」
「はい、考えておきます。」
「そう、有難う。嬉しいわ。」
塗装屋の親父さんは、お昼前に帰って行った。
午後、郊外の大型ショッピングセンターに買い物に行き、晩御飯の私宅を済ませた頃、善吉お爺ちゃんが帰って来た。
「新平、帰ったぞ。」
「お爺ちゃん、お帰り。疲れたでしょう、お風呂にしますか。それとも…。」
靴を脱ぎ捨てて上がって来て新平に抱きついてきた。
「まずは、帰宅の挨拶だろう。」
「そうでしたね、う、うう…。」
荒い息遣いで、唇を合わせてきた。絡ませた舌に、善吉お爺ちゃんの愛情を感じる。

「淋しかっただろ。」
「うん、死にそうなくらい淋しかったよ。」
「そうかそうか、淋しかったか。」
多分、淋しかったのは善吉お爺ちゃんだったんだろう。
強く抱きしめ唇を押し付けてやった。

(おわり)

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(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)

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