上野新平シリーズ(第50話):大工のお爺ちゃん(三):By源次郎


布団の上に足を投げ出して腰を降ろし、朝倉お爺ちゃんを、跨がせるようにして腿の上に座らせ口を重ねる。
首から乳首えと舌を這わせて、善がり始めたお爺ちゃんが、身体を後ろに反らせるのを片手を背中に回して支えてやる。
「い、いい、ううーん、新平。い、いい、あ、ああ…。」
朝倉お爺ちゃんが、乳首がこんなにまで感じて善がるなんて思ってもいなかった。
その善がり声が、新平の気持ちを、いやが上にも興奮を高まらせていく。

「う、うう、うをー、うん、うん、あ、ああ、おおお…。」
隣の神埼お爺ちゃんが、突然今までと違った呻き声にも似た善がり声で叫び出した。
見ると白石が、四っつん這いで腰を高く上げた神埼お爺ちゃんの菊門に、雁を変形させながら押し込んでいる。

「んが、んが、も、もっと奥まで、い、い、お、おお、うまく押し込んだな、い、いい、良いぞ。」
神埼お爺ちゃんは、顔を新平たちに向けて、歯を食い縛っていたが、自然に笑顔に変わっていった。

「う、う、うう、あ、ああ…。新平さんか、宜しくな。」
ケツを掘られ、善がりながらの神埼お爺ちゃんから、挨拶されて、戸惑ってしまう。
「え、は、はい、宜しく。」
慌てて答えたが、何んともヘンな初対面の挨拶だった。
反り返って善がっていた朝倉お爺ちゃんが、新平の竿を扱き出して来た。
その新平の竿も充分に勃起して、戦闘開始を待って先走りがダラダラと湧き出している。
そのまま押し倒されて布団に仰向けで寝かされ、直ぐ横に神埼お爺ちゃんの顔があった。

朝倉お爺ちゃんに、ジュカジュカ音を立てて尺八されながら、耳元で神埼お爺ちゃんの善がり声を聞く。
「う、うう、う、うう…。」
何となく傍で第三者に聞かれていると思うと声が出し難い。
それでも気持ち良さに、息も乱れて喘ぎ声が出てしまう。
「お、おお、ふー、ふー、あ、あう、あう…。」
朝倉お爺ちゃんが、新平に跨って自分の菊座で竿の先を探し出し押し付け、ぐぐっと飲み込んでいった。

「あ、ああ、あお、あお、ふ、ふーん。ぎっ、いたたた、お、おお…。」
飲み込んでは見たものの直腸での納まりが悪かったのか、一旦吐き出して、飲み込み直して落ち着かせている。
『ぱん、ぱん、ぱぱん、ぱっぱん…』
白石が、神埼お爺ちゃんの尻に腰を打ち付ける音が激しくなって来た。
「い、い、いい、う、うお、うお…。」
神埼お爺ちゃんが、一段と大きく善がって静かになった。それでも白石は体中から汗を飛ばしながら抽送を緩めない。

朝倉お爺ちゃんが、腰を上下に動き始める。
「ふっふぁ、ふっふぁ、はあ、はあ、はあ…。」
気持ち良いのか、疲れたのか、息遣いが気になって来た。
新平は、お爺ちゃんの身体を捕まえて押し倒して正上位の形にしてやる。

暫らく、朝倉お爺ちゃんの直腸を攻めて、喘ぎ出した声を確認して抽送をつづける。
向かい合う形で、白石の顔がある。目が合うと、白石が『ニヤッ』と笑いかけてきた。
よく見ると、白石の顔は、引き締まった良い顔している。
30分以上も腰を打ちつけていると、機械的に動いているようで気持ち良さを忘れているような感じがしてくる。

朝倉お爺ちゃんが自分の足を抱え込んでいる姿勢が疲れたのか、時々新平の顔に当たってくる。
竿を差し込んだまま、お爺ちゃんの片足を掴んで身体を交わし、四つん這いにさせてバックから攻める形にしてやった。
新平も立ち上がってやれるから楽である。
そうして、白石を見ると、彼の顔が目の前にあった。
彼が両手を差し出して新平の身体を掴んで来た。そのまま顔を近づけていくと唇が触れた。
二人とも抽送を緩めてキスをする。
白石の舌が新平の口の中で暴れまくる。
絡み合わせた舌で唾液を吸ったり、返したりして、自然に身体も寄って抱き合ってしまった。

ウケのお爺ちゃん二人善がり声の合唱が、再開される。
「うおお、うおお、うおうお、お、お、お…。」
「ふんにゃ、ふんにゃ、ふんにゃ、ふっふぁ、ふっふぁ、あ、ああ…。」
「交代しようか。」
「そうだな。」
新平だったか白石か、どちらが先に言い出したのか判らないが、お互い、そうした気持ちだったようだ。
ハイタッチして、交代することになった。

新平は、朝倉お爺ちゃんから竿を、そっと引き抜き四つん這いで、少し静かになった神埼お爺ちゃんの方に移る。
神埼お爺ちゃんを横向きに転がし、片足を持ち上げて背中から抱きついて、雁の先で菊門を探し、ずずっと押し込んでいく。
すっかり開いた肛門括約筋だったが、奥まで達したところで、ぐぐっと絞めてきた。

また違った、直腸の粘膜の動きを、確かめるように、ゆっくり腰を前後させ

ていく。
「あ、ああ、おお、お、おおう…。」
朝倉お爺ちゃんが、神埼お爺ちゃんの身体に追い被さり、乳首を舐めてやっているようだ。
数分した後、同じような姿勢で朝倉お爺ちゃんを攻め始めた白石が突然、呻き声を出して身体を硬直させている。

「いったのか。」
新平が聞くと恥ずかしそうに目を瞑ったまま恍惚にひたった顔で頷いた。
「あははは、替わることも無かったですね。あん、あん、あ、ああ、おおー、ふっふうーん。」
会話の途中で、神埼お爺ちゃんが絞め付ける気持ち良さに、太腿の内側が痺れるように金玉の裏側に這い上がり、竿の根元を一段と膨らませて、新平も射精してしまった。

「ちょっと気を抜いたんで、私も射ってしまった。」
いい訳みたいなことを言って、神埼お爺ちゃんの股間を見ると、じわじわとチンポの先から精液が溢れ出て来ている。
「お、トコロテンしてる。」
大きく勃起しては無いが、だらだらと尿道口から白く濁った精液をこぼしていた。
そのまま、神埼お爺ちゃんの背中を抱きしめて眠ってしまった。
どの位の時間寝ていたのか、新平の股間に、生暖かいタオルが当てられ、綺麗に拭き始められていた。

薄目を開けて足元を見ると、朝倉お爺ちゃんが、お湯で湿らせたタオルで新平のチンポを拭いてくれていた。
「あ、お爺ちゃん。有難う。」
慌てて身体を起こして礼を言った。
「おお、新平。起こしてしまったか。だったら、部屋に戻ってゆっくりしようか。」
神埼お爺ちゃんと白石を起こさないように小声で言ってくる。
「そうですね、風呂にも入りたいし。」
「うんうん、入りに行こう。」
ドアーを静かに閉めて新平達の部屋に戻り、生渇きのタオルをさげて三度目の風呂に行く。
「何時くらいですか。」
「まだ、12時前だろ。」
「そうですか、ぐっすり寝たんでしょうね。朝方かと思っていました。」
誰も居ない広い浴槽に二人だけで身体を浸けて、自然に抱き合って唇を重ねていく。

「疲れたろう。あはははっ。」
「疲れましたよ。お爺ちゃん、こうなるって知ってたんでしょう。」
「いやな、数日前に神埼に誘われてな、ここに行くからって断わったんじゃ。それで、あいつ達も来るんではないかと思っていたんだがな。悪かったな。」
「そうだったんですか、でもこんなこと初めてでしたから楽しかったですよ。」
「そうか、だったら安心した。怒っていないかと心配だったんじゃが。」
「あはははっ、お爺ちゃん、何も心配しなくって結構ですよ。怒るだなんて。」
「有難う。あれ、誰か入って来るようだぞ。」
脱衣場で人の気配がする。抱き合っていた身体を離して洗い場にたった。
「お、新平さん達も先に来てたのか、部屋の前で誘おうかと思ったんだが、邪魔しては悪いから黙って来たんだ。」
神埼お爺ちゃんと白石が入って来た。
「あははっ、そうだ、迷惑だったかもな。」
「先程は…。」
「あ、どうも…。」
たいした会話はしなかったが、新平と白石は顔を見合わせて笑った。

「お邪魔だろうから先に上がるからな。」

朝倉お爺ちゃんが気を利かせてか、先に部屋に戻ることにした。
「ああ、お疲れ。ゆっくりお休み。」
脱衣場に上がる前に振り返ると、神埼お爺ちゃんは、すでに白石と抱き合ってキスしていた。
「お、もう始めている。あははっ、ごゆっくりな。」
自販機で缶ビールを買って部屋に戻り、熱った身体を冷たいビールで癒す。
布団は、二組拡げたが最初は、抱き合って寝ることになり、落ち着いてから、それぞれの布団に戻って横になった。

「新平。眠れないのか。」
軽い鼾を掻いていた朝倉お爺ちゃんが、寝返り打って新平の布団に潜り込んで抱きついてきた。
「ああ、色々有ったので興奮してて眠れません。」
「はははっ、色々とな…。ワシだって、あんなこと初めてだった。此の歳でも何時もと違った興奮だったな。ええもんじゃった。」
「はい、こんな機会は、そうそう有りませんからね。」
「そうだな。どうだ、焼酎つくろうか。」
「ああ、まだ飲むんですか。だったら薄く作って下さい。」
「あいよ、薄くだな。どっこいしょっと。」
朝倉お爺ちゃんは、酒となると軽々と立ち上がり、そそくさと、お湯割を作ってくれる。
「おい、起きて来い。布団の中では飲めんだろ。」
「起きたくないので、お爺ちゃん、口移しで飲ませてよ。」
「こいつ、甘えやがって、仕方の無いヤっちゃな。はははっ。」
「お相子でしょう。」
「ほれ、溢すんじゃ無いぞ。」
「ごくごく、うん、美味しいけど。ゴホゴホ…。」
「何だヘタだな。」
「そんな、少しずつ入れてくれなきゃ。」
「贅沢言うんじゃ無い。はははっ。すまんすまん、ほれタオルだ。」
「あ、有難う。あれ、拭いてくれないんですか。」
「当店では、そこまでのサービスは、やっておりません。どうしてもって言われるのなら有料になっております。」
「有料結構、何億円でも払いますから。」
「当店では、日本通貨はご使用になれません。全て身体でお支払い下さい。どれ…。はい、ああーんして。」
タオルで、顔から顎の下まで拭いてくれて、再び口移しで焼酎を飲ませてくれる。

「うぐうぐ、ああ、もう充分です。ちょっとトイレに…。」
足元に脱ぎ捨てていたユカタを着てトイレに立つ。
「あ、お客さん。当店内では衣服の着用は固くお断りしております。どうぞ全裸のままでお過ごし下さい。」
「あれ、そうだったんですか。気が付きませんで…。」
「さてと、一眠りしてっと。」
新平がトイレから戻って来た時は、お爺ちゃんは、掛け布団を頭から被って向こうむきで寝ていた。

「おや、もうお休みですか。寝るときは布団掛けて宜しかったんですね。」
「うん、でもユカタは着ていない。」
「そう、おやすみなさい。」
照明器具のスイッチを引いて薄暗くして、新平も布団に入ったが、やはり眠れない。
ウトウトしては、目が醒めてしまう。
お爺ちゃんの寝つきが良いのには感心する。
既に軽い鼾が聞こえている。

「なんだ、まだ寝ていないのか。」
此方ら向きになったお爺ちゃんが、布団から顔を半分だけ見せて聞いてくる。
「ウトウトはしているんですが。」
「そうか、それでは、お話をしてやるから、それを聞きながら眠ったらええ。そちらにもぐってええか。」
「はい、どうぞ。」
掛け布団の端を持ち上げてお爺ちゃんを向かい入れる。
上向きの新平を横向きで抱きついて片足を絡ませるように腹に乗せて来た。

「何のお話ですか、桃太郎ですか、浦島太郎ですか。」
「うん、何にしようかな、そのまえにキスしよう。」
「それが目的だったんでしょう。」
焼酎臭い舌を絡ませる。
「あれ、お爺ちゃん、何時の間に入れ歯外したんですか。」
「たった今だ、飲むときは、つまみが食べられないだろ。」
「あそこでも外していたんですか。気が付かなかった。」
「そうだったか、尺八するときは外していたんだがな。」
「ああ、そういえば、車の中で尺八してもらったときと何か違って気持ち良かったですね。」
「どれ、確認してみるか。」
掛け布団を跳ね除けて、新平のチンポを咥えてしまった。
「あ、ああ、そんな、あ、ああ、気持ちいいです。でも、お話を…、あ、ああふ、ふ、ふう。」

「今出してしまったら、明日の朝の楽しみが無くなるから、このくらいで我慢しとこうな。」
「明日の朝もやるんですか。」
「当然だろ、それとも何もしないで、バイバイって出来るか。」
「はははっ、それは出来ないでしょうね。」
「だろっ、明日は、たっぷり飲ませてもらうんだから。」
「はいはい、でも枯れてしまわない程度にして下さいね。そうでないと再生産
できなくなりそうだから。」
「そうなったら、ワシも困る。はははっ。」
「それで、さっそくお話を。」
「はははっ、何だ覚えていたのか。とっくに忘れてくれてたと思ってたんだがな。」
「そんなぁ、それじゃ詐欺です。」

「ワシの若い頃の話をしたいんじゃ。」
「だったら親方との成り染めが良いです。」
「なりそめか…。」
お爺ちゃんは、新平の耳元で溜息ついて天井を見ている。
「何から話したモンかな、なんせ話しヘタだから、前後して判らなくなるかもな。」
「それで良いですよ。私なりに色々想像していきますから。」
「うん、わかった。」
お爺ちゃんは、また大きく溜息を突いて、ボチボチ話を始めていった。

「中学出て、大工の見習いで親方のところに住み込んだんじゃ。」
「ああ、先程聞きましたね。」
「うん、それでな、仕事となると鬼みたいに厳しい親方だった。」
「昔気質の職人さんだったんですね。」
「ああ、コテコテの頑固男だった。でもな、一日の仕事が終わると人間が変わったように優しい親方だった。」
「ふーん、優しかったんですか。」
「ああ、晩酌しながら、大工道具の手入れの仕方や、墨壷(すみつぼ)の管理の仕方などを、細かく教えてくれるんだ。」
「・・・・・。」
「しかし、疲れて帰って来ていたので、一週間も続いたらいい加減嫌になってな、実家に戻ってしまったんだ。」
「その親方とは続かなかったんですか。」
「いやな、三日後、ワシのオヤジに引きづられるようにして、夜汽車に乗って、親方に詫びを入れさせられたんだ。」
「お父さんは、どうしても大工の修行してもらいたかったんですね。」
「うん、家は貧乏だったし、ワシを頭に3人の子供が居た。そんで口減らしでもあったんだ。仕事を覚えながら小遣いももらえるんだから辛抱せろって泣いて頼むんだ。」
「いいお父さんだったですね。」
「なに、後で判ったんだが、オフクロにも言ってなかったが、結核で医者から駄目だと言われてたらしい。」
「結核ですか。」
「当時は、いい注射があったらしいが高かったので出来なかったんだ。」
「それで、お父さんは治ったんですか。」
「いや、半年後に逝ってしまった。そんな事は、どうでもええじゃろ。親方の話が聞きたいんだろ。」
「そうそう、詫びを入れて戻ったんですね。」

ーー§

朝倉少年は、再び親方の下で働くことになったが、親方の厳しさは前と一緒だった。
ちょっとした仕事のミスでも、拳骨で殴られ、酷いときは、金槌(かなづち)が飛んできて顔に当たったこともあった。
そのとき、前歯上下6本が折れて大学病院に入院した。治療費は親方が払ってくれたが、あと2日で退院出来るって聞かされた日に病院を逃げ出して実家に戻ってしまった。
実家が見える所まで帰ってみたものの、親父とお袋の悲しむ顔を見たくなくなって、その夜は無人神社の祠(ほこら)で寝て、翌朝、親方の家に行った。

親方は仕事に出て留守だったが、親方の奥さんが優しく向かい入れてくれた。
親方には、当時4人の子供が居たが皆女の子で、朝倉少年は作業

場兼用の物置の2階の納戸の部屋を宛がわれていた。

梯子を上って3畳の納戸で寝っころがっていると、下から奥さんが冷えたジュースとアンパンを持って来てくれた。
その頃、奥さんは5人目の子供が腹の中に居て、梯子が上れないからと言われて下まで受け取りに行った。
梯子を降りて奥さんの前に立つと、朝倉少年をしっかり抱きしめて頭を撫でながら
「戻って来て有難う」
と涙を流してくれた。
その時、朝倉少年は、この奥さんの為に我慢して働こうと誓った。

その日の夕方、奥さんは
『赤ん坊が生まれそう』
と言って、一番上の娘に連れられて産婦人科病院に入院した。
晩ご飯は朝倉少年と同じ歳の二番目のお嬢さんが準備してくれた。
親方が帰って来ていないので遠慮したが、親方は仕事場から病院に行ったので帰りは何時になるか判らないと言われた。
ちょっと安心して、残った三人のお嬢さん達と食事をした。
食事が済んで、直ぐに作業場2階の自分の部屋に戻ったが、何もすることも無く、敷布団を出し、仰向きになって天井を眺めていた。
先程抱きしめてくれた親方の奥さんの顔が瞼に浮かんでくる。
甘いオッパイの匂いがしていた。

涙を流したのは何だったのだろう。以前、親方には弟子が長続きしないと、どこかの職人が言ってたが、そのことだったのだろうか。

昨夜は、藪蚊がいて良く眠れなかったせいか、ウトウトしていた。
そのまま寝てしまい、夜中に目が醒めてしまった。
ショウベンに行きたかったが、下に下りるのが面倒だった。
チンポを触っていたら、勃起してしまいショウベンしたかったのも忘れてしまい、そのまま、せんずりを掻きだした。
殆ど毎日掻いていたが、昨日は忘れてしまっていた。多いときは、一日に4・5回射精することもある。

本を読むことも無く、テレビはおろか、ラヂオさえ持っていなかったので、やることと言ったら、せんずり掻いて気持ちよく寝るしかなかった。
シャツもサルマタも脱ぎ捨て、素っ裸で、膝を曲げ「M」形に足を広げて、ただただ扱いて気持ち良くなっていた。
膝がガクガク震えだし、そこから腿の内側がジンジンと痺れた感覚が金玉の裏側まで伝わってくる。
『そろそろ出る…』
そう思って、腰を持ち上げ、天井まで飛ばしてやろうと目を瞑ってシゴク手を早めていった。
「う、で、でるっ!」
竿と雁が一段と膨らみ、まず一発目が飛び出した…、そう感じたとき、チンポが生ぬるいもので包まれた。
『あれ、なんだろ。こんな気持ちになったのは初めてだ』
そう思った瞬間、それが、誰かの口の中だと感じた。
起き上がって、股間を見て身体が固まってしまった。そこには見慣れた親方の頭があったのだ。

「あ、ああ、親方、汚いから止めて下さい。あ、ああ、ああー。親方…。」
射精し始めた精液は自分ではコントロール出来ない。
二発、三発、四発・・・。
どこまで出続けるのか止まらない。
それどころか、親方の舌がチンポの先の敏感な所を嘗め回している。
「あが、あが、あがが…。」
精液が出るだけ出てしまって、放心状態で目を瞑って、親方の第一声の雷にも似た声を待った。
「戻って来たのか。歯は大丈夫か。」
『あれ、怒っていない』
「は、はい、済みませんでした。」
それだけ言うのが精一杯だった。
「そうか、ゆっくり休め。そうだ風呂はまだなんだろう、後で降りて来い。」
それだけ言って、親方は、何事もなかったように梯子を降りていった。
その夜は、気味悪いくらい機嫌が良かった親方に誘われて一緒に風呂に入らされた。
オヤジにもしてやったことが無かった親方の背中を、何故か震える手で洗ってやった。
目を瞑って気持ち良さそうな親方の顔が可愛く思えた。
交代で朝倉少年も背中を擦ってもらった。

固く辞退したのだが、ガッシリした親方に捕まれて押し付けられた状態であったが天国にも昇る気持ちで、背中の痒い所を擦ってもらった。

浴槽には交代で浸かったが、先に身体を拭いている洗い場の親方の身
体を見て、その逞しい筋肉と、股間にふてぶてしくぶら下がったチンポから目が離されなかった。
黒ずんだ太い竿、信楽焼の狸の金玉を思わせる重そうな袋が身体を動かすたびにぶらぶら揺れている。
その親方のチンポを思い出しながら作業場の2階に戻って布団に入ったが、なかなか寝付かれなかった。
初めて口に咥えられた感覚が思い出され、その夜は、明け方までに4回もせんずり掻いていた。

翌朝の朝食の時、お嬢さんたちが、何時も以上にはしゃいでいたが、それは、昨夜、奥様が男の子を出産されたためだった。
朝倉少年は、昨夜、親方にチンポを銜えられ、その上、精液まで飲ませてしまっていたので、目を合わせるのが恥ずかしく、出来るだけ遠くから、慌ただしく動き回る家族の様子を眺めていた。
それでも、お祝いの言葉だけは、なんとしても伝えなければと、おずおず近付いて口を開いた。

「親方、おめでとう御座います。」
「うん。」
それだけの会話だったが、5人目に待望の男の子が誕生したことで、親方も、お嬢さんたちに対しても普段の寡黙な親方とはまるで別人だった。
4人のお嬢さん達が学校に出かけてから、何時も奥さんが食卓に準備してくれていた昼食の弁当が見当たらなかった。
「あのぉ、弁当は…。」
「うん、今日は仕事は休みだ。あとで病院に行くから一緒に付いて来い。」
「あ、は、はい。」
休みと言われても、このまま作業場の2階に引っ込んで良いものか、どうしたものかと悩んでしまう。
台所の流し台に載せられた食器類を、何時もだったら奥様が洗っていたが、手持ち無沙汰だったので、慣れない手つきで洗い始めた。
「何している、そんな事は娘達が学校から帰ってからやるから。」
食卓で新聞を読んでいた親方が、朝倉少年に言ってきた。

顔を見ると、何時も眉を寄せた不機嫌そうな顔でなく、微笑さえ浮かべているようで気持ち悪かった。
「あのぉ…。」
「何だ。」
「出かけるのは、何時くらいですか。」
「うん、昼前だ。」
「それじゃ、工具の手入れでもしておきます。」
裏口から作業場に行こうと土間に降り掛けた時、新聞を食卓にたたんで、立ち上がった親方が部屋を出ながら言ってきた。

「そんなこと今日はやらなくて良い。ちょっと、こっちに来い。」
言われるまま、怒られるんじゃないかと、恐る恐る廊下に出て、後ろを歩いて付いて行った。
「そこに入って、ラジオでも聞いてろ。」
言われた部屋は、親方と奥様の寝室で、お嬢さん達の部屋の先の方だった。
そっと襖を開けて、布団が敷かれたままの部屋に入り、掃きだし窓の所に行って庭を眺めていた。
変わり映えしない庭だが、小さい池に「獅子脅し」があり、その音と、動きが珍しかった。
背後に親方が襖を閉めて近付く気配がしたが、気付かないふりして「獅子脅し」眺めていた。

ラジオのスイッチが入れられ、賑やかな音楽が流れ出した。
たった今、気がついた振りして、後ろを見た。目の前には、親方の身体があって、太い首が目に入った。
一緒に庭を眺めるってことも無いだろうと、親方の腋の下に首を竦めて身体を交わそうとしたが、力強い腕で掴まれしまった。
『わ、打たれるんだろうか』
一瞬身体を硬直してしまった。
次の瞬間、朝倉少年の顔を両手で挟まれ、親方の顔が近づいて来た。
「あ、ああ、すみません。」
取り敢えず先に謝ろうと観念して身を任せた。
『ここでは金槌は飛んで来ないだろうし、拳骨くらいだろう』
しかし、その拳骨は待っても飛んで来なかった。
『ぬるっ』
とした物が、唇に押し付けられたのだ。
それまで、キスしたことが無いので、最初は気が付かなかったが、唇を舌で舐め回され、口の中に『ぬめぬめ』した舌が入って来たとき初めて気が付いた。
『親方は気が狂ったのだろうか』
口中をタバコのヤニ臭い舌で『べろべろ』舐め回されながら、朝倉少年は、どうなったのか状況がつかめなかった。

されるままに、口を開けられて『とろとろ』と注がれる唾液を懸命に飲み込むしかなかった。
「初めてだったか。」
親方が、やっと口を離して聞いてきた。
『こっくり』と頷いて親方の顔を見ると、あの鬼のような顔がくしゃくしゃに笑った顔で、ちょっと照れていたのか頬が引きつっているようにも見えた。
「こんなこと嫌か。」
朝倉少年は、慌てて顔を横に振って親方の身体に抱きついてしまった。

ーーー§

「新平、まだ眠れないのか。話は終わった。」
「駄目ですよ、目が冴えてしまいました。終わっただなんて許しません。」
「後は、何も無いんだぞ。喉が渇いたな、焼酎でも飲むか。」
「私も焼酎に付き合いますから、是非その後の話を聞かせて下さい。」
「そんなことしたら夜が明けっちまうぞ。ははははっ。」
「構いません、ココまで聞かされて、終わりだなんて、暴れますよ。」
「わっはははっ、そうか判った。そんじゃ先ず飲みなおしてからな。」
新平にとっては、ここで眠れと言われても承知出来なかった。

(つづく)

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(本作品は、旧「老いのときめき」に掲載されたものを、庵主さん、源次郎さん及び、新「老いのときめき」オーナーのご了解を得て、転載させて頂いたものです。)

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上野新平シリーズ(第50話):大工のお爺ちゃん(三):By源次郎 への1件のフィードバック

  1. たじやん より:

    楽しく拝読させて頂きました。私の父は病弱のため力強い親父さんに惹かれます。

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