上野新平シリーズ(第66話):海釣り公園のお爺ちゃん(2) By源次郎


田川お爺ちゃんと上野新平の二人は、沈黙したまま顔を合わせて食卓の椅子に座って居た。

「あっはっははっ。」

なんとも間が持てない時間だ、色々考えても仕方が無いことだ、笑って乗り切るしかないだろう。

しかし、笑っては見たが、次の言葉が出て来ない。

逆に重苦しい空気が二人の間に流れた。

年貢の納め時だろうか、ここで新平が老け専のホモだということが世間にバレてしまうのだろうか。

政財界でも芸能界でも、一般社会人でも、こうした性癖を隠して男女と限定しないで人間と人間として出会い、愛し合うことは別に不思議なことではないだろう。

『子孫を残す』という大義名分だけを考えるのであれば、道から外れているのかもしれない。

それは、結果に過ぎない。男同士が愛し合うのが、社会的にとか、人間性がどうだこうだってコトには関係ないだろう。

けれど、誰でもがそうであるように、隠してきた性癖だし、これからも隠し通していくことだろう。

そうすることで、人間社会を裏切る物でも無いことだし、関係ない、また理解出来ない人たちに迷惑掛けることでもないだろう。

突然笑い出した新平の顔を見ていたお爺ちゃんが、顔を引きつらせながら、コップを持って、飲み残しの水を一気に飲み干し、大きく溜息をついている。

「お爺ちゃん、電話の声が聞こえましたか。」

相変わらず不安そうな顔をしているお爺ちゃんに優しく聞いてみた。

こっくり頷いてクリクリさせた目で、ポツリと言ってきた。

「オレの名前が聞こえたようだったけど、それが何か迷惑だったのか。」

「お爺ちゃん、迷惑なことだったかどうかは判りませんが、ホテル現場の私の
部下が、ここに来ていることを知っているのは間違い有りません。」

「きっと、前原の息子が見ていたんだろう。」

「前原の息子って誰ですか。お爺ちゃんの相方ですか。」

「相方って何のことだ。」

「ううーん、愛し合っている人とか・・・。」

「そんな関係の男じゃない。建設反対のメンバーなんだが最近、言動がおかしな奴だ。」

「反対派で言動が可笑しいってことは、スパイですか。」

「そこまでは確認していないが、煮えきれないオトコだ。」

「そうですか、その話は後で聞かせて下さい。その前に電話を待たせていますから先に済ませます。話を合わせるために聞いていて下さい。」

「うん。」

田川お爺ちゃんは、肩に掛けていたバスタオルを立ち上がって腰に巻き椅子に座り直したが、再び立ち上がって新平の横の椅子に座って耳を新平に近付けて来た。

「ああ、俺だ。待たせたな、ここだと大丈夫だろう、聞こえるか。」

新平が電話してくるのを待っていたらしく、呼び出し音が一度鳴っただけで副主任が出た。

「今、田川さんの給湯ボイラーの調子を見に来ていたんだが、何か不都合なことでもあったのか。」

『そうでは無いんですが、ホテルのオーナーから直接電話が有って、あんたの会社の車が田川の家に行ってるそうだがって言われましたので。』

「どうして、そんな事をオーナーが知っているんだ。現場にでも来て打ち合わせでもやっているのか。」

『いいえ、オーナーは海外にいらっしゃるようですが、建築主任にきいてみたら田川って人はホテル建設反対派の旗頭らしいです。』

「建設反対派の旗頭は判ったけど、誰がそんな事をオーナーに知らせたんだ。それに、建設に関係した業者は反対派の家のメンテナンスしたら駄目だって言うのだろうか。」

『そこまでは言わないでしょうが、神経を尖らせている事は事実でしょう。』

「ふーん、そうだったのか。もし又電話があったら、地鎮祭の時お会いして給湯ボイラーの調子が悪いので見てくれって依頼されてたので訪問したんだが、そう言っててくれ、ここは一応修理が済んだので、暫らく調子を見て、そちらに廻るから。」

『あ、それは大丈夫です。建築主任にも、そう言っておきますから。』

「そうか、それでは、君のほうから話ししてやっててくれ。」

『はい、判りました。そう話ししておきます。』

「頼んだぞ、それと反対派のことも、それとなく聞いててくれ。」

『はい、お疲れ様。』

新平は、心配して考えていた事と違っていたので、体中の力が抜ける思いで、大きく溜息を付き食卓の椅子にドッカリと腰を落とした。

傍に心配そうにして座っている田川お爺ちゃんに気が付く。

顔を見合わせニッコリ笑って、身体を引き寄せ唇を付けに行き安心させる。

「あ、ああ、新平。現場の方は大丈夫だったのか。」

「はい、心配しただけ損をしました。お爺ちゃん、気にしないで、ゆっくり楽しみましょう。」

「それじゃ、向こうに行こうか。」

「はい、でも中の襖は閉めましょう。広過ぎて運動場みたいで落ち着きませんから。」

「あっはっはっ、運動場は良かったな。電気は点けてて良いのか。」

「ええ、明るくしてて結構ですよ。お爺ちゃんの最高の笑顔をしっかり見たいですからね。」

「おいおい、新平って見た目より助平なんだな、あはははっ。」

「そう助平なんです。でも、お爺ちゃんには負けていますけど。」

「なに、俺は普通だぞ。」

「それはどうでしょうね。ケツマンコしてて小便漏らすくらいですから。」

「それは言わないでくれ、恥ずかしいから。」

「あれ、恥ずかしい事も有るんですか。」

「そんな・・・。年寄りを苛めるな。」

「苛めるなんて、あっはっはっ、からかっただけです。」

田川お爺ちゃんは、水を入れたどんぶりに上下の歯を外して浸している。

「お爺ちゃん、入れ歯だったんですか。綺麗な歯をしていると思っていました、お洒落な銀の光モノまで入れているんですね。」

「ああ、丈夫な歯だったんだが、還暦過ぎたらガタガタになってしもうてな、一部を残すより、総入れ歯が面倒でないので、抜いてしまったんだ。」

唇の上の鼻の下に、縦ジワを見せてニコニコ笑っている。

すこし湿っていたバスタオルだったが、掛け布団を剥いで、敷布団に拡げ、そこに、素っ裸のお爺ちゃんを上向きで寝せてやる。

お爺ちゃんの右側に添い寝する形で横になり、身体を半分起こして覆い被さり顔を近づけて唇を合わせに行く。

相変わらず、痺れるようなお爺ちゃんの口付けに、萎んでいた新平のチンポが一気に勃起する。

ゴツゴツと腰に当たっている新平のチンポを探るようにして、お爺ちゃんが掴んでくる。

田川お爺ちゃんの耳を甘く咬んで首筋から乳首に舐めながら下がっていく。

「あ、ああ、お、おお、あ、あう、あう。」

お爺ちゃんが乳首に舌先が届くと同時に悶え始め、身体を反らせたり、ビクンビクンと痙攣させている。

お爺ちゃんのチンポは意識して通り過ぎ、金玉にしゃぶりついて、硬く引き締まった尻を軽く持ち上げ片手は菊座を探る。

「あ、ああ、お、おお、新平。あ、ああ、俺にもしゃぶらせてくれ、あ、ああ、おう、おう。」

構わず、会陰部の蟻の門渡りに舌先で舐めていく。

『あれっ。』

思わず、舌先の位置確認のため金玉の裏を舐めて見る。そこから蟻の門渡りに舌先を這わせるが先程と同じく、いきなり菊座の膨らみが感じられる。

話には聞いたことがあったが、肛門の位置が、極端に金玉と近すぎる。

双丘を撫で回し、尾骨の位置を確認する。これは、骨盤の下部中央にあり、腰椎の一番下にある。

その尾骨から金玉の付け根の中ほどに菊座があるのが普通だが、お爺ちゃんのは、股の真下より金玉側にある。

これだと、確かに向かい合わさって太腿の上に腰を落として新平のチンポを入れていて極端に腹が邪魔になったのだろう。

唾液を乗せた舌先を菊座の中央で押し付けていくと菊門に呑み込まれた感覚で舌を掴まれたようだった。

「あふ、あふ、あふ、あ、ああ、焦らさないで、早く、早く入れてくれ、あ、ああ、お、おお。」

上向きのお爺ちゃんに股を少し広げて膝の裏に手を入れ抱え込んでもらう。

準備していたオイルを菊座周囲に塗りつけていき菊座の膨らみの中央に中指を押し付ける。

中指は、簡単に吸い込まれていき第二関節までが入って行った。

続いて人差し指を沿わせて入れていくが、何となく柔らかすぎる肛門括約筋だと思った。

赤ん坊のお尻の穴も、こんな感じではないだろうか。先程、新平のチンポを絞め付けていた菊門の感じを受けない。

『ぷあぷあ』と表現したものか、いや『ぶよぶよ』だろうか、柔らかい肛門括約筋に驚く。

新平の竿にもオイルを塗って、数回扱いてから、先端を菊座に持っていき、一気に腰を押し付けていく。

ちょっとした抵抗はあったが、雁が入ってくびれた所で一旦休む。

「あ、ああ、い、いい、入ってくる。はぁ、はぁ、はぁ、あ、ああ、その方向で一気に突っ込んでくれ。」

「大丈夫ですか。」

「うん、上手いもんだ、痛く無い。あ、ああ、あ、ああ。」

お爺ちゃんの腰を掴んで引き寄せるように腰を押し付けていく。

「お、おお、い、いい、ずっと、ずっと、あ、ああ。」

新平のチンポを根元まで全部呑み込んでしまった。

あの柔らかい肛門括約筋が、真綿で締め付けるように優しく、強く締め付けを始めてくる。

新平が抽送を始めると、お爺ちゃんは、それに合わせて喘ぎ始める。

ぶらぶらさせているお爺ちゃんの足が、大きく揺れ、身体をくねらせ荒い息遣いが卑猥に聞こえる。

「あっふんふんあっふんふん、あっふんふん、あふ、あふ、あっふんふん、あ、あ、あっふんふん、あ、ああ。」

なんとも賑やかな喘ぎ声だ。それに合わせる様に新平も息が上がってくる。

お爺ちゃんの身体を横にして、足を交わし前に抱くようにして後ろに回る。

そのままで抽送したかったが無理があった。逆Tの字の形が楽に進められる。

これも極端にアナルの位置が金玉の裏側に近いためだろう。

色々と体位を代えて抽送していて、お爺ちゃんの喘ぎ声に不思議な時間の間が有るのに気付いた。

それに、後背からの攻めは、ちょっと無理がある。これも菊座の位置が関係しているようだ。

そう思いながらも、その他の体位は出来た。時々、存在を忘れるくらいに静かになっていることに気付く。

『失神?』

気付いたのは、何度目かに喘ぎ声が静かになった時、お爺ちゃんの直腸の動きまでもが緩慢にうごめいているようだ。

それに気付くまでに、不安があったが、半開きの口から涎を流し、視点が定まらないトロンとして天井を向いているお爺ちゃんを見ると、もっと気持ち良くさせてやりたくなって、ついつい激しく抽送していた。

2、30分くらい過ぎた頃、新平に変化が現れた。

先程までの気持ち良さが無くなり単に抜き差ししているチンポに感覚がなくなって来ている。

お爺ちゃんを見ると相変わらず、ダラダラと涎を流し虚ろな目つきのままだ。

チンポは硬く勃起していたままだったが、一休みしようとアナルから引き抜いた。

「お爺ちゃん、一休みしよう。」

声を掛けてみたが反応が無い。

近くに放り出しているお爺ちゃんが使っていたバスタオルを引き寄せ、臭いを拭き取ろうとチンポを簡単に撫でるように拭いて天井向いて寝転んだ。

荒い息が静まって大きく深呼吸をする。

お爺ちゃんを見たが意識が無いのか、先程、正上位で終わっていたので、足を投げ出し、両手を広げたまま上向きで横たわっている。

新平は、悪戯心もあって、おさまらない勃起したチンポを扱きながら、膝歩きしてお爺ちゃんに近付いていく。

躊躇しながらも、新平は、お爺ちゃんの顔の傍まで行って鼻先に臭いが残るチンポを持って行く。

お爺ちゃんの鼻の下にチンポを置きペタペタと打ち付けてみる。

数回やってみて、お爺ちゃんが気が付かなかったので止めようと思ったとき、トロンとしていた目がギョロッと見開き新平の顔をマジマジと見つめてきた。

「あ、ごめん、ごめん。冗談だよ、気が付いて良かったね。」

慌ててチンポを引っ込めようとしている新平の手を掴んで、半身を起こし、汚れたチンポを咥えてしまった。

「わ、止めて・・・、お爺ちゃん。あ、ああ、冗談だから。」

必死に逃れようとする新平の腰に手を回し、軽々と引き倒され、お爺ちゃんの顔の上に跨ってしまった。

「ね、ねね、お爺ちゃん。それって、あ、ああ、汚いから、あ、ああ。」

お爺ちゃんは、新平のチンポを根元まで咥え、舌で舐め回してくる。

「あ、ああ、お願いだから、お爺ちゃん。あ、ああ、それって・・・。」

凄い力で、新平の身体を反転させ、お爺ちゃんが上になり、入れ歯を外した大きな口でスッポリとチンポを咥えたまま無言で舐めまわす。

「あ、ああ、お爺ちゃん。そ、それ以上やられたら、あ、ああ。」

新平の威きり立った竿は、見る見るお爺ちゃんの微妙な動きをする舌で綺麗に舐め上げられていく。

「わ、お爺ちゃん。そのままだと、あ、ああ、い、い、いく、いく、出るよ、出る、出る、あ、ああ。」

新平が噴出する精液を、お爺ちゃんは喉奥で受け止め、そのまま美味そうに音を立てて飲み込んでいる。

落ち着きを取り戻したお爺ちゃんが、先程新平がチンポを拭いたバスタオルで口と舌を拭って新平に抱きついてくる。

それを優しく受け止め身体を重ねて唇を付けに行く。

お爺ちゃんって、ちょっと『M』だったのかもしれない。

それにしても驚いた。

これ以上は新平には出来ないと思うが、黙々と新平の汚れた竿を舐め上げているお爺ちゃんの姿を思い出し、愛おしくさえ思えてきた。

田川お爺ちゃん特製の魚肉入りチャーハンに、新平が作った卵スープで昼食を済ませる。

海釣り公園の勤務が無い時は、遊漁船の船長をやっているらしく次回のデートは、自前のボ-トでクルージングしようと約束して別れた。

(4)

何日振りだろう、善吉お爺ちゃんが、奥さんが友達と外食しに出掛ける予定だからと電話が有った。

それで、一緒に夕食しようと準備をして待っていてくれた。

「新平。さっきからワシの顔ばかり見ているが、何か付いているのか。」

「え、そうでしたか、だったら可愛いなぁって思って見ていたんでしょう。」

「お前、バカか。年寄りをからかうんじゃない。ところで、このクロの煮付けの感想は、どうなんだ。」

「うん、美味いです。長ネギが沢山入れてあるんですね。この長ネギの甘味がクロ独特の臭味を上手いこと隠していますね。」

「そうか、長ネギは、今年は雨が少なかったので、今ちょっと高値なんだが、どうしてもクロの臭味を消したかったので、たっぷり入れてみたんだ。」

「さすが料理人お爺ちゃんですね。このクロは、先日貰っていたのを冷凍していたんでしたね。」

「うん、肉厚で美味そうだったから冷凍していたんだ。まだ残っているからな、塩焼しても良いだろうが、やっぱり煮つけが美味いな。」

「はい、こんな味付けは、なかなか出来ませんから助かります。」

「なに、簡単だ。新平も自分好みの味付けを勉強しないと駄目だぞ。」

「はい、どうしても一人分だと惣菜屋で買ったほうが安上がりで手間も掛からないので、ついつい自分で煮付けたりしないんです。」

「それだから味音痴になってしまうんだ。手間隙掛けてやらんとな。」

「努力してみます。」

「おお、素直だな。」

善吉お爺ちゃんと向かい合って食事していたが、どうしても一昨日の田川お爺ちゃんの顔とダブって見えてくる。

もし、善吉お爺ちゃんが、新平の汚れたチンポを舐めたいと言ってきたらどうしよう。

新平としては、きっと断わるとは思うが、いざその時の勢いで舐めさせてしまうかもしれない。

そんな事を考えていて、お爺ちゃんの顔を見つめていたのだろう。申し訳ないことだ。

「いつまで食っているんだ。さっさと食って洗い物を済まさないと婆さんが帰宅するからな。」

「奥さんは、お友達とは食事にだけに出かけられたのですか。」

「なんとか言ってたな、北島三郎の舞台だったかな、友達に誘われてタダで見られるとか嬉しそうだった。」

「ああ、あれですか。芝居座で一ヶ月公演とか聞いていましたが、あれって即前売り券が売り切れるそうですよ。良く手に入ったんですね。」

「ああ、仲間内に手配できるのがいるんだろう。毎年欠かさずペンライト持参で行っているようだ。ワシ達も偶に聞くのも良いとおもうが、でもペンライトはごめんだな。」

「そうですよね、先日も沖縄歌謡コンサートってのをビギンがやってて会社の連中と聞きに行きましたが、スタンディングとか言われると遠慮したくなります。歳なんでしょうか。」

「あっはっはっはっ、新平に歳だと言われると恥ずかしくなるな。」

「そんなコトは無いでしょう。女は周囲に迎合出来る細胞を持っているんでしょう。」

「ああ、言える。あいつらには我々と異質の細胞が埋め込まれているんだ。」

「へんな話しになってきましたね。」

「そうだな、えっと、食器の洗物は全部済んだな。風呂に入ろうか。」

「嬉しいですね、ここで一緒に入って良いんですか。」

「うん、期待していたんだ。新平に久し振りに背中を流してもらいたかったからな。」

「はいはい、背中の皮、数枚削ぎ落とすくらい擦ってあげますから。」

シャワーを掛け合い、抱き合い、唇を重ね浴槽に浸かる。

「ああ、良い湯だ、新平とこうして湯に浸かる時が一番幸せなんだ。」

「そうですか、チンポしゃぶってもらう時よりですか。」

「ああ、それは又別の話しだ。」

新平を浴槽の中で立たせ、腰に腕を回し、ビクビクと逃げ惑うように踊っているチンポを半開きの口で追いかけ舌先で捕まえられる。

上達した善吉お爺ちゃんの尺八は、先日の田川お爺ちゃんとは一味違うが、新平が喜ぶ尿道口に舌先を入れ込むように突いてくる。

竿の裏から金玉に下がり、玉を一つづつ丁寧にコリコリ咬んでくる。

「うふふ、うふふ、お爺ちゃん、腕上げてしまったね。それだけでいきそうです。あ、ああ、交代しましょう。」

「うん、ワシはどうでも良いんだが、あ、あ、あう、あう。」

遠慮がちに、立ち上がって新平の顔の前に半勃起状態で、ちょっと染みが付いたような可愛いチンポを突き出してくる。

それでも、新平の頭を捕まえて腰を前後させ、新平の口いっぱいに短いが太いチンポを抜き差ししてくる。

「ああ、良いよなぁ、男同士でしか出来ないことだよな、あ、ああ。」

半開きの口を天井に向け、ご機嫌なお爺ちゃんの息遣いに興奮が増していく。

「あう、あう、新平。あう、あう、気持ち良い、あ、ああ。」

「湯のぼせしますから、後は、お預けで背中流しましょう。」

「うん。」

お爺ちゃんを、洗い場の小さな椅子に座らせて背中を擦っていく。

心得ているお爺ちゃんは、椅子に深く座っている。

こうして座ってもらうと、尻を持ち上げてもらわなくても、指に石鹸をつけて容易に肛門に滑り込ませることが出来る。

「あ、ああ、新平。気持ち良いなぁ、あ、ああ、うん、うん、痛く無い、あ、ああ。」

中指の第二関節までを滑り込ませ、指を曲げてグリグリと半回転を繰り返してやる。

背中に湯を流し、此方ら向きに座ってもらい、頭から洗い出す。

立ち上がっている新平のちょっと萎んだチンポが、お爺ちゃんの目の前でブラブラしている。

それを、お爺ちゃんが両手に取って石鹸を付けたヌルヌルした手で金玉と一緒にモミモミしてくれる。

新平も、期待した上でのことだが、これらも全て、阿吽の呼吸で共同作業を進めて行くようになっている。

「あ、ああ、お爺ちゃん、そんなに擦ったら、あ、ああ、い、いっちゃう、あ、ああ、ね、ねね、あ、いっちゃう。」

洗髪してやっていた手で、お爺ちゃんの頭を掴んで足を踏ん張り、あの痺れるような感覚を待ってしまう。

「お、それは困る。ちょっと待ってくれ。」

善吉お爺ちゃんは、頭にシャンプーの泡を乗せたままシャワーカランを取り、新平の股間に湯を掛けてシャンプーを洗い流す。

『パクッ!』

新平の股間のシャンプーが洗い流されたのを確認すると口に咥えて尺八を開始する。

「わ、わわ、お爺ちゃん。ここで抜くんですか、あ、ああ、お、いい。」

お爺ちゃんの頭を掴んで腰を前後させ、太腿の内側の痺れを楽しみ、少しでも長い間の快感が持続するよう射精を我慢するが、そうそうは出来ないもので、金玉が絞まり竿の尿道を押し広げながら爆発してしまった。

「あ、ああ、いっちゃった・・・。」

『ドックン、ドックン』

音を立てるような勢いで、新平の精液が、お爺ちゃんの口の中いっぱいに噴出してしまった。

「あ、ああ、お爺ちゃん。」

射精した後も、善吉お爺ちゃんは、新平のチンポを口から離そうとしない。じっと、咥えたままで時々舌先で尿道口をチロチロ舐めている。

「ふっあふっあ、ふっあ、お爺ちゃん、あふ、あふ・・・。」

新平のチンポから口を離したお爺ちゃんが、立ち上がって、悪戯っぽくニヤッと笑って唇を合わせにきた。

しっかり抱き締め後頭部から背中をゆっくり擦ってやりながら舌を絡ませていく。

空いた手でお爺ちゃんのチンポを掴んでモミモミするが、あまり反応が無い。

「あ、ああ、気持ちよい。うん、うん、ワシは今日は無理だ。」

「え、無理って、どうしてですか。」

「あっはっはっ、内緒だよ。」

「なんです内緒だなんて、ずるいですよ。」

「今朝、唐突に朝立ちしていたんでな、気持ち良くセンズリ掻いたんだ。」

「わぁ、朝立ちでしたか、おめでとう。」

「そんな、おめでとうだなんて・・・。」

顔を赤らめているお爺ちゃんを一層強く抱き締めてディープキッスした後、身体を拭いてやって風呂を出た。

「おい、新平。早く出て来い、携帯電話が鳴っているぞ。」

先に善吉お爺ちゃんを出し、脱衣場で洗濯機に洗剤を入れているときに呼ばれ裸のままバスタオルを腰に巻いて居間に行く。

「え、電話切れたんですか。」

「ああ、そうだな、長いこと呼び出していたようだったから。」

「そう、今頃誰だろう、八時過ぎているけど、どうせ現場のトラブルでしょうから明日の朝で良いでしょう。」

着信履歴も確認しないで、寝室に入りパジャマを取りに行く。

「ありゃ、新平だけ着替えるのか。アンダーシャツだけでも貸してくれ。褌は履かなくてもズボンだけ履いて帰れるけど、シャツくらいは着ていないと誰に見られるか判らないからな。」

「そうでしたね、今日は着替え持って来ていなかったのですか。しょうがないな、洗濯して返して下さいよ。」

「ああ、汗だくのくっさーいシャツ返してやるから、あっはっはっ。」

「それも良いかも、一晩布団の中で臭い嗅いでシャツと一緒に寝ましょう。」

「そうそう、新平は変態だからな。あっはっはっはっ。では、ボチボチ婆さんが帰宅するだろうから帰る。」

「どうも、ご馳走様でした。またお願いします。」

「うん。」

お爺ちゃんは勝手口に下りたままで勝手口のドアーを空けようとしない。

「あ、お爺ちゃん。お休みのキッス忘れていますよ。」

お爺ちゃんが、忘れていたように新平が近付いて行って口を付けに行く。

「ああ、新平。お休み。」

「うん、美味しかったよ、またお願いしますね。」

「嫌だね。自分のことは自分でしてもらいたいね、あはははっ。」

「そんな意地悪言わないで、お願いします。」

上機嫌のお爺ちゃんを送り出し、新聞と携帯電話を持って寝室に入る。

携帯電話の着信履歴を見ると、田川お爺ちゃんからだった。

「上野です。今晩は、電話もらっていましたが、風呂に入っていたので気が付きませんでした。」

「ああ、今晩は、夜分に済まなかったな。何時でも良かったんだが、年寄りは気が短いから迷惑掛けるなぁ。」

「そんなコトは有りませんよ。何時でも電話してください。一人暮らしですから迷惑掛けるのも居ませんので。それで御用は。」

「うん、告げ口したのは、やっぱり前原の息子だった。」

「そんなことわざわざ確認したんですか。」

「そんなことじゃ無いんだろ。仕事に差し障るんだろ。」

「まあ、オーナーにわざわざ電話した意味が判りませんけど、支障来すほどの事ではありませんから、お爺ちゃん心配しないで下さい。」

「そうか、気になっていたんでな、早く知らせたかったんだ。」

「有難う御座います。現場の方は大丈夫ですから、それより田川お爺ちゃんの方に迷惑掛けたのではないでしょうか。」

「うん、土地売買のことで、建設反対者が二つに割れた形になってな、どうせ要らんこと吹き込まれたからだろうな。」

「割れてしまったんですか、それで監視されていたんですか。」

「そこまでは判らないんだけど、オーナーに点数稼げるとでもおもったんだろうな。姑息なガキだよ。」

「ご心配ですね、またゆっくり聞かせてもらいます。」

「うん、迷惑掛けたな。それで土曜日のクルージングは予定通りだから良いだろうな。」

「はい、宜しくお願いします。あまり船には強くないんですが。」

「あっはっはっ、大丈夫だ、来週くらいまでは海も静かだろうから。」

「そうですか、それでは、お休みなさい。」

「うん、お休み。風邪引かないようにな。」

「はい、有難う御座います。お爺ちゃん。」

「何だ。」

「こっそり、せんずり掻いたりしたら駄目ですよ。」

「うん、土曜日までたっぷり溜めておく、約束できないかも。あっはっ。」

「駄目ですよ、楽しみにしているんですから。」

「ああ、判った、じゃお休み。」

あの温和そうな顔の田川お爺ちゃんが、ホテル建設反対の旗頭だなんて考え難いことだが何かがありそうな予感がする。

(つづく)

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上野新平シリーズ(第66話):海釣り公園のお爺ちゃん(2) By源次郎 への1件のフィードバック

  1. にしさと ひさとし より:

    あけましておめでとうございます☆ 
    男性同士のSEX~ブログ楽しみにしています。 
    長い文章を創作するのは大変だと思います☆ 
    これからも宜しくお願いします。

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